[ゼミ] -新・かしわめし企画 vol.1- ㈱東筑軒×櫻井ゼミ×遠賀信用金庫(産・学・金)の企画がスタートします


令和5年6月16日(金)、折尾駅前に集合した櫻井ゼミ3年生と櫻井学長が「東筑軒」本社を訪問しました。

株式会社 東筑軒は、1921年に折尾駅で立ち売りによる弁当販売を開始し、今では北九州市民のソウルフードとして「折尾のかしわめし」弁当は、鉄道ファンをはじめ全国でも大変有名なお弁当を製造する会社です。

今回、産学連携協定を組む遠賀信用金庫のご紹介で、櫻井ゼミと東筑軒による新企画会議が実現しました。
会議に先立ち、佐竹真人社長から「大学生の皆さんの忌憚ない意見を聞かせていただき、新たなプロジェクトとして積極的に取り入れたい」と前向きなお話をうかがいました。
長年、折尾駅のシンボルとして愛されてきた、首から木箱をかけて駅弁を立ち売るスタイルの「かしわめし」弁当ですが、ホーム停車時間の短縮化、また車輌スピードが向上したことにより、近年、購入されるお客様が減少傾向にあるようです。
全国でも大変珍しい駅弁のたち売りですが、先代の山口さんは、かしわめし数え歌を作詞した数多くのメディアにも紹介された有名人でした。現在で2代目となる小南さんは、新たなオリジナルソングと鶏をイメージしたユーモラスなの振り付けでお客様を楽しませています。

創業以来変わらない伝統の味、そして門外不出の一子相伝の味として女性のみに受け継がれてきた「かしわめし」秘伝の味ですが、今後も北九州市で、長らく愛され続けるソウルフードとして、九国大生のアイディアを取り入れながら、日々進化を続けます。

【記事:日浦英樹(広報スタッフ)】