実はすごく真面目なヘヴィメタルのバンドマンたち

実はすごく真面目なヘヴィメタルのバンドマンたち

日本を代表するヘヴィメタルバンド、LOUDNESSの偉業は数え切れません。日本人ロックバンド初となるビルボードTOP100への連続チャートイン、60カ所以上に及ぶ全米ツアー、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで行った伝説のライブなどなど。彼らの活躍は後に続くバンドに大きな影響を与えています。そんなLOUDNESSの未発表全米ツアー密着映像を収録した豪華記念作品『THUNDER IN THE EAST 30th Anniversary Edition』が、11月25日に発売されるようなので、興味のある人はチェックしてみてください。 ヘヴィメタルと聞くと、条件反射的に「ちょっと音楽の趣味と違うかな」「ちょっとあのノリ怖いかも」と敬遠する人がいるかもしれませんが、そう思う人たちは、ぜひ一度ヘヴィメタルバンドが登場するドキュメンタリー映画を見てみてください。日本でも話題になった『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』や『メタリカ:真実の瞬間』がおすすめです。 そこに登場するバンドマンたちの音楽に対する真摯な姿勢、ファンを思いやる気持ち、そして練習熱心なことといったら……(時々めちゃくちゃだけど、それがまた最高に愛すべきところでもあります)。誤解を恐れずに書くと、彼らは「めちゃくちゃ真面目」なんです。ヘヴィメタルは音楽的にも大変高い技術が必要とされます。熱い気持ちと飽くなき向上心がなければ、その音楽性を維持できません。つまり不真面目な人間にヘヴィメタルバンドは務まらないのです。冒頭のLOUDNESS然り。特にギターとドラムのテクニックは超絶です。もし、食わず嫌いでヘヴィメタルを聴いたことのない人がいたら、これを機会にぜひ聞いてみて下さい。彼らの熱い思いが必ず、あなたの心を鷲掴みにするでしょう。しかし、ヘッドバンギングのやり過ぎにはお気をつけ下さい。

モンキー井上
モンキー井上

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