できれば言い争いは避けたい。けれど、会社で同僚と意見の食い違いから口論になることもあるでしょう。職場でなくても、家庭でパートナーと些細なことで喧嘩になってしまった、という経験をもつ人もいるはず。口論をヒートアップさせず丸く収める方法についての、有名司会者オプラ・ウィンフリーのアドバイスがあります。
口論を収める問いかけ
そうした状況に対処するためのさまざまなテクニックについては山ほど読んできたつもりですが、先日、すばらしいアドバイスを耳にしました。それは、「口論から何を求めているのかを相手に尋ねる」ということ。
もともとはトーク番組の司会者オプラ・ウィンフリーの助言だそうです。
「Lifehacker[日本版]」より引用
怒っている相手は、口論の最中にそもそもなぜ怒っていたのかを忘れ、単に怒りがエスカレートしている状態になっているかもしれません。怒りをなだめるコツは、まず「相手が何を得ようとしているのかを、穏やかに敬意を持って尋ねる」こと。
相手に尋ねることによって、問題の根っこに少しだけ早くたどり着けて、壮大なバトルを繰り広げる必要がなくなるかもしれないのです。少なくとも、あなたは相手の考えに耳を傾けようとしていますし、実はそうしなかったことがそもそもの原因だったという場合もよくあります。
「Lifehacker[日本版]」より引用
相手の怒りの原因が分かったら、話し合いをはじめるとよいでしょう。
相手の話を聞いていることを伝える
とはいえ、すぐには答えの出ない問題もあります。そんなときは「あなたの話をきちんと聞いている」と伝えるだけでも良いのだとか。
相手の考えを聞き、理解していると認めるだけで、争いを終わらせる(もしくは少なくとも、その件について生産的な対話を始める)には十分なこともあります。相手の話をちゃんと聞くだけで、友情や結婚生活や仕事関係が保たれることも少なくないのです。
「Lifehacker[日本版]」より引用
つまりは、傾聴力を磨くということ。もし誰かと言い争いになってしまったら、まずは相手の言い分を聞いてみるのが大人の対応といえそうです。
photo by Gettyimages
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