更新日：令和6年3月8日
担当：農林水産省

調査結果の概要

1. 飼料作物計
全国の飼料作物計の作付（栽培）面積は101万8,000haで、前年産に比べ8,000ha（1％）減少した。

2. 牧草
全国の牧草の作付（栽培）面積は70万5,200haで、前年産に比べ6,200ha（1％）減少した。
収穫量は2,395万1,000tとなった。

3. 青刈りとうもろこし
全国の青刈りとうもろこしの作付面積は9万7,200haで、前年産に比べ900ha（1％）増加した。
収穫量は493万9,000tとなった。

4. ソルゴー
全国のソルゴーの作付面積は1万1,700haで、前年産に比べ300ha（2％）減少した。
収穫量は48万8,900tとなった。

5. えん麦（緑肥用）
全国のえん麦（緑肥用）の作付面積は3万6,000haで、前年産に比べ8,000ha（18％）減少した。

注釈

• 「飼料作物計」とは、牧草、青刈りとうもろこし、ソルゴーのほか、その他飼料作物（飼料用米等）を含めた合計である。
  なお、本調査の収穫量調査は、牧草、青刈りとうもろこし及びソルゴーを対象に調査を実施している。
• 作付（栽培）面積については、全ての都道府県を含む合計値である。収穫量については、令和6年能登半島地震により推計に必要な調査票の回収ができなかった石川県を除いた各都道府県の合計値である。また、10a当たり収量については、石川県を除いた作付（栽培）面積及び収穫量の値で算出した結果である。

累年データ

調査結果

1. 飼料作物計
全国の作付（栽培）面積は101万8,000haで、前年産に比べ8,000ha（1％）減少した。

2. 牧草
（1）作付（栽培）面積
全国の作付（栽培）面積は70万5,200haで、前年産に比べ6,200ha（1％）減少した。

（2）10a当たり収量
全国の10a当たり収量は3,400kgとなった。

（3）収穫量
全国の収穫量は2,395万1,000tとなった。
なお、都道府県別の収穫量割合は、北海道が全国の約7割を占めている。

3. 青刈りとうもろこし
（1）作付面積
全国の作付面積は9万7,200haで、前年産に比べ900ha（1％）増加した。

（2）10a当たり収量
全国の10a当たり収量は5,090kgとなった。

（3）収穫量
全国の収穫量は493万9,000tとなった。
なお、都道府県別の収穫量割合は、北海道が全国の約7割を占めている。

4. ソルゴー
（1）作付面積
全国の作付面積は1万1,700haで、前年産に比べ300ha（2％）減少した。
これは、他作物への転換等があったためである。

（2）10a当たり収量
全国の10a当たり収量は4,250kgとなった。

（3）収穫量
全国の収穫量は48万8,900tとなった。
なお、都道府県別の収穫量割合は、宮崎県が23％、長崎県が17％、鹿児島県が13％、大分県及び熊本県が7％となっており、この5県で全国の約7割を占めている。

5. えん麦（緑肥用）
全国のえん麦（緑肥用）の作付面積は3万6,000haで、前年産に比べ8,000ha（18％）減少した。
このうち、主産地である北海道の作付面積は3万3,900haで、他作物への転換等により、7,900ha（19％）減少した。

統計表〔Excel：e-Stat〕

調査の概要（面積調査/作況調査（水陸稲、麦類、大豆、そば、かんしょ、飼料作物、工芸農作物））

調査結果の主な利活用

• 食料・農業・農村基本計画における生産努力目標の策定及び達成状況の検証のための資料
• 飼料作物に関する生産振興に資する各種事業（強い農業・担い手づくり総合支援交付金等）の推進のための資料
• 飼料需給安定法（昭和27年法律第356号）に基づく飼料需給計画の策定（国内の飼料の供給量の把握）のための資料