大相撲、賭博問題

「琴光喜が賭博」週刊誌報道

 20日発売の「週刊新潮」に、大相撲の大関琴光喜関(34)=本名田宮啓司、愛知県出身、佐渡ケ嶽部屋=が野球賭博に常連客として参加し、暴力団関係者と金銭トラブルが起きているとする記事が掲載されることが19日、分かった。琴光喜関は同日、報道陣に「まったく知らないこと。(記事は)信じられない」と語り、事実関係を否定した。
 日本相撲協会は、師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇琴ノ若)と記事中で関与を指摘されている3人の親方から事情を聴いたが、否定したという。
 相撲協会は佐渡ケ嶽親方に、琴光喜関から事情を聴いて改めて報告するよう指示。陸奥生活指導部長(元大関霧島)は「(報告を受けて)何かあれば対応を協議する」と語った。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は「(記事が)出るとは聞いているが、何もお話しできない」としている。(2010/05/19)

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