土井たか子元衆院議長 写真特集

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 社民党の委員長や党首、衆院議長などを務めた土井たか子氏が2014年9月20日に死去した。85歳だった。社民党本部が28日発表した。
 1986年に社会党委員長に就任し、89年参院選で、リクルート事件や消費税導入などで有権者の自民党離れが進む中、大勝を収めて与党を過半数割れに追い込んだ。「土井ブーム」「マドンナ旋風」などと呼ばれた勢いで社民党は90年衆院選も躍進したが、好調は続かず、91年の統一地方選は敗北、土井氏は委員長を引責辞任した。
 非自民連立の細川政権が誕生した93年、衆院議長に就任。女性議長は衆参を通じて初めてで、96年の衆院解散まで務めた。社会党が名称を変えて96年に発足した社民党では、村山富市元首相の後任の党首に就いた。写真は、憲政史上初の女性衆院議長候補を受諾し、厳しい表情で記者会見する土井氏(東京・国会)(1993年08月03日) 【時事通信社】

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