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〈時代の正体〉対テロ見本市を問う 市民団体、8月3日にシンポ

社会 | 神奈川新聞 | 2018年7月30日(月) 10:36

使用許可の取り消しを求めアピールする「川崎での軍事エキスポに反対する会」のメンバー=17日、とどろきアリーナ
使用許可の取り消しを求めアピールする「川崎での軍事エキスポに反対する会」のメンバー=17日、とどろきアリーナ

【時代の正体取材班=石橋 学】川崎市中原区のスポーツ施設「市とどろきアリーナ」で、イスラエル企業がテロ・サイバー攻撃対策の装備などの展示会を開催する問題で、市民団体「川崎でのイスラエル軍事エキスポに反対する会」は8月3日、同市高津区の「てくのかわさき」でシンポジウムを開く。同会は「イスラエルの監視などの技術は殺傷や抑圧を目的とする軍事システムの一角に他ならない」として、市が公共施設を会場に貸し出す問題点を浮き彫りにしたいとしている。

 同会メンバーで市民団体「武器輸出反対ネットワーク」代表の杉原浩司さんが武器輸出とセキュリティービジネスについて講演するほか、奈良本英佑・法政大名誉教授が「イスラエルの軍事国家としての実態」を、市民団体「反五輪の会」の首藤久美子さんが「五輪が呼び込む軍事体制」をテーマにそれぞれ登壇する。

 「ISDEF Japan(イスラエル国際防衛・国土安全保障見本市)」は8月29、30日に開催予定。軍事エキスポに反対する会は「核兵器廃絶平和都市を宣言し、多文化共生を掲げる市の理念に反する」として、市に施設の使用許可取り消しを求めている。

 シンポジウムは午後6時半から。資料代500円。問い合わせは、杉原さん電話090(6185)4407。

 
 

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