長谷川元吉、草思社、平成14年
カバー B6 221P /(刊行案内)中国・満州における親父の行動はどこか奇っ怪で、あまりにも「訳ありのあやしい奴」。初めは関東軍のために働く満鉄の調査部員、次には理想に燃える協和会事務長、やがて共産主義者と思われるようになり、一転、北方国境の警備を務める一兵卒に…。その結果、実はソビエトの(あるいは日本の)スパイだったのでは?などと息子の前には疑問符が山と積まれて遺された。しかし、幼かった弟の衝撃的な死に様の記憶を糸口に、疑問の解明にのりだした著者はいつしか運命に導かれるようにして、作家・長谷川四郎の内面の秘密にたどりつく。従軍とシベリア抑留体験をもとに味わい深い佳篇を著した作家のミステリアスな内奥に迫る。
◆大型連休は暦通り、日曜・祝日休業となります。
◆返信・在庫確認・発送に時間がかかる場合がございますので、お急ぎの方はご遠慮ください。
◆店頭に無い場合がございますので、来店購入をご希望の場合は必ず事前にメールにてお問い合わせください。
◆店舗販売もしておりますので品切の場合もございます。
◆梱包時3㎝以下:レターパックライト(日本郵便/原則ポスト投函)370円/梱包時3㎝以上:レターパックプラス(日本郵便/配達手渡し)520円/他 ゆうパック利用