SNSのフェイクニュースやデマ Z世代の9割が気にする

SNSのフェイクニュースやデマ Z世代の9割が気にする
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 中高生を中心とした25歳以下の「Z世代」の9割がSNSでの情報について、フェイクニュースやデマかどうかを気にしていることが12月1日、学習管理アプリ「Studyplus」を提供するスタディプラスの調査で明らかとなった。フェイクニュースやデマを見極めるために、「他の人の投稿やメディアの記事を調べる」「投稿者の引用元」などのファクトチェックを行っていた。

 調査は9月16~22日に、「Studyplus」のユーザーを対象に実施。3494人が回答し、そのうちいわゆる「Z世代」に相当する12~25歳は2708人(中学生773人、高校生1362人、大学生・社会人等573人)だった。

 SNS上で一度信じた情報が、実はフェイクニュースやデマだった経験が「ある」と答えた割合は、Z世代では63.3%で、26歳以上の世代と比べて4.9ポイント高かった。そのうち、中学生は54.2%、高校生は65.3%で、Z世代の中でも校種が上がるごとに割合が増えていった。

 また、SNSで情報に触れる際に、フェイクニュースやデマであるかを「気にする」と答えたZ世代の割合は89.0%で、26歳以上の世代と比べて3.1ポイント高かった。具体的に何を見てフェイクニュースやデマかどうかを判断しているかを複数回答で尋ねると、「他の人の投稿やメディアの記事を調べる」や「投稿者の引用元」といったファクトチェックはZ世代でも、26歳以上の世代でもよく行われており、Z世代はさらに「投稿へのコメント内容」や「投稿者のフォロワー数」「投稿へのいいね数・コメント数」を気にする傾向にあった(=グラフ)。

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