フェスティバルホール

2013.05.30
劇場・コンサートホール
肘開閉式
肘開閉式

施設説明

フェスティバルホールが、約4年の月日を経て大阪・中之島フェスティバルタワー内によみがえりました! 4月10日の新生・フェスティバルホールの幕開けは、イタリアから来日したフェニーチェ歌劇場による ガラ・コンサート。満員の客席からは大きな拍手が沸きあがり、ホールの新たな歴史の一歩を祝いました。

フェスティバルホールの誕生は、高度経済成長期であった1958年。 芸術性の高い演奏会を開催するに ふさわしいホールがなかった当時の日本にとって、実に華々しい出来事でした。オープン以来、数々の海外主要オーケストラを始め、オペラやバレエ、ポピュラーミュージックから日本伝統芸能まであらゆるジャンルの公演を行ったフェスティバルホール。中之島再開発に伴う建て替え工事までの50年間、大阪の街から文化を発信し続けました。中之島フェスティバルタワーの中に生まれ変わったフェスティバルホールは、「天井から音が降り注ぐ」と称された音響特性や2,700人を収容するスケールはそのままに、伝統を受け継ぎながら確実な進化を実現しました。

旧ホールから受け継がれた信楽焼きの「牧神、音楽を楽しむの図」のレリーフも新たに制作され、フェスティバルタワーの外壁に再現されました。5階のメーンホワイエに広がる のは、3層吹き抜け構造で、星空をイメージさせるシャンデリアが印象的な空間。内壁は重厚さをより継承できるようにレンガ積みとなっています。

総席数2,000席(オーケストラピット内176席、1階:1,544席<BOX席81席含む>、2階:564席、3階:560席、バルコニーBOX:32席)。全席をコトブキシーティングにて納入しました。座席の幅及び前後の間隔も、旧ホールより広くなり、至高の音楽を楽しむための、ゆったりとした空間ができ上がりました。

居室データ

所在地
530-0005 大阪府大阪市北区中之島2-3-18 地図
施主
朝日新聞社
設計
日建設計
オープン
2013年4月
席数
2,700
関連リンク
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