ザ・都知事~歴代「首都の顔」~ 写真特集

猪瀬 直樹

第18代 都知事:猪瀬 直樹(いのせ・なおき)
在職期間:1期(2012年12月16日~13年12月24日)
 作家として活動していた2007年6月、石原慎太郎知事の要請を受けて副知事に就任。12年12月石原氏の辞職に伴い、後継指名を受けて臨んだ知事選で過去最多となる約434万票を得て、初当選した。青島幸男、石原両氏に続き、都知事は3人連続で作家出身となった。知事就任前、小泉政権時代の02~05年には、道路公団民営化推進委員会の委員として、公団の分割・民営化をけん引し、名をはせた。
 知事在任中は、20年夏季五輪・パラリンピックの招致に取り組み、13年9月にブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)総会ではプレゼンテーションを行い、1964年以来56年ぶりとなる東京五輪開催決定に貢献した。
 しかし、13年11月になって、知事選直前に徳洲会側から現金5000万円を受け取っていたことが発覚した。受領の経緯などに関し、記者会見や都議会総務委員会での発言が二転三転したことから、都議会は強い調査権限を持つ「百条委員会」の設置を決める事態に発展。同年12月、都政混乱の責任を取る形で辞職した。在職期間は歴代最短の372日。(2013年06月25日) 【時事通信社】

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