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セイノーHD/メール便配送業「日祐」の全株式取得、ネットワーク強化

2024年04月01日/3PL・物流企業

セイノーホールディングス(HD)は4月1日、神奈川のメール便配送業社「日祐」の全株式を取得することで合意したと発表した。同日よりセイノーグループとなった。

<日祐をグループ化>
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日祐は、横浜市内に本社を構え、神奈川県下を配送エリアに持つ。関連事業としてカタログ制作・DTP・印刷・情報処理・メーリング加工・配達・コールセンターも自社内で一括受託する環境を整え、企業の紙媒体における広告宣伝活動を支える会社として成長してきた。

セイノーHDは、環境問題や人手不足などの中長期的な課題に加え、喫緊の課題である2024年問題を見据え、「ロードマップ2028」を策定。「オープン・パブリック・プラットフォーム(O.P.P)」の概念のもと、様々なパートナーとの連携強化によりGreen物流の共創を目指す「Team Green Logistics」に取り組んでいる。

特にラストワンマイル領域においては、買い物弱者対策や第2の宅配クライシス等の社会課題解決と業界の効率化、環境への貢献を目的に、多様な運び方を提供する「オープン型ラストワンマイル配送プラットフォーム(O.L.P)」の構築を積極的に進めている。

グループ会社の地区宅便は、東京都・埼玉県・千葉県を自社配布エリアとしてメール便・ポスティング業務を提供しており、今回、神奈川県下の配布業務に強みを持つ日祐がグループ傘下に入ることで、首都圏の配布ネットワーク強化を進めていく考えだ。

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