北朝鮮外務省 崔善姫(チェ・ソンヒ)北米局長 写真特集

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 モスクワでの国際会議の討論会で発言する北朝鮮外務省の崔善姫北米局長=2017年10月20日【時事通信社】

 北朝鮮や日本の外務省高官、米元高官らが参加し、核不拡散を話し合う国際会議が20日、モスクワで開かれた。北朝鮮の核問題をめぐり米朝関係者が接触するかが注目されたが、双方は「予定はない」と述べた。一方、日朝高官は会場内であいさつを交わした。
 北朝鮮外務省からは崔善姫北米局長が出席。米国からはクリントン政権下で北朝鮮政策調整官を務めたシャーマン前国務次官が参加した。
 崔局長は対米交渉の鍵を握る人物と目されている。北朝鮮の核・ミサイル開発をめぐり、米朝間の緊張が続く中、対話に向けた意見交換が行われるかが焦点だったが、崔局長は記者団に「米側と会う予定はない」と発言。シャーマン氏も「予定はない」と語った。崔局長は討論会で米国が北朝鮮の核保有を認めない限り、「交渉の余地はない」と主張した。
 日本からは北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議の首席代表を務める外務省の金杉憲治アジア大洋州局長が出席。金杉氏は会場内で崔局長とあいさつを交わしたことを明らかにした。

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