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やんまあさんの奈良県の旅行記

◆奈良吉野A◆賞味期限10分の葛きり&葛もち!蛙飛神事!吉野巡り

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最近テレビで取り上げられる賞味期限10分の葛きり・葛餅!吉野の七夕に行われる奇祭「蛙飛び行事」!濁り湯の温泉でマッタリの旅行!!!!「蛙飛び行事」は蓮華会の1つで、7月7日は役行者が産湯をつかったと伝えられる大和高田市にある奥田弁天池の蓮の花を金峯山寺蔵王堂に供える法会。蔵王堂の蓮を献花後に「蛙飛び行事」が行われる。7月8日は、大峯奥駈道沿いにある「靡(なびき)」と呼ばれる拝所に蓮を供えながら、山上ヶ岳・大峯山寺まで蓮を運ぶ修行道ならではの行事。なぜ?カエルが人間に戻るかというのは次の話しの通り。『男が金峯山に登り、蔵王権現や修験者に暴言を言いました。すると大鷲が飛んできて男を断崖絶壁の上に置き去りにしました。断崖絶壁から降りる事が出来ず、男は後悔をしているので金峯山の高僧が法力で男を蛙に変え、蛙は断崖絶壁から下に降りる事が出来、高僧が蔵王堂に連れて帰りました。そして、蔵王権現の前で修法をして人間に戻された』という逸話から、蛙を乗せた神輿が練り歩き、クライマックスは人間に戻ります!!

神社ツウ やんまあさん 男性 / 40代

1日目2019年7月5日(金)

前回の吉野は『◆奈良:吉野@御所@葛城@◆神社仏閣-吉野の歴史、葛城氏と賀茂氏』参照。吉野は熊野・高野山と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されている。ここは険しい山々が続く大峯連山の北端に位置し、修験道の開祖と言われる役行者によって1300年前に開山された霊場である。

2日目2019年7月6日(土)

子嶋寺

高取町(高市郡)

「子嶋寺」を   >

平安初期には長谷寺と壷坂寺に次ぐ大和国の観音霊場として信仰された。また、京都清水寺の開創の一人である「延鎮」の出身寺で、日本三大曼荼羅の一つはこの寺が持っている(奈良の国立博物館に寄贈。残りは東寺と神護寺となっている)。現在は、曼荼羅の4分の1のレプリカが寺内にはおかれている。また、「十一面観音立像@重文」は2メートルの大きさの一木造りで室生寺風の顔である(こちらは東京国立博物館で見仏可能)。最後に、高取城の城主は毎日、夜中に祈りに来たなどの伝承があり、歴史的にも重要な寺である。本尊は大日如来で、四天王像が本尊を守っている。

高取町観光案内所 夢創舘

高取町(高市郡)

「高取町観光案内所 夢創舘」を   >

観光案内所である。城好きターゲットで日本100名城認定スタンプを設置している。くすり資料館が併設されているので、セットでどうぞ!!

くすり資料館

高取町(高市郡)

「くすり資料館」を   >

夢創舘の蔵の一部を改造した資料館で、高取町は「くすりの町」であることから作ったようだ。歴史的には、612年の推古天皇が聖徳太子を率いて、高取の羽田の山野にて薬狩りを行ったのが始まりで、ここから日本全国に広がったそうだ。

信楽寺(お里沢市の墓)

高取町(高市郡)

「信楽寺(お里沢市の墓)」を   >

「上土佐区だんじり収納庫」が近くにあり、お里沢市の墓がある。お里沢市については 「壷坂霊験記」の ”お里沢市物語”に記されており、現在では浄瑠璃や歌舞伎で演じられ、海外でも知られている。 盲人であった夫「沢市」の目の治癒を願い、壺坂観音に祈りを捧げる妻の「お里」。毎夜に家を抜け出して密かに祈願を続けたお里だったが、そんな妻の行動に疑問を感じた沢市はお里の後を付ける。そこで、けなげに自分のために祈る妻の姿を見つけ、妻を疑った自分を恥じた沢市は、深い谷に身を投げる。さらに、それに悲しんだお里も後を追うように身を投げたと伝わっている。

壷阪寺(南法華寺)

高取町(高市郡)

「壷阪寺(南法華寺)」を   >

元正天皇の祈願寺で、南法華寺の名前は、京都・清水寺「北法華寺」に対するもので、長谷寺とともに古くから観音霊場として栄えてきた。巨大石仏が多く、現在では「仏像ワンダーランド」と言われるが、あの清少納言が好きな寺3本の指に入る古寺である。仏像好きには、消化不良感がでるが、講堂には平安・鎌倉の仏像も安置されているので、一度は行ってみてもよいかと。

壷阪寺(南法華寺)

高取町(高市郡)

「壷阪寺(南法華寺)」を   >

次に灌頂堂は、壷阪寺開創1300年祭に初願し2005年に再建されたもので、御本尊は小さめの「十一面千手観音」で、向かって左手が、江戸時代前期の大名で、高取藩の初代藩主の「本多俊政公像」。右手が、太閤秀吉の弟で大和大納言と呼ばれた「豊臣秀長公像」。

壷阪寺三重塔

高取町(高市郡)

「壷阪寺三重塔」を   >

壷阪寺禮堂(礼堂)と共に三重塔も重要文化財である。1497年の建立で、内陣には大日如来坐像と弘法大師像が安置されている。近くには朱色で映えた多宝塔は新しいが、御本尊は平安時代作の「大日如来坐像」という歴史の新旧がコラボしている。

壷阪寺禮堂

高取町(高市郡)

「壷阪寺禮堂」を   >

壷阪寺禮堂は室町時代建立で「礼堂@重文」とも呼ばれ、裏には八角円堂があるので神社で言えば拝殿にあたる。。壺阪寺の良いところはカメラOKであるところ。

壷阪寺八角円堂壷阪寺八角円堂

高取町(高市郡)

「壷阪寺八角円堂壷阪寺八角円堂」を   >

「お里沢市」の話から、眼病に霊験あらたかな異国風の顔立ちの「千手観音坐像」が本尊である。本尊は室町時代に再興された像高240cmの坐像。滋賀・ 観音正寺@西国第三十二番札所の本尊と通じるものがある。最後に、八角堂の著名な遺構としては法隆寺東院夢殿・栄山寺八角堂・興福寺北円堂などで、ここの本堂は日本で初めて建立された八角堂ではないかという学説も出ている。

壷阪寺お里澤市像

高取町(高市郡)

「壷阪寺お里澤市像」を   >

300年以上昔、座頭の「沢市」は三つ違いの女房「お里」と貧しいながらも仲睦まじく暮らしていた。沢市は盲目ゆえ琴三味線を教え、お里は内職というなんともつつましい暮らしであった。 そんな沢市の胸中に一つ不安が生まれていた。というのも明けの七つ(午前四時)になると、お里が毎晩床を抜け出していたからだ。 「もしや好きな男が…」と問いただすと、お里は沢市の目の病が治るよう、この3年間もの間、欠かさず壷阪寺の観音様に朝詣でをしていると訴える。 疑った自分を恥じる沢市はともに観音様にお参りすることにしたが、心の中は盲目がゆえに不遇な暮らしをしているのだと自分を責める。そして、一度お里を家に帰して、お里を自由な身にしてやろうと自分の身を投げてしまうのであった。 不吉な予感であわてて戻るお里は、非常な現実に遭遇し、自らも身を投げてしまう。 しかし、二人のせつない夫婦愛が、観音様の霊験により奇跡が起こり、沢市・お里は助かり、沢市の目が開眼した。本堂横手には、そのお里、沢市が身を投げた、投身の谷と言い伝えられている谷がある。

壷阪寺(南法華寺)

高取町(高市郡)

「壷阪寺(南法華寺)」を   >

まよけばし前にオニが座り込んでいる。まよけはしを渡ると『佛伝図レリーフ「釈迦一代記」』というものがあり、インドと交流のある寺らしく全長50mの仏教絵巻ではなく石絵巻!?がある。仏足などもあります。

天竺渡来大観音石像

高取町(高市郡)

「天竺渡来大観音石像」を   >

古寺ながらも今では海外の寺院と関係を持ち、寺内に巨大な石仏が多く安置されている。仏像の歴史を見ると、現在の明日香にアルカイックスマイルと言われる様式の仏像はアジアテイストが強かったが、鎌倉時代には独自の仏像様式が確立しており、宋の影響を受けながらも日本独自の仏像様式を確立して来たのだが、ここは先祖返りしている。背景としては、インド政府との交流のようです。壷阪寺前住職からのハンセン病患者救済事業を通してインド政府と付き合いが始まり、デカン高原の石を切り出し、大観音立像や涅槃像、釈迦一代記レリーフなどが納められ、今に至るようだ。

壷阪寺大涅槃石像

高取町(高市郡)

「壷阪寺大涅槃石像」を   >

壷阪寺の大観音石像の前には、全長8mの寝大仏「天竺渡来大涅槃石像」が!10m前後の大仏さんがここまで揃っている寺は、他にはなかなか無い。表面の仕上げが滑らかで見事なので、ぜひじっくりと見てください。

壷阪寺(南法華寺)

高取町(高市郡)

「壷阪寺(南法華寺)」を   >

「天竺渡来大石堂」の内部。総重量1,500トンに及ぶ大石堂で、奥は納骨室になっている。インドと日本の仏教が融合したような、不思議な印象のお堂。

壷阪寺(南法華寺)

高取町(高市郡)

「壷阪寺(南法華寺)」を   >

2007年に開眼法要を行った天竺渡来「大釈迦如来石像(壷阪大仏)」。身の丈10mの巨大な石像です。御前立には十一面千手観音菩薩像・文殊菩薩石像・普賢菩薩石像の三尊が。なんか、迫力ある仏像チームである。

五百羅漢(奈良県高取町)

高取町(高市郡)

「五百羅漢(奈良県高取町)」を   >

壷坂寺から高取城跡につづく山腹巨岩に掘られた無数の石仏群で、京都・笠置寺や、京都木津川の浄瑠璃寺から岩船寺の石仏とはまた違う趣のある石仏である。

猿石(奈良県高取町)

高取町(高市郡)

「猿石(奈良県高取町)」を   >

高取城跡と土佐街道方面に至る山中の道の脇にある。この猿石は奈良・明日香(飛鳥)に点在しているもので、なぜここまで広がっているのかは不明だ。いや、もしかしたら城主に仕えたものに、猿石に繋がりのある豪族がいて、ここに持ってきたのかもしれない。

高取城跡

高取町(高市郡)

「高取城跡」を   >

●高取城跡新櫓跡立入り禁止のお知らせ●日本三大山城・高取城跡です。南北朝時代に吉野方に味方した越智氏の支城の一つだったが、戦国時代に入ると筒井順慶、豊臣秀長が城主となった。1615年の「一国一城令」によって多くの城が破却されたが、重要な山城が例外的に破却をまぬがれた。

道の駅 吉野路大淀iセンター

大淀町(吉野郡)

「道の駅 吉野路大淀iセンター」を   >

こだわりのご当地バーガー『レストランときん』があり、鮎を一匹使用した「鮎フライバーガー」が有名だが数限定で売り切れ・・。で、地元産の素材の「大淀バーガー」も売り切れ・・。仕方がないのでカツ丼セットをチョイス!ふわっとした卵でカツが見えない!!うまし!!!!

世尊寺(奈良県大淀町)

大淀町(吉野郡)

「世尊寺(奈良県大淀町)」を   >

奈良県大淀町比曽762。聖徳太子により建立されたと伝えられ、創建当時の名は「吉野寺」で、比曽寺、現光寺とも呼ばれた時期がある。日本書紀や残っている瓦や伽藍配置などから、飛鳥時代には存在していたとされる。その昔は大伽藍だったことは分かっており、東塔と西塔があった。そのうち東塔の三重の塔は、1594年に豊臣秀吉によって伏見城に移され、さらに1601年に徳川家康によって滋賀・園城寺こと三井寺に移建され、今でも残っている。

世尊寺(奈良県大淀町)

大淀町(吉野郡)

「世尊寺(奈良県大淀町)」を   >

本堂の本尊は「阿弥陀如来坐像」され、聖徳太子像、文殊菩薩像、毘沙門天像、弁財天像などが安置されている。本堂の背後には聖徳太子御手植えと伝えられる壇上桜をはじめ桜のころには落花も美しく、ひっそりとした風情に包まれ、隠れた名所のひとつとされる。山門には左甚五郎作といわれる天の邪気の彫刻があり、東西両塔の塔跡があり、東塔は用明天皇のために聖徳太子が、西塔は敏達天皇のために推古天皇が建てたと言われており、歴史的に注目されていく寺であろう。

世尊寺(奈良県大淀町)

大淀町(吉野郡)

「世尊寺(奈良県大淀町)」を   >

本堂左には「十一面観音立像」と役行者と地蔵菩薩坐像が祀られている。十一面観音は、頭頂部に十一面の観音をあらわした高さ約2.18mの巨像です。2005年の夏には、奈良国立博物館の特別展『古密教』で公開され、見仏者から注目された。

ラ・ペッシュ

大淀町(吉野郡)

「ラ・ペッシュ」を   >

モンブランが有名だが、夏は売られていません。

吉野山

吉野町(吉野郡)

「吉野山」を   >

吉野山の桜は金峯山寺の本尊「蔵王権現」の御神木として平安時代から植樹されたもので、一人一人が祈りを込めて桜を山に運び、丁寧に植えていったのが始まり。そのため、吉野山を彩る桜は、その多くは日本原産のシロヤマザクラである。

如意輪寺(奈良県吉野町)

吉野町(吉野郡)

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みちなりに大きな駐車場があるのだが、寺の山門前まで車で行ける。 数年前に宝物館で安置されていた「金剛蔵王権現木象@重文」がお堂に安置されていた。この蔵王権現は運慶高弟・源慶作である。桜の時期には「御本尊如意輪観世音菩薩特別御開帳」をする場合がある。

如意輪寺宝物殿

吉野町(吉野郡)

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ここは吉野でも離れにあるので徒歩よりも車で来ることを推奨する。天井の如意輪に向かって拝むときは如意輪の下で寝そべることになっています。地べたではなく、ちゃんと長椅子?ベッドがありますのでご安心を。

後醍醐天皇陵

吉野町(吉野郡)

「後醍醐天皇陵」を   >

如意輪寺とセットで行くところ。寺の裏山にあり、南北朝以後に衰退していくところを鉄牛上人の再興により浄土宗に改め現在に至っている。

金峯神社(奈良県吉野町)

吉野町(吉野郡)

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★世界遺産★ひとまず、宿に車を置いて奥宮?の金峯神社行きのバスで奥地に向かいます。山上の方には常に祭られている鉄鋼の神様「金山彦神」でバス停から急な坂を登ると拝殿・本殿が現れる。また、その奥には「源義経」の隠れ塔がある。

西行庵

吉野町(吉野郡)

「西行庵」を   >

金峯神社より、さらに奥にあるところで、吉野最北端といえようか。西行庵の「西行」は西行法師のことである。平安時代に名門武士家に生まれ、エリートコースを歩んでいたが、20代前半に突然全てを捨てて出家し、放浪の歌人となった人です。

吉野水分神社

吉野町(吉野郡)

「吉野水分神社」を   >

★世界遺産★吉野郡 吉野町吉野山1612。前回は金峯神社から徒歩でひたすら下ったが、今回は車で参拝した。祭神は水の神様「天乃水分神(あめのみくまり)」で、 奈良宇陀・宇太水分神社、奈良御所・葛城水分神社、奈良・都祁水分神社(つげみくまり)で大和国四所水分社と言われている。「みくまり」が「みこもり」に転訛して子授けの神、子守明神として信仰を集めているとか。。また、右殿には「天萬栲幡千幡姫命」「玉依姫命」「ニニギ」、左殿に「ヤカムスヒ」「スクナヒコ」「御子神」を祀る。 神社は貴船神社奥宮と空気は似ており、より昔から変わっていないんだろうなと思わせる雰囲気である。神仏分離でもここまで手が入らなかったのか?神像「木造玉依姫命坐像@国宝」、「木造天万袴幡千幡姫命坐像@重文」が安置されている。また、豊臣秀頼再建の社殿6棟(楼門、拝殿、本殿、幣殿、回廊2棟)も重文であり、中央部はちょっとした庭園になっており、限られたスペースで整理され、心地が良い雰囲気です。 最後に、御朱印について。今回の参拝では宮司がおらず、ノートに住所を書いて300円を払えば、後日に郵送されることになる。

吉水院宗信法印の墓

吉野町(吉野郡)

「吉水院宗信法印の墓」を   >

吉野水分神社の途中に吉水院宗信法印の墓があり、牛頭大王社跡など歴史を感じるものが多いです。牛頭大王=スサノヲで京都の祇園社こと八坂神社になりますが、このときは何でと言う感じでした。明治初年まで付近に人家もあり、境内では盆踊りなども行われていたそうですが、こんなとこ住めないっす。。

花矢倉展望台

吉野町(吉野郡)

「花矢倉展望台」を   >

人気の展望スポットとなっている「花矢倉展望台」は、景色を眺めながら食事もできる 甘味処「子守茶屋」があり、金峯山寺や桜を見下ろすところにある。遠くに見える二つの山は左に金剛山で右に葛城山がある。

三郎鐘(梵鐘)

吉野町(吉野郡)

「三郎鐘(梵鐘)」を   >

花矢倉展望台の横に立てられたお堂には「ぜんそく地蔵尊」が安置され、石段を少し登った裏山には国指定重要文化財の「三郎鐘」がある。こんな無造作に重文があるのが凄い・・。

吉野温泉元湯

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明治から続き島崎藤村も癒された名湯「吉野の隠れ湯」は源泉100%のかけ流しの濁り湯!!温泉は「阿吽の湯」と名付けられており、名前の由来は後醍醐天皇まで遡る。後醍醐天皇は鎌倉幕府を倒したのち、室町幕府と対立し、吉野で南朝政権を樹立した天皇で、この後醍醐天皇が入ったと伝えられている温泉がこの阿吽の湯だそうだ。 客室は6室で、全ての客室の窓から見える日本庭園には春には桜・秋には紅葉と趣溢れる宿。この温泉の開湯は約300年前で、当時「吉野の湯」として有馬・道後と並び称されるほどの名湯だったが、あまりの名湯ぶりから、山の修験者が湯治と称して入り浸り、酒色に耽り戒律を乱す者が続出。営業禁止、施設取り壊しとなったとさ。ですが禁止されてもなお、名湯を求めて秘かに利用する人達が後を絶たなかったため、密かに野小屋を建てて希望者にお湯を開放。そのため誰ともなく「吉野の隠れ湯」又は「内証風呂」と呼ぶようになったという歴史のある温泉です。また飲用の効能もあり、希望すれば源泉から少し汲んで貰える。

吉野温泉元湯

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吉野温泉元湯の夕食風景。

吉野温泉元湯

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吉野温泉元湯の夕食風景。鮎の塩焼きです!!うまい!!頭としっぽだけ残して、それ以外はガブリと頂く!!!

吉野温泉元湯

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吉野温泉元湯の夕食風景。サクラマス?かなにかとキクラゲのジュレ!!

吉野温泉元湯

「吉野温泉元湯」を   >

吉野温泉元湯の夕食風景。

吉野温泉元湯

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吉野温泉元湯の夕食風景。

吉野温泉元湯

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吉野温泉元湯の夕食風景。葛うどん!!

吉野温泉元湯

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吉野温泉元湯の夕食風景。しゃぶしゃぶ!!!!

吉野温泉元湯

「吉野温泉元湯」を   >

吉野温泉元湯の夕食風景。ご飯と吸い物の後に、デザート。デザートは柚子シャーベットとケーキでした。

3日目2019年7月7日(日)

吉野温泉元湯

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朝食です!!島崎藤村が泊まった部屋を見て、日本庭園をブラリしてチェックアウト。良い宿でした。

吉野神宮

吉野町(吉野郡)

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橿原神宮@奈良、明治神宮@東京、平安神宮@京都などと同様に新しい神社で皇族に所縁のある神社の1つ。明治以降に設立された神社なので、広く、気持ちが良い境内。

天野屋

吉野町(吉野郡)

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かつおとじゃこと昆布を使ったおだしのうどん・そば・おでんなどが好評。吉野駅からロープウェイで昇った吉野山前に構える食堂&土産物屋さんで、柿の葉寿司はバラ売りも対応しており、酢が強いので、暑いときはオススメ。

やっこ

吉野町(吉野郡)

金峯山寺本堂前にある。食事処や甘美処であり、暑い日や人混み疲れはここでゆっくり休むのが良い。吉野の葛きりと葛餅もあります。

金峯山寺本堂

吉野町(吉野郡)

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毎年7月7日の朝!!「蛙飛び行事」が行われる日なのだが9:30は空いていた。久しぶりに拝観させていただく。さて、「蛙飛び行事」について少々。白河天皇の時代、不心得な男が山伏を侮辱したので鷲の窟にさらされ、その後、男は後悔したので、金峯山寺の高僧が男を蛙の姿にして救い出し、蔵王権現の宝前でその法力によって人間に立ち返らせたという伝説を実演しているそうな。

中井春風堂

吉野町(吉野郡)

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賞味期限10分の葛きり&葛餅で有名で30分単位で数量限定である。9:40の段階で、葛きり葛餅を2人前ずつ頼むと11:30が最速とのこと。それで予約し、時間があるので吉野をブラリする。ちなみに、店の人曰く、葛きりを1人ずつにし、葛餅はシェアするなどが多いらしい。それなりのボリュームがあるとのことだが、妻はきっぱり「いえ、2品を一人ずつ!!」とのこと。

喜蔵院

吉野町(吉野郡)

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竹林院&桜本坊との並びにある寺院。本尊は「役行者像」、「蔵王権現像」、「不動明王像」が安置されている。江戸時代に儒学者の熊沢蕃山が隠居した寺で、宿坊と同じ建物にユースホステルがあり、石碑がある。

はなさか

吉野町(吉野郡)

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竹林院・桜本坊・喜蔵院の並びにあるランチ店。安心・安全の無農薬食材にこだわった、吉野山のオーガニックカフェで、明日香村産の旬野菜や酵素玄米を使ったランチを提供している。

竹林院(奈良県吉野町)

吉野町(吉野郡)

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「蛙飛び行事」は15:30までは吉野町を蛙を乗せた神輿が練り歩くのだが、スタートは12:30でここから出発する。さて、この寺は、一万坪の敷地に庭園や宿坊などが立つ寺院で、護摩堂には聖徳太子坐像が安置されている。宿坊の雰囲気を残しつつ旅館として人気となっており、旅館の玄関ロビーは吉野杉を使用した重厚な造りが特徴。

竹林院群芳園(庭園)

吉野町(吉野郡)

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広さ320坪ある回遊式庭園「群芳園」は池のほとりに立っている樹齢300年の枝垂れ桜「天人之桜」がある。千利休が作庭し、細川幽斎が改修したと伝わる大和三庭園のひとつに数えられている。

桜本坊

吉野町(吉野郡)

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山伏集団が出る所に私たち夫婦が拝観した。吉野では多くの仏像を安置している。本尊は役行者@重文で19歳のお姿である。右側には不動明王と金剛蔵王権現と山伏という吉野三尊と言うべき組み合わせ。聖天堂は歓喜天を安置しており、10月1日に公開されるが、これは歓喜天の化仏である十一面観音立像であるようだ。 最後に注目は神変大菩薩@重文、釈迦如来坐像@重文、地蔵菩薩坐像@重文と見どころのある仏像が多い。

太田桜花堂

吉野町(吉野郡)

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吉野雛、ホラ貝、吉野葛など売っており、山伏がホラ貝を吹いていたのが面白かった。吉水神社横にあり、お土産から仏具と面白い商品が所狭しと並んでおり、店のおばあちゃんが凄くフレンドリー。

中井春風堂

吉野町(吉野郡)

「中井春風堂」を   >

9:30に予約した所、11:30からしか無理とのことで、11:20に戻ってきた。結論!葛きり(写真左)より葛餅(写真右)のほうが美味しかった!!中井春風堂で出している葛きりや葛餅に使われているのは最高級の「吉野本葛」で賞味期限は10分!!食べる&葛菓子販売だけでなく、葛きり・葛餅作りの実演スペースも併設し、店主が化学実験のように葛の性質を分かりやすく解説した後に、作りたての葛きりり・葛餅を食べる事が出来る。 しか〜〜し、7月7日の「蛙飛び行事」は店主がマツリに参加するので、実演は朝一だけだった。 最後に、この日はお祭りもあり多くの人が訪れたが、ほぼ予約不可の状態になっていた。朝早くに予約すべし!!

吉野山 豆富処 林とうふ店

吉野町(吉野郡)

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吉野に2店舗ある豆腐屋。中井春風堂で葛餅&葛きりを食べた後、昼食!!気になっていたとうふ店へ!!豆腐ドーナツなどが有名らしく、昼食で人が多かった。夫婦ともに「とうふラーメンセット」を注文。ラーメンはゆばとオアゲがトッピングされ、御稲荷さんが付いてきて1080円。

西澤屋

吉野町(吉野郡)

「西澤屋」を   >

予約必須の吉野鍋が有名。牛肉・鶏肉、野菜、ゼンマイやワラビといった山菜、地元吉野産の名水豆腐、田舎コンニャク、葛きりなど具だくさんの特製鍋。隣には「柿の葉すし にしや」がある。安くしたい方は、昼食はここか静亭が安い。

静亭

吉野町(吉野郡)

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7月7日は蛙飛び行事で、12:30竹林院から蛙を乗せた神輿が金峯山寺へ向かうので、ここで昼食がオススメ。金峯山寺周辺と比べると安さが目立つ。

竹林院(奈良県吉野町)

吉野町(吉野郡)

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12:30竹林院から蛙を乗せた神輿が金峯山寺へ向かう。まずは子供たちが引く神輿で、その後に大人たちの神輿が来た。坂を下ったところで小休憩が入るので、そこの周りで昼食を取るのが、見逃しもなくベストかと。

大日寺(奈良県吉野町)

吉野町(吉野郡)

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金峯山寺へ向かう蛙を乗せた神輿を見送ったとに、大日如来を中心に五智如来が勢ぞろいしている大日寺へ。前回は、法要のために内陣できっちり見仏できなかったが、今回はじっくり見仏できた。藤原時代の五智如来@重文!!素晴らしい!

東南院

吉野町(吉野郡)

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本堂・多宝塔・庫裡・客殿からなり、鎌倉期の作と伝えられる大日如来・毘沙門天・不動明王などが祀られています。桜の時期は多宝塔辺りが写真スポットで、7月7日の「蛙飛び行事」では神輿の休憩所になっている。

芳魂庵

吉野町(吉野郡)

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東南院が7月7日の「蛙飛び行事」では神輿の休憩所になっており、この店の前は神輿待ちの人で混雑していた。それをチャンスに呼び込みすればよいが、しないのが奈良的かも。

芳魂庵

吉野町(吉野郡)

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吉野で一番古くから抹茶や葛もちなどを 提供している店で、7月7日の「蛙飛び行事」では、店は半分閉めており、お祭りの神輿待ちの方にあふれていた。

吉水神社(書院・重文)

吉野町(吉野郡)

「吉水神社(書院・重文)」を   >

★世界遺産★桜の名所ですね。時期が時期なのと蛙飛び行事の日だったので、そんなに人はいなかった。役行者三尊は全国津々浦々にあるが、ここは迫力満点でNo.1ですね。

吉水神社書院

吉野町(吉野郡)

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迫力の仏像たちとそのほかの有名な画家の絵など社宝が多く、吉野観光の中心となるところです。と参拝後にふと思ったのが、神社ではなく寺では??と気づいたのですが、まあ〜ここは修験道と神仏習合の場所なのでよいか。

弁慶

吉野町(吉野郡)

「弁慶」を   >

中井春風堂で葛きり&葛餅を食べておきながら妻が「食べたりない!!」とのこと。蛙飛び行事の神輿を送り出し、ここで小休憩。

弁慶

吉野町(吉野郡)

「弁慶」を   >

私は葛きりより葛餅が美味しいと思ったので、冷えた葛餅入りせんざいを頂いた。ちょっと甘すぎる感じだが、ふじっこ風味のやつがよい感じだ。

吉野勝造商店 -陀羅尼助-

三本足の烏=八咫烏に対抗した、後ろに足がある3本足蛙がお出迎え!?陀羅尼助<だらにすけ>とは日本古来の民間薬とのことで、単にダラスケとも呼ばれる。由来は、強い苦味があるので、僧侶が陀羅尼を唱えるときにこれを口に含み眠気を防いだらしい。和薬の元祖とも言われ、伝承によれば600年頃の疫病大流行で、役行者がこの薬を作り、多くの人を助けたとされている。店に入ると試供品を頂いた!!

萬松堂

吉野町(吉野郡)

「萬松堂」を   >

蔵王堂の門前にある「おまんじゅう屋さん」で、季節の桜餅、草餅、花見団子をいただけるのだが、暑いので「吉野本葛あいす@250円」を頂き、吉野駅から戻って来る「蛙飛び行事」の神輿を待つことに!!

金峯山寺仁王門

吉野町(吉野郡)

「金峯山寺仁王門」を   >

「蛙飛び行事」の見せどころの一つである”金峯山寺仁王門の急な階段を登る”は、門が改修中の為、横の坂から表参道に周るルート。それをよいことに、金峯山寺仁王門から神輿を見る。

総本山 金峯山寺

吉野町(吉野郡)

「総本山 金峯山寺」を   >

★世界遺産★毎年7月7日12:30から「蓮華会・蛙飛び」が行われる。町を蛙神輿が練り歩き、15:00から金峯山寺で法要が行われ、16:00から大きな蛙が外陣に現れ受戒導師の前に出て、懺悔し、説法を守ることを条件に人間に立ち返り完了となる。

ひょうたろう

吉野町(吉野郡)

「ひょうたろう」を   >

柿の葉すし製造販売店で、ここの「柿の葉すし」は「2日目がおいしい」とのキャッチフレーズで吉野のお土産物として店頭販売・地方発送をしている。蛙飛び行事の帰り道、ここを覗く人が多かったが、そういうことか!!

ログハウス茶房 陽ぼっこ

吉野町(吉野郡)

「ログハウス茶房 陽ぼっこ」を   >

金峯山寺と吉野駐車場の間にある店。ログハウスで出来ており、まったり出来る所と言えようか。桜、紅葉が有名な吉野だが、あじさいも多く、ここからアジサイロードも見下ろせる。

吉野葛 八十吉

吉野町(吉野郡)

「吉野葛 八十吉」を   >

葛きりの老舗。過去に妻がここでもいただいたらしく、ここもオススメです。吉野山の方にも店がある。ここは、葛の根っこを砕いて、地下水で真っ白になるまで何度も洗うという大変手間と時間のかかる作業により出来上がった吉野葛を使った葛きりと葛餅を提供している。

4日目2019年7月8日(月)

暑そうです・・。蛙飛び行事の神輿を追っかけて、吉野駅へ!!

2019年7月7日「蛙飛び行事」午前中は、びっくりするぐらいガラガラ。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。12:40ごろ竹林院から急な坂を下り、まずは小学校以下の小さな山車が来た。上には蛙が乗っかっている。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。その後に、大人が担いだ神輿が現れた!!すごい迫力だ〜。そして休憩中に神輿を撮らせていただいたのだが、蛙は座っているわけではないようだ・・。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。大日寺前から金峯山寺へ!!蛙がノリノリです。この時間帯は交通規制が入っていますのでご注意を!!

2019年7月7日「蛙飛び行事」。神輿は竹林院から大日寺を経由し東南院で休憩する。東南院から神輿が出るところの切り返しはオススメ!!

2019年7月7日「蛙飛び行事」。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。神輿を担ぐ人も次第に疲れが見えてきた人もいる。蛙はノリノリ(笑)

2019年7月7日「蛙飛び行事」。ロープウェイの駅で山伏と大和高田の某寺から送られる蓮の花待ちとなる。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。無事、蓮の花を頂き、金峯山寺に戻って来る。本来は仁王門を掛けあがるのだが、修復中の為、横の坂を経由し、本堂正面から入る。

↑写真右側の店。ここで吉野本葛アイスをどうぞ!!溶けないです!!

2019年7月7日「蛙飛び行事」。金峯山寺参道横の坂。ここはこの坂でなかなか厳しそうだ。しかし、後ろの景色が素晴らしい。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。金峯山寺の正面参道にある階段を駆け上がる。この後に、蛙を下ろし、竹林院に神輿は帰って行く。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。山伏集合!!

2019年7月7日「蛙飛び行事」。山伏や仏に暴言を吐いた結果、蛙にされた人は許しを乞うために壇上へ!?

2019年7月7日「蛙飛び行事」。法要が行われる。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。蛙飛び!!!!

2019年7月7日「蛙飛び行事」。早く人間に戻りた〜い

2019年7月7日「蛙飛び行事」。法要後に許しを乞う。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。最後に、人間に戻ったら、正直に人のために生きることを説法される。そうだ、これは神事なのだと気付く。

2019年7月7日「蛙飛び行事」。最後に、仏に約束し、人間に戻ったとさ。

5日目2019年7月9日(火)

◆奈良吉野A◆賞味期限10分の葛きり&葛もち!蛙飛神事!吉野巡り

1日目の旅ルート

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