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青木と鈴木、ともに笑顔 100平で日本勢ワンツー―アジア大会・競泳

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競泳女子100メートル平泳ぎで優勝した青木玲緒樹(右)と2位の鈴木聡美=27日、中国・杭州

競泳女子100メートル平泳ぎで優勝した青木玲緒樹(右)と2位の鈴木聡美=27日、中国・杭州

  • 競泳女子100メートル平泳ぎ決勝、優勝した青木玲緒樹(左)と2位の鈴木聡美=27日、中国・杭州
  • 競泳女子100メートル平泳ぎ決勝、力泳する青木玲緒樹=27日、中国・杭州
  • 競泳女子100メートル平泳ぎ決勝、力泳する鈴木聡美=27日、中国・杭州

 女子100メートル平泳ぎで日本勢がワンツーフィニッシュを遂げた。青木が驚異的な追い上げを見せて、逆転で金メダル。前半の貯金を生かした鈴木は、今大会2個目の銀に輝いた。

 「聡美さんがいてくださって心強かった」と笑顔の青木。予選で後半に失速したことを決勝の出番前まで引きずっていたが、入場前に「大丈夫。後半だよ。後半粘りどころだよってグータッチをして一緒に入場した」。躍進が目立つ中国に立ち向かう前、「先輩」からの励ましの助言があったからこそ、土壇場で実力を発揮できた。

 鈴木は連覇を逃した。「複雑な思い」と苦笑いを浮かべつつ、青木が体調万全ではない中で、一生懸命準備していた姿も見ている。最後は二人で表彰台に上がり「非常にうれしいこと」とにっこり笑った。

 ともにタイムには満足していない。青木が「国際大会で勝負できたのは来年につながる」と言えば、鈴木は「中国の選手のように一段階ずつというよりは、ぽんと跳ね上がるような実績を出さないと世界に置いていかれるな、と改めて思わされた」。反省も忘れずに、今度はパリ五輪でそろって表彰台に立つため切磋琢磨(せっさたくま)していく。 (時事)

最終更新:

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