イスラム過激派「アルシャバーブ」~内戦泥沼のソマリア~ 写真特集

 ソマリア中部の要衝ジョウハルまで10キロの地点で、アフリカ連合(AU)に投降するイスラム過激派組織アルシャバーブのメンバー(ソマリア)[AU提供]=2012年09月23日【AFP=時事】

 【アルシャバーブ】ソマリアで活動するイスラム教スンニ派の過激派組織。内戦により無政府状態となったソマリアにイスラム国家を樹立し、国内再統一を目指す「イスラム法廷会議(UIC)」の中で、武力闘争路線を主張する青年層が2007年に設立した。UICは06年6月に首都モガディシオを制圧したが、ソマリア暫定政府を支援するエチオピアが派遣した軍隊と激しく衝突し、拠点を近郊国エリトリアに移した。この際、一部の青年過激勢力がソマリアに残りアルシャバーブを組織。5000人規模の戦闘員を有し、ソマリア政府や外国勢力を攻撃対象としている。幹部の多くはアフガニスタンでアルカイダの軍事訓練を受けたとされる。

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