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「カムカムエヴリバディ」に出演する濱田マリ(NHK提供)
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「カムカムエヴリバディ」に出演する濱田マリ(NHK提供)

 ラジオ英語講座と歩む3世代のヒロインが登場するNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(11月1日開始)で、2代目のヒロインの雉真るい(深津絵里)が活躍する大阪編に、神戸市須磨区出身の濱田マリが出演する。濱田は夫と共に道頓堀でクリーニング店を営み、住み込みで働くるいを娘のようにかわいがり、愛情を注ぐ重要な役どころだ。

 濱田は1968年生まれ。92年、バンド「モダンチョキチョキズ」のボーカルでデビュー。映画、ドラマ、舞台と幅広く活躍する。連続テレビ小説は過去に、「マッサン」(2014年~15年)でヒロイン・エリーの親友のキャサリンを好演した。15年、神戸新聞で「随想」を執筆している。

 「カムカム-」は1925年、日本でラジオ放送が始まった日に岡山の和菓子屋に生まれた安子(上白石萌音)が初代ヒロイン。結婚後、さまざまな試練が降りかかるが、いつもラジオ英語講座が支えてくれた。安子の娘で、二代目ヒロイン・るいの物語は62年の大阪を舞台にスタート。18歳で故郷を飛び出し、竹村クリーニング店に住み込み、店の看板娘になる。

 竹村クリーニング店を営むのが竹村平助(村田雄浩)と妻の和子(濱田)。2人のやり取りはまるで夫婦漫才だ。濱田は俳優になる前、実家の父が営むクリーニング店で働いた経験がある。店では朝から晩までラジオが流れ、「パーソナリティーの声が仕事のリズムを作ってくれた」と、ラジオへの愛着も強い。

 「父から働くことの楽しさ、商売人として大切なことをたくさん教わった」と濱田。「台本のせりふにクリーニング屋の“あるある”を見付けて、ニヤニヤ、ワクワクしている」という。「故郷を離れ、新しい人生を始めるるいちゃんを温かく見守る竹村夫妻を、大好きな村田さんと明るく楽しく演じたい」と抱負。

 他にオダギリジョー、笑福亭笑瓶が出演する。(金井恒幸)

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