追悼2013 写真特集

納谷悟朗氏

 アニメ「ルパン三世」の銭形警部や米俳優チャールトン・ヘストンの吹き替えなどで知られた声優、俳優の納谷悟朗(なや・ごろう)さんが3月5日午前3時、慢性呼吸不全のため千葉県内の自宅で死去した。83歳だった。北海道出身。葬儀は家族で済ませた。後日お別れの会を行う。喪主は妻で俳優の火野カチ子(ひの・かちこ)さん。
 劇団東童などを経て、1959年にテアトル・エコーに入団。「道元の冒険」などで舞台俳優として活躍する一方、洋画のテレビ放送やアニメの吹き替え、ナレーションを多数担当した。渋みのある独特の声が魅力で、吹き替えはジョン・ウェインやクラーク・ゲーブル、「宇宙戦艦ヤマト」の沖田艦長、仮面ライダーの悪の組織「ショッカー」首領など多岐にわたった。最近はニール・サイモン作の舞台「サンシャイン・ボーイズ」などに出演した。 【時事通信社】

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