特集「内藤大助VS亀田家~因縁の系譜~」

父子の謝罪会見

 内藤大助との一戦から6日後、反則行為を繰り返した亀田大毅、父親で試合のセコンドを務めた亀田史郎氏、協栄ジムの金平桂一郎会長がJBCを訪れ、問題を引き起こしたことについて謝罪した。同じくセコンドについた長兄の興毅は同席しなかった。この件で亀田父子が公の場で謝罪したのは、初めてのことだった。

 3人は謝罪に続いて記者会見した。1年間のボクサーライセンス停止処分を受けた大毅は頭を丸刈りにして憔悴(しょうすい)し切った表情。終始下を向き言葉を発することができず、約2分でJBC職員に抱えられ退席した。

 無期限のセコンドライセンス停止処分を科された史郎氏は険しい表情で「いろいろご迷惑をお掛けし申し訳ありませんでした。これから一歩一歩やっていきますので今後ともよろしくお願いいたします」と頭を下げた。大毅への厳罰については「処分が出たものは仕方ないと思っている」と、異議申し立ての意向は示さなかった。(2007/10/17)

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