1月28日 午前8時~午後5時
王禅寺(川崎市麻生区)を本寺とする麻生不動院で開かれる「関東納めのだるま市」。同市で唯一のだるま市で、明治時代から毎年1月28日に開催し、年末にだるまを買いそびれた人がこぞって訪れるという。市の無形民俗文化財にもなっている。
麻生不動院は住宅に囲まれた静かな〝お不動様〟。1年に1度のだるま市には約3万人が訪れ、多くの露店でにぎわう。「火伏(ひぶせ)の不動」として知られ、火難よけの御利益があるという穴あき銭(500円)も頒布される。
学業や商売繁盛のお札もあり、家族連れから企業関係者まで幅広い人が足を運ぶ。「1年に1回だからこそのにぎわい。地域に密着し、理解があるからこそ開催できています」と、住職の森光彦さん(51)は話す。
麻生不動尊:川崎市麻生区下麻生1の21の10。小田急線柿生駅からバスで麻生不動入口下車5分。電話044(966)5135(王禅寺)。
お不動様に3万人 木賊不動(麻生不動院)のだるま市(川崎)
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