関西では希少、神戸・六甲山で「ニッコウキスゲ」が見頃

2023.7.13 07:30

関西で大群落を観るのは非常に珍しいとされる「ニッコウキスゲ」

(写真2枚)

関西で大群落を観るのは非常に珍しいとされる「ニッコウキスゲ」が「六甲高山植物園」(神戸市灘区)で見頃を迎えた。約2000株が咲き誇る様子を7月下旬頃まで楽しめる。

「夏を呼ぶ高原の花」として知られる「ニッコウキスゲ」。本来、北海道や中部以北の湿り気のある草原に生える多年草で、ラッパ状に開く黄色い花弁が特徴。関西地域以西には自生地がないため、一面に広がる様子を観られるのは非常に珍しいという。花は1日花で、朝開いて夕方には閉じてしまうが、1本の茎にたくさんの蕾をつけるため、比較的長い期間観賞できる。

同園は現在放送中の朝ドラ「らんまん」(NHK)主人公のモデルでもある牧野富太郎博士の指導を受けて開園した植物園でもあり、園内では彼の足跡をたどる企画展などを開催している。「ニッコウキスゲ」をはじめとする花々とともに植物の魅力に浸れそうだ。

冬場は休園するため、2023年の開園期間は11月23日まで。開園時間は朝10時〜夕方5時(受付終了は夕方4時30分)。入園料は大人900円ほか。

「六甲高山植物園」

開園期間:〜2023年11月23日(木)
時間:10:00〜17:00(16:30受付終了)※8月11日(金)〜15日(火)は9:00開園
住所:神戸市灘区六甲山町一ヶ谷1-32
入園料:大人(中学生以上)900円、小人(4歳~小学生)450円

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