出版社内容情報
人間の記録 第11巻 中西悟堂「かみなりさま」
四六版 本体1,800円
ISBN 4-8205-4250-8
中西悟堂(1895~1984)石川県出身
歌人、詩人であるとともに愛鳥家として知られる、日本野鳥
の会の創立者。鳥獣保護法の制定にも尽力。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
志村真幸
1
1980年に永田書房から出た『中西悟堂-わが半生記』の改題・復刊。 あちこちに発表した文章をまとめたもの。雷嫌いのこと、少年時代の秩父山中の寺での修業、熊谷守一や岸田劉生といった画家たちとの交流、歌会始の召人となったこと、第二次大戦中の経験など。 それぞれにひととなりをうかがわせる文章ではあるのだが、いかんせんまとまりに欠ける。 中西悟堂について知りたいと思うなら、まずはほかの本をあたるべきだろう。 2019/12/13
halfpint
1
面白い人の面白い本でした。なんだか今東光を思い出すようなところもあり。鳥が寄ってくるというのは不思議ですねー。2010/01/10
Seahorse
0
結構拾い物のエッセイ集でした。ひょうひょうとした感じ。昔の人は突出してたな。2023/12/05