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お知らせ「自由民主」先出し

自由民主1面コラム「凛として」
古川康新聞出版局次長

自由民主1面コラム「凛として」古川康新聞出版局次長

『逝きし世の面影』に思う

地元で一緒に暮らしている母が新聞に掲載されている書評で興味深い本を見つけたと教えてくれた。それが『逝きし世の面影』だった。久しぶりに書店で購入して読んだ。読書の愉楽を感じた▼著者は日本近代史の専門家だ。この本では開国から明治時代にかけて来日した外国人の目を通して彼らが記した記録から当時の日本の姿を浮き彫りにしている▼それによれば、多くの外国人が、その頃の日本について、正直と清潔が下層階級を含むあらゆるところで基本となっていること、女性の力が強いこと、子どもが大切にされていること、何より人々がその生活の貧富を問わず幸せに暮らしていること、に驚いている▼まさに、いまの自民党が政策を通じて実現しようとしていることではないか。もちろん、過去の日本を賛美すればそれで良いと言うわけではない。とはいえ、わが国が有していた財産を、そして今も残されているものを、すでに失われたものを、確認することの意味は大きいのではないか。

こちらの記事全文は「自由民主」インターネット版に掲載されています。
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