俳優・原田芳雄さん 写真特集

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 野性的な魅力で映画やドラマで活躍した俳優の原田芳雄(はらだ・よしお)さんが2011年7月19日、肺炎のため死去した。71歳だった。東京都出身。
 高校卒業後、会社勤務を経て俳優座に。1968年の「復讐の歌が聞こえる」で映画デビューした。精悍(せいかん)な容貌を生かして、はぐれ者やアウトロー的な役柄で魅力を発揮。「八月の濡れた砂」「竜馬暗殺」「祭りの準備」などの作品に出演し、1970年代の日本映画を代表するスターの一人となった。
 80年代以降も「ツィゴイネルワイゼン」「どついたるねん」「浪人街」「父と暮せば」など、メジャー、マイナーを問わず数々の問題作、話題作に出演。主役から脇役までをこなす個性派俳優としての地位を確立した。晩年は温厚な父親役や老人役なども演じ、演技の幅を広げた。
 写真は、主演映画「大鹿村騒動記」のプレミア試写会の舞台あいさつに出席した俳優の原田芳雄さん(東京都新宿区)(2011年07月11日) 【時事通信社】

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