川崎市内最高峰の匠（たくみ）を認定する「かわさきマイスター」の優れた技術、技能を漫画で紹介する冊子「マンガでわかる！かわさきマイスター」（Ａ４判、２１２ページ）が発行された。市経済労働局の編集で７００部。
マイスターはドイツ語で「名人」「親方」の意味。認定を開始したのは１９９７年度からで、これまでに54職種67人にかわさきマイスターの称号が贈られている。冊子では、本物以上に食欲をかき立てる食品サンプルの鉄人、手描き友禅の匠、美容師の世界チャンピオン、建築板金の熟練職人、６千枚以上の仕立てをこなしてきた和服の職人、洋菓子の達人ら、それぞれの分野でのものづくりの魅力を１人当たり４ページの中に凝縮している。
同市の担当者は「子どもから大人まで、ものづくりの仕事を知り、その魅力に楽しんで触れてもらえれば」と話している。
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川崎市は「２０１２年度かわさきマイスター」を募集している。
応募条件は、市内に１年以上在住または在勤している現役の優れた技術・技能職者、応募職種に勤続25年以上従事し、年齢は40歳以上。技術・技能が極めて優れており、欠くことのできないものであるか、現役の技術・技能職者で、その技能を維持・発展するとともに市の事業に協力できるかなどを基準に選考する。自薦、他薦は問わない。締め切りは５月25日。詳細は、ホームページ「かわさきマイスター」。
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