林真理子、理事長を引き受けるのに迷いはなかった。「大変だと思うよりも……」

林真理子、理事長を引き受けるのに迷いはなかった。「大変だと思うよりも……」

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2月8日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに林真理子さんが登場した。作家であり、日本大学の理事長でもある林さんが、現在の日常について明かした。

壇蜜「林さんは大忙しですね?」

「そうなんですよ。会議もあり、打ち合わせもあり。ハンコも押したり、よそにお願い事をしにいったり、視察に行ったり……」

壇蜜「スケジュールを管理する人は?」

「います、います。きょう、下で待ってくれている秘書が。大学の秘書と私の秘書とで、いろいろすり合わせて。1分たりとも無駄にしないようになっています」

壇蜜「二人の違う秘書がいて、学校面と作家の面とを管理していると」

大竹「なぜ理事長のオファーが来たのか、どうして引き受けたのか。この二つ、気になっているんですが」

「たぶん何人かに断られたんでしょうけど(笑)、OGということで名前は挙がっていたと思うんです。そして『やる(引き受ける)気ありますか?』と聞かれ、私はすぐにOK出して」

大竹「すぐに!?」

「ためらう必要もなく、『おもしろそうだな』と。『おもしろそう』で来られたら(関係者は)たまらないので、一生懸命やっていますけど。世の中の大抵のことって、おもしろそうか否かで決めることで。私も大変だと思うよりも、キャンパスで学生たちとキャッキャと歩いている自分しか想像できなかった」

大竹「でも背景には前の方の不祥事とかいろんなことがあって、『引き受けるには荷が重いぞ』みたいな考えはなかったですか?」

「なかったですね。『おもしろそう』という感じで。あれぐらいの組織になると、できる事務方がいる。(その当たりも)『大丈夫です』と言われたので、私もそうだろうなと思いました」

大竹「根掘り葉掘りで申し訳ありませんが、作家でいらっしゃるのに、それ以外のことをおやりになることの整合性もすんなりついていったんですか?」

「できるんじゃないか、と思って。『理事長室で原稿書けますか?』と聞いたら、『書けますよ』と。机もあるから好きにお仕事してください、って。ここに仕事場を移した、と考えればいいのか、と思ったらとんでもなく! 人がひっきりなしで。相談事やハンコをもらいに来ますから。とてもじゃないけど本を読む時間もない」

壇蜜「作家としての仕事は理事長室ではできない?」

「できないです。いま新しい連載が始まらなくて。作家としては困ります」

壇蜜「仕事内容、全然違いますね?」

「違います。みんな『ネタにするだろう』と言いますけど、秘密も多いし、そんなことできませんよって」

大竹「ご本(発売中の著書『成熟スイッチ』)を読むと理事長になった理由もわかる気がします。とにかく好奇心が旺盛で、いろんなところに突っ込んでいきますね。今回の理事長は思っていたより大変だったと。でも突っ込んでいった以上……」

「やります、と。毎日行って、とにかくこの学校がどうすればもっとよくなるのか、と考えていますね。皆さんのお力も借りて」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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