大相撲、賭博問題

警視庁、琴光喜を事情聴取

 大相撲の大関琴光喜関(34)=本名田宮啓司、佐渡ケ嶽部屋=が野球賭博の常連客になっているなどと週刊誌が報じた疑惑で、警視庁は22日、琴光喜関を任意で事情聴取した。
 捜査関係者によると、聴取は両国国技館(東京都墨田区)で行われている夏場所取組後に行われたという。
 疑惑は、20日発売の「週刊新潮」で、琴光喜関が賭博の常連客となり、賭博行為の口止め料として暴力団関係者に金を要求されるトラブルになっていると報じられた。
 夏場所中の19日、琴光喜関は報道陣に「まったく知らないこと」と述べ、事実関係を否定。日本相撲協会も琴光喜関や師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)ら数人から事情を聞いたが、いずれも関与を否定した。(2010/05/22)

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