引き際の美学 「引退」 写真特集

ジャンプ 原田雅彦(雪印)

  06年3月に引退会見。「力の限界を感じた。自分で自分を冷静に分析して決めた」と話した。
  冬季五輪に5大会連続出場し、94年のリレハンメルの団体戦で銀、98年長野の団体戦で金、ラージヒルで銅と計3個のメダルを獲得した。引退を決意したのはトリノ五輪のノーマルヒルで失格に終わった後。「ボロボロになるまで飛び続けたいという思いは達成できた。何の悔いもない」と、きっぱり。最も印象に残るジャンプは、と聞かれると「長野五輪と言いたいが、9歳の時に初めて空を飛んだ時が忘れられない」。

  写真は、いつもと変わらぬ笑顔で引退記者会見に臨んだ原田選手。この時37歳。(2006年03月20日) 【時事通信社】

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