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湘南観光新局面 長時間滞在へ、江の島の魅力再発信

経済 | 神奈川新聞 | 2022年7月19日(火) 05:00

 新型コロナウイルス感染症の拡大が始まって2年余り。神奈川を代表する観光地、鎌倉や藤沢でも「ウィズコロナ時代」を見据えた観光への取り組みが始まった。インバウンド(訪日外国人客)の再開、マイクロツーリズム(近隣への観光)の浸透―。新たな局面を迎えた観光地の今をリポートする。


「湘南の宝石」開催中の江の島周辺の夕景

 2019年8月3日、藤沢市江の島と市街地を結ぶ江の島大橋の3車線化での利用が始まった。同25日からは東京五輪の前哨戦としてセーリングワールドカップシリーズ(W杯)江の島大会が開幕した。

 W杯に出場する外国人選手をみこしやはやし、野だてといった日本文化でもてなす「ウエルカムフェスティバル」では、1964年の東京五輪ヨット競技江の島開催を記念して制作された「江の島ヨット音頭」も披露された。

 翌夏に予定されていた東京五輪セーリング競技開催へ向け、島内では五輪の機運が高まっていた。

 「ハードの整備は島の将来の発展につながる貴重な観光インフラ。しかし、より重要なのは心を込めたもてなし。それこそが観光地としての江の島の評価を高める」

 五輪開催の機会を捉え、「心と記憶に刻まれるレガシー(遺産)づくり」に思いを巡らせていた市観光協会の湯浅裕一会長は振り返る。

にぎわいから一転

 
 

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