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ブラインドタッチを効率的に身につける3つのステップ

こんにちは、小舟(こぶね)です。

Webライターの報酬は基本的に文字数で決まります。そのため、速く文章を書くことは報酬アップに直結します。単純に考えて、執筆速度を2分の1、3分の1にできれば、時給は2倍、3倍になります。

単価交渉するのも報酬を上げてもらう方法の1つですが、クライアント次第なので、確実に上がるとは限りません。しかし、執筆速度が上がれば確実に時間あたり報酬は上がります。

今回は、執筆速度を上げる方法として、ブラインドタッチについてお伝えします。

ブラインドタッチとは?

ブラインドタッチとは、画面を見たままタイピングすることです。手元を見ずに、画面だけ見てタカタカ打っている人を見たことありますよね。あれがブラインドタッチです。

ブラインドタッチに慣れるまでは、「見ながら打った方が速い!」と感じる人が多いでしょう。でもブラインドタッチを一度身につければ、「なんて楽に打てるんだ…」と感動するはずです。

ブラインドタッチの2つのメリット

ブラインドタッチのメリットは主に2つです。

1.執筆速度が上がる。

2.書きながら文章の見直しができる。

画面とキーボードの間で視線を行き来させたり、文字がどこにあるか探しながら打ったりするのは効率的ではありません。ブラインドタッチを身につければ、執筆速度は信じられないほど上がります。

また、打つと同時に画面上の文字を確認できるので、あとから読み返す必要がありません。誤字脱字はリアルタイムでチェックできます。

ちなみに、タイピングテストなどをした結果、私の今のタイピングスピードは1秒4文字です。日本語で4文字なので、打鍵数でいうと8打鍵です。

正直、上には上がいるそこそこなタイピングスピードですが、ブラインドタッチを身につける前の方からすると、速く感じられるのではないでしょうか。

ホームポジションとは?

画面を見ずにタイピングできる理由は、ホームポジションが決まっているからです。ホームポジションとは、全世界共通の、最も速く正確にタイピングできる「指の配置」のことです。

赤…人差し指 青…中指 緑…薬指 黄…小指 スペースは親指

左手の人差し指を「F」、右手の人差し指を「J」に置いた状態で、指を伸ばしてタイピングします。「F」と「J」には小さな突起があるので、それを頼りにするとわかりやすいです。

最初は「自分はこの文字はこっちの指で打った方が速い」と感じるかもしれません。私も「Yは左手で打ちたい」とか思ってた時期がありました^^;

でも結局、ホームポジションが一番効率的だという結論に達しました。世界的にも研究し尽くされているはずなので、騙されたと思って1回ホームポジション通りに素直にやってみることをおすすめします。

ブラインドタッチを身につける3つのステップ

続いて、小舟流のブラインドタッチを身につける方法をお伝えします。

タイピング練習などもありますが、結局は文字を打つことに変わりはないので、実地で身につけた方が効率的だと私は思っています。ライティング案件に取り組みつつ、同時並行でブラインドタッチを身につけましょう。

数字は最初は難しいので、除外してもOKです。まずはアルファベットを正確に覚えましょう。

ステップ1.配置を知る

まずはキーボードを見ながらでいいので、ホームポジション通りに打ってみてください。最初はとにかく時間がかかると思いますが、しばらくすれば慣れるのでがまんです。

苦手な配置は暗記しましょう。私は「Y」と「、」で苦労しました。なので「Yは右手」「、は右中指」など、散歩中や歯磨き中などにふと思い返して復習するようにしました。

ステップ2.配置を指に覚えさせる

ホームポジションを頭で覚えたら、次は指に覚え込ませます。具体的には、基本は画面を見つつ、わからない時だけ手元をチラ見するようにします。

とはいえ、最初は1文字ずつ手元を確認することになるでしょう。それでも、1文字打ったら必ず画面に目を戻すようにしてください。

めちゃくちゃめんどくさいですが、めちゃくちゃめんどくさいからこそ、指ががんばって覚えてくれます。何かを身につける時、身につけなければめんどくさい状況をあえて作り出すと効率的です。

電車の中や布団に入ってからなど、簡単な単語を指先で打ってみるのもおすすめです。人目があるとちょっと恥ずかしいですが、まあ「ピアノの練習してるのかな」ぐらいに思ってくれるでしょう(笑)

このステップにそこまで時間をかける必要はないので、ある程度指が配置を覚えたら、早めにステップ3.に移ってください。

ステップ3.正確に速く打つ

ここでは、「意地でもキーボードを見ないで打つ」方法がおすすめです。

最初はタイプミスがひどいと思いますが、その度に打ち直すのがめんどくさいので、どんどん指が成長します。ミスすればするほど、遠くて打ちにくいバックスペースキーも、正確に打てるようになります。

ステップ1.や2.では、正直スピードが上がった実感はないと思いますが、ステップ3.では少しずつスピードアップを実感できるはずです。やればやるほど速くなるので、楽しみながらやってみてください。

ブラインドタッチは報酬アップの近道

すごく余談ですが、ブラインドタッチを身につけてから「ピアニストみたい」「指が踊ってるみたい」と言われて、ちょっとうれしかった記憶があります。

「速く打てるとかっこいい!」と思うことも、モチベーションアップにつながると思うので、心が折れそうな時はバリバリ仕事してる自分の姿を思い浮かべてみてください。

話は逸れましたが、Webライターにとって、効率化は報酬アップに直結します。

ブラインドタッチで執筆速度が上がることで、「1時間1000円」「1時間5000円」「1時間1万円」と、面白いほど時間あたり報酬が上がっていきます。

「1時間1万円」になれば、平日に1日1時間働くだけで、1ヵ月で20万円稼げます。

もちろん、スキルアップや単価交渉も並行して行う必要がありますが、ブラインドタッチは最も簡単に報酬アップできる方法だと思うので、ぜひ試してみてください。

 

単価交渉については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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スキルアップについては、こちらも参考にしてみてください。

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