学校長あいさつ

学校長 土本 幹根

学校長 土本 幹根

本校は安城学園の創始者である寺部だい先生が「人間にはだれにでも無限の可能性がある、その可能性をみつけ伸ばすのが教育である」という強い教育信条によって、昭和37年、安城学園創立50周年の年に、男子校として創立されました。
無限の可能性を伸ばすためには、素直で、心身の逞しい強い精神力をもった人間に育てなければならないと、徳川家康に従った三河武士の伝統である「質実剛健、己に克つ、勇気と努力をもって困難に立ち向かう剛毅闊達」を建学の精神としてまいりました。
そして、平成11年に男子校から男女共学に移行し、共学にふさわしい「セルフコントロール&コミュニケーション」を教育目標として今日にいたっております。

高等学校は言わずとしれたように、「人として成長するために学ぶ」ところです。
私立である本校での学び、勉強は、いわゆる他の高校の学びだけではなく、創始者の信条、信念である「自分の持っている無限の可能性を追い求める」ことにあります。よって本校の勉強は具体的に次の三つです。

第一の勉強は、英数国といった教科の勉強つまり授業です。
知識や思考力をつける勉強です。
生きて行くうえで、迷ったり悩んだりした時に、知識や思考力があれば、こうすればどうかな、こうすればいいんだという応用力や判断力が発揮されます。
そのために、授業を大切にすることです。
好きな科目や得意科目を作って取り組むことです。

第二の勉強は、部活動の勉強です。
運動部であれ文化部であれ、自分の好きなこと興味あることを、クラスの仲間以外の友達と同じ時間を共有し、協働することから学ぶ勉強です。
お互い切磋琢磨し、自分の世界を広げ、深めることが大切です。その中で、感動や悔しさ、自分に足りないものを同じ部活の仲間の中に発見し、自分と他の人との違いを感じ、互いを認め合うことを勉強するのです。

第三の勉強は、学校行事の勉強です。本校は行事が盛んです。元気のある学校です。学年を超えて取り組む体育祭やクラスで参加する文化祭、自分で、または友達と参加するオーストラリアやイギリスの語学研修などがあります。新しい自分を見つけるために、何事にもプラス思考で意欲的に取り組んでください。

そして、この三つの勉強それぞれに、次のような挑戦をしてください。例えば、中学校までは英語が苦手であったが、高校では英語を得意とできるようにと、苦手なことを克服するための挑戦です。
また、好きで得意なサッカーを高校では更に磨き伸ばそうという、得意なことをさらに上達させるための挑戦、そしてさらに、城西に入学したのだから、今までに体験したことのない行事に参加してみようという、未知なるもの新しいことへの挑戦です。
こうした三つの勉強と三つの挑戦をすることが、本校岡崎城西高校で学ぶということです。

そうすることによって、君たちの高校生活が、本校のモットーである「楽ではないが楽しい学校」になります。
また、本校は、三つの勉強ができる環境や指導者がいる学校です。
そして、三年後に、この場所で「城西にきてよかった」といって卒業できるように学んでください。
心から期待しています。

安城学園創立者寺部だい先生の教育信条

安城学園創立者寺部だい先生の教育信条

人は誰でも「無限の可能性」を本来持っています。
ただ、その無限の可能性を発見できずに一生涯を終える人が非常に多いことも確かです。
「自分自身の未知の力と未知の可能性を発見し、伸ばしていけるようにする」ということが創立者の教育信条でした。

安城学園の建学の理念

学校法人安城学園の建学の理念は、「庶民性」と「先見性」です。
「庶民性」とは、民が栄えてはじめて国も栄えるということで、そのために学問を庶民の間に広めていき、地域社会に還元していくことです。
「先見性」とは、来るべき文明を予知して教育の理想像を打ち立て、その育成のために全知全能を傾注するということです。

建学の精神

建学の精神


本校の創設は昭和37年4月、学校法人安城学園創立50周年を記念して、学園長寺部だい先生が、教育への情熱と地域の強い要望により設立した男子校に始まりました。
創設者は本校設立にあたり、「質実剛健・己に克つ・勇気と努力を持って困難に立ち向かう剛毅闊達な人間」の育成を念願しました。

教育目標

Self-Control&Communication
楽ではないが楽しい学校
活躍できる場がいろいろある学校

創設者の教育信条・学園の建学の理念・本校の建学の精神を、世界の動向・時代の要請・地域の要望によって解釈したものが教育目標です。
それは「セルフコントロールのできる人間、コミュニケーションのできる人間の育成を通して、逞しい庶民としての資質を育てる」ことです。
以上の教育実践のために「楽ではないが楽しい学校」を目指しています。

校章

校章

本校の校章のデザインは、安城市の画家 福山進先生の図案によるものです。
校章を眺めると、岡崎の地を示す「岡」の文字を背景に置き、「高」の文字が岡崎城のがっちりとした石垣とその上にそびえ立つ天守閣を表しています。
先端のとがりは、理想は高く天を目指して勇躍する様を示しています。
※「城西二十年の歩み」より

胸章

胸章

胸章は、平成5年の制服改定に併せて、30年の伝統の上に新たな伝統を築き上げていく願いを込めて新たにデザインされたものであります。岡崎城の天守閣と矢作川が基になり無限の可能性と青春の円滑な前進を象徴しています。男子の夏服・女子のエンブレムの他、制服のボタンにも採用されています。

学校概要

名称 学校法人 安城学園 岡崎城西高等学校
所在地 〒444-0942
愛知県岡崎市中園町字川成98
連絡先 TEL:0564-31-4165
FAX:0564-31-9075
※お問い合わせはこちら
創立 1962年4月
学園長・理事長 寺部 曉
校長 土本 幹根
生徒数(名) 1学年:586(男子:404 / 女子:182)
2学年:641(男子:420 / 女子:221)
3学年:521(男子:357 / 女子:164)
全校:1748(男子:1181 / 女子:567)
男女比率(%) 男子:67.6% / 女子:32.4%
教職員数 142名

※2023年4月現在の数字です。

沿革

1962年4月 安城学園創立50周年を記念し、安城学園女子短期大学附属高等学校岡崎城西分校として、
岡崎市明大寺町茶園17の仮校舎にて開校
1962年9月 現在地にて校舎建設起工式
1964年4月 岡崎城西高等学校設置許可、独立校となる。
岩城留吉学校長就任
1965年2月 第1回卒業証書授与式
卒業生 183名
1966年9月 創立記念日制定
1968年9月 寺部清毅学校長就任
1969月4月 鈴木修学校長就任
1970年9月 校歌制定
1977年9月 創立15周年記念式典
1981年4月 富田太学校長就任
1982年9月 創立20周年記念式典 応援歌制定
『城西20年の歩み』刊行
1983年9月 第2運動場 舳越町に完成
1991年10月 第1次再開発工事竣工披露
(90年北棟、91年中央管理棟・体育館完成)
1992年9月 創立30周年記念式典
『写真で見る城西30年』刊行
1993年4月 寺部曉学校長就任
1997年4月 村上脩一学校長就任
学校完全週5日制実施
1997年9月 創立35周年式典
『運動部35年史』刊行
1999年4月 共学校に移行
2001年9月 創立40周年式典
2001年11月 第2次再開発工事竣工披露(新北棟・コミュニティ棟・プ-ル完成)
『文化部40年史』刊行
2002年3月 『岡崎城西高校40年誌』刊行
2002年10月 グランドタ-タン竣工披露
2010年4月 後藤延光学校長就任
2011年9月 創立50周年記念モニュメント竣工披露(正門)
2011年10月 創立50周年式典
「写真で見る城西の50年」刊行
記念講演  尾木直樹氏
2014年2月 第50回卒業証書授与式
卒業生 515名
卒業生総数 26,332名
2014年4月 川合輔宏学校長就任
2017年9月 創立55周年 寺部だい自伝「おもいでぐさ」(英語版) 刊行
2019年4月 鈴木和美学校長就任
2023年4月 土本幹根学校長就任

沿革

沿革

沿革

沿革

沿革

校歌

校歌

作詞 岡崎城西高等学校
作曲  西  野  隆  三
編曲 松   井   辰   三   郎

一 見よ朝ぼらけ 岡崎の
  望む城かげ 燦として
  輝く未来を 拓かんと
  剛健の気は 踊るなり
  城西城西 城西高校

二 段戸の嶺に 雁さえて
  永遠の流れの 矢作川
  若き血潮の たぎりにも
  己に克ちて 鍛えんと
  城西城西 城西高校

三 今蛍雪の 窓の辺に
  真理究むる 鐘の音
  高き叡智の ひらめきに
  理想の旗を 打ち建てん
  城西城西 城西高校

応援歌

応援歌

作詞 武 藤 武 夫
作曲 川 瀬 憲 司

一 三河の遠き 武士の
  今そこ見せん 剛健の気
  闘え 城西健児
  城西 城西 岡崎城西

二 矢作に踊る 若鮎の
  今こそたぎらせん 熱き血潮
  燃えよ 城西健児
  城西 城西 岡崎城西

三 歓声どよめく 真中にあり
  今こそためさん われらがちから
  輝け 城西健児
  城西 城西 岡崎城西

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