レンタカーで行く、香川県の観光スポット巡り。
香川で外せない「うどん」に、定番観光スポットや絶景を1日で満喫する、おすすめドライブコースを2つご紹介します。

記事配信:じゃらんレンタカー

香川県の基本情報と見どころ

都道府県の中で日本一面積が小さい香川県。旧国名は「讃岐」で東西に長いことから、「東讃」「中讃」「西讃」という3つの地域に分けられます。

香川の県庁所在地の高松から東の地域を「東讃」といいます。商業地区として賑わいを見せ、お洒落で都会的な雰囲気が漂う一方で、栗林公園など城下町の名残も漂います。

また、瀬戸内海には直島や小豆島など数々の島が点在。アートの島として注目を集めていて、多くの観光客が訪れています。

中讃は、瀬戸大橋で本州とつながる四国の玄関口です。香川といえばうどんというイメージが定着していますが、香川のうどんブームは中讃地域から始まりました。有名なうどん店は中讃に多くあります。

西讃には、「こんぴらさん」の愛称で親しまれている金刀比羅宮や、銭形砂絵「寛永通宝」で有名な琴弾公園など、観光スポットが満載です。

香川のおすすめドライブコース 王道スポット編

うどんに金刀比羅宮に栗林公園など、香川のマストスポットを制覇するドライブルート

とにかく香川の名所を巡りたい人におすすめの、午前中に出発し1日で香川のマストスポットを制覇するドライブコースです。

■走行距離:122.1km
■走行時間:3時間20分
■有料道路料金:1610円 (ETC料金:1610円)

【スタート】高松空港

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ルート:県道45号、一般道、県道13号、さぬき新道、国道56号、県道185号、一般道
走行距離:11.9km
走行時間:25分
有料道路料金:0円 (ETC:0円)

【1】山越うどん

山越うどん名物「釜玉」

香川と言えば「うどん」でしょう。午前中のうちに高松空港を出発したら、早速名物の「うどん」を食べることから旅をスタート!

最初の目的地は、今や製麺所型うどん店の最も有名店「山越うどん」。週末には2000人を超える人が集まる超がつく人気店です。

昭和16年創業。元は家族で営む卸専門の製麺所でした。

製麺所ブームでお客が増えるようになり、平成3年から庭園や食事スペースを増設。代々受け継がれる技法で、手間を惜しまずていねいな麺づくりをしています。

こちらの名物は「釜玉」です。今でこそポピュラーな釜玉ですが、実はここ山越うどんが発祥の店なんだそう。

山越うどんでは、テーブルに置いてある釜玉用のダシを少しかけて頂くのが美味しく頂くポイント。釜玉に山芋をかけた「かまたまやま」も絶品です。

イカ天、ちくわ、かぼちゃなどのトッピングも豊富なので、いろいろ試してみるのも楽しいですよ。

店の庭で四季を感じながら味わううどんはまた格別。庭にはお土産売り場もありますので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

山越うどん

郵便番号/761-2207
住所/香川県綾歌郡綾川町羽床上602-2
電話番号/087-878-0420
営業時間/9:00~13:30
駐車場/有り(約200台/無料)
料金/釜玉小250円
定休日/日曜日 ※臨時休業あり
「山越うどん」の詳細はこちら

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ルート:県道185号、県道190号、県道199号、一般道
走行距離:10.7キロ
走行時間:30分
有料道路料金:0円 (ETC:0円)

【2】国営讃岐まんのう公園

山越うどんでお腹がいっぱいになったら、腹ごなしにもぴったりの次のスポット「国営讃岐まんのう公園」に向かいましょう。

「国営讃岐まんのう公園」は日本最大の農業用ため池「満濃池」に隣接する四国唯一の国営公園。350ヘクタールもの広大な敷地に、自然生態園、体験施設、オートキャンプ場など文化・スポーツ・レクリエーション施設がひしめく一大基地です。

自然が豊かで、年間を通してスイセン、チューリップ、アジサイ、コスモスなど季節ごとの花を楽しむことができます。冬はイルミネーションが有名ですよ。

芝生の広場や、巨大トランポリンなど子どもが楽しめる大型遊具も充実しているので、家族連れにも人気のスポットです。週末には、工作や自然に触れ合う体験教室を開催しています。

歩いて遊んで疲れたときは、売店や園内の所々にあるスタンドで一息つきましょう。売店にはテラス席があり、四季折々の景色や元気に駆け回る子どもたちの姿を見ながら、ティータイムを楽しむことができますよ。

自然の恵みを満喫しながら、遊んだり散策したり、思う存分自由に過ごしてくださいね。

巨大トランポリン「ふわふわドーム」

国営讃岐まんのう公園

郵便番号/766-0023
住所/香川県仲多度郡まんのう町吉野4243-12
電話番号/0877-79-1700
営業時間/9:30~17:00(季節によって変動あり)
駐車場/有り(1192台/普通車310円、大型車1,030円)
料金/おとな(15歳以上)450円、シルバー(65歳以上)210円、こども(15歳以下)無料
定休日/火曜日(火曜日が休日の場合は翌日の水曜日)
「国営讃岐まんのう公園」の詳細はこちら

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ルート:一般道、県道199号
走行距離:3.7キロ
走行時間:10分
有料道路料金:0円(ETC:0円)

【3】元祖しょうゆうどん 小縣家

讃岐まんのう公園でたっぷり遊んでいると時刻はちょうどお昼ごろに。お腹も空いてくるころなので、昼食に2件目のうどん店へと向かいましょう。

「元祖しょうゆうどん 小縣家」の店名の通り、しょうゆうどんを立派なメニューに仕上げた元祖がこちらのお店です。

注文して最初に出てくるのは、なんと大きな大根とおろし金。おろし金を使って自分で大根をすりおろすというこの独特のスタイルが地元客にも観光客にも大人気です。

大根をすりおろしながら、うどんが来るのを待って、うどんが来たらすりおろしたばかりの大根おろしをのせましょう。お好みで薬味と特製の生しょうゆをたっぷりとかけていただけば、大根のさっぱりとした辛味と特製生しょうゆのマッチングがたまりません。

独特のスタイルで味わう元祖しょうゆうどんを堪能したら、次の目的地へと出発です。

元祖しょうゆうどん 小縣家

郵便番号/766-0023
住所/香川県仲多度郡まんのう町吉野1271-1
電話番号/0877-79-2262
営業時間/9:30~15:00
駐車場/有り(40台/無料)
定休日/月曜日、火曜日
「元祖しょうゆうどん 小縣家」の詳細はこちら

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ルート:県道190号、県道4号、国道32号、県道208号、県道207号
走行距離:4.7キロ
走行時間:15分

【4】金刀比羅宮

次の目的地は「こんぴらさん」で親しまれる香川で最も有名な観光スポット「金刀比羅宮」です。
仲多度郡琴平町の象頭山の中腹にある「金刀比羅宮」へは参道口から長い石段を登ります。

石段は、参道口から御本宮まで785段、奥社まで1368段。参道には旧跡や文化財が多数あり、たくさんの土産物屋やうどん店も立ち並んでいますよ。

石段を登っていくと、神社の総門「大門」が見えてきます。大門から150mほど続く石畳の道は、両側に無数の石灯籠が並び、数十株の桜が植えられた「桜馬場」と呼ばれる桜の名所です。

桜馬場の鳥居

途中にある「宝物館」は、1905年に建てられた我が国最初期の博物館。館内には、重要文化財に指定されている平安時代の「十一面観音立像」や和歌の名人を描いた「三十六歌仙額」など、金刀比羅宮の宝物が陳列されています。

最後の難所「御前四段坂」の急階段を上り785段を登りきると、いよいよ「御本宮」に到着です。

御祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)、第75代崇徳天皇(すとくてんのう)。御神徳は漁業航海、農業殖産、医薬、技芸です。

本宮の北東側は展望台になっていて、ここからの眺めは絶景。讃岐平野の彼方に瀬戸大橋や讃岐富士を望むことができますよ。

こんぴらさん名物の健康と幸福を祈願する「黄色いお守り」の授与が受けられるのは御本宮のみですので、ぜひ神札授与所に立ち寄ってくださいね。

幸福の黄色いお守り(800円)

金刀比羅宮

郵便番号/766-8501
住所/香川県仲多度郡琴平町892-1
電話番号/0877-75-2121
営業時間/・御本宮6:00~17:00(4月~9月は6:00~18:00)
・博物館施設8:30~17:00(拝観受付は16:30まで)
駐車場/なし(町営駐車場をご利用ください)
料金/なし(博物館施設大人800円、高・大生400円、中学生以下無料)
定休日/なし
「金刀比羅宮」の詳細はこちら

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ルート:県道207号、一般道、県道206号、県道208号、国道377号、県道5号、県道21号、
一般道
走行距離:22.1キロ
走行時間:35分
有料道路料金:0円 (ETC:0円)

【5】銭形砂絵「寛永通宝」

金刀比羅宮でお参りした後は、観音寺市へと車を走らせましょう。

次の目的地は銭形砂絵「寛永通宝」。名勝琴弾公園内の有明浜に描かれた巨大な砂絵で、テレビ番組「銭形平治」のタイトルバックにも使われた観音寺市のシンボル的なスポットです。

寛永通宝をかたどるこの巨大な砂絵は、寛永10(1633)年に藩主・生駒高俊公を歓迎するため領民が一夜で作ったと言われています。この砂絵を見れば健康で長生きでき、お金に不自由しないとも伝えられる話題の金運スポットです。

大きさは、東西122メートル、南北90メートル、周囲345メートル。

その全貌を見るなら、琴弾公園内の山頂に整備されている展望台がおすすめです。
晴れた日は青い空と海、白浜、松の木が美しい風景の中に、銭形砂絵の輪郭をくっきりと見ることができますよ。

一方地上からはその砂絵の大きさを楽しむことができます。砂浜から見るその砂絵は迫力満点!

普段は立ち入り禁止ですが、年に春と秋の2回だけ砂絵の中に入る参加者を募集し、形を綺麗に整える「砂ざらえ」を行っているのだとか。

毎日日没から22時までは幻想的なグリーンの光でライトアップされているので、夜はまた違った楽しみ方ができます。期間限定でゴールドやブルーのライトアップも見られますよ。

ぜひ一度訪れてみたい観光スポットです。

銭形砂絵「寛永通宝」のライトアップ

銭形砂絵「寛永通宝」

郵便番号/768-0062
住所/香川県観音寺市有明町14-1
電話番号/0875-23-3933(観音寺市商工観光課)
営業時間/24時間見学可
駐車場/有り(300台/無料)
料金/無料
定休日/なし
「銭形砂絵「寛永通宝」」の詳細はこちら

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ルート:一般道、県道21号、県道9号、一般道
走行距離:14.6キロ
走行時間:20分
有料道路料金:0円(ETC:0円)

【6】豊棯池堰堤

続いての観光スポットは、同じく観音寺市にある「豊棯池堰堤」です。

柞田川上流にある豊稔池堰堤に到着してすぐ視界に入ってくるのは、中世ヨーロッパの古城を思わせる5連アーチ。その5連アーチを中央として、両端部が重力式、6個の扶壁(バットレス)からなるコンクリート造の構造形式です。

このマルチプルアーチ形式の堰堤は国内で2例しかなく、日本で唯一の5連マルチプルアーチ形式の堰堤とも言えます。

起工は大正15年、竣工は昭和4年で、その後補修こそされているものの、約500ヘクタールの水田を潤わすため池として現役で活躍。平成18年には国の重要文化財(建造物)にも指定されました。

堤長は145.5メートル、堤高は30.4メートルと、かなりの迫力があります。

ダイナミックな造りと存在感は圧巻

周囲は公園として整備されていて、多くの人が訪れる人気スポットです。特に、夏に不定期で行われる「ゆる抜き(放流)」は、地上30メートルの堤から勢い良く流れ出る放水の絶景が、田植えシーズンを告げる風物詩として親しまれています。

希少な構造の「豊棯池堰堤」と周囲の山並みとの調和が見せてくれる四季折々の表情を、ぜひ間近で楽しんでみてくださいね。

豊棯池堰堤

郵便番号/769-1623
住所/香川県観音寺市大野原町田野々1050
電話番号/0875-23-3933(観音寺市商工観光課)
営業時間/24時間見学可
駐車場/有り(20台/無料)
料金/無料
定休日/なし
「豊棯池堰堤」の詳細はこちら

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ルート:一般道
走行距離:71.8キロ
走行時間:1時間5分
有料道路料金:1,610円(ETC:1,610円)

【7】特別名勝栗林公園

旅もいよいよ終盤です。最後は高松市まで大移動して、香川を代表する観光地のひとつ「特別名勝栗林公園」へと向かいましょう。

江戸時代に100年余りの歳月をかけて作られ、400年近い歴史を持つ「栗林公園」は、「お庭の国宝」とも言われる国の特別名勝に指定されています。

その面積は、文化財庭園の中でも最大の約75ヘクタール。なんと東京ドーム約16個分にあたる広さを誇ります。

大きな池の周りに起伏に富んだ地形で山や谷を表現し、池の周りを散策できるように造られた大名庭園は、広い園内を回りながら様々な景色を楽しむのが最大の魅力。
1000本もの見事な手入れ松とともに、一歩歩くごとに新たな景色が広がる様は、「一歩一景」と讃えられます。

園内随一のビューポイントは、富士山に見立てて造られたといわれる築山「飛来峰」。山頂から見下ろす偃月橋や紫雲山を背景に南湖の西に配された掬月亭を望む眺めは、栗林公園を代表する景観ですよ。

その他にも園内には鑑賞スポットが満載です。自分だけのお気に入り鑑賞スポットを見つけてみてはいかがでしょうか。

特別名勝栗林公園

郵便番号/760-0073
住所/香川県高松市栗林町一丁目20番16号
電話番号/087-833-7411
営業時間/7:00~17:00(季節により変動がある)
駐車場/有り(62台/普通車25分100円)
料金/大人410円、小中学生170円
定休日/なし(年中無休)
「特別名勝栗林公園」の詳細はこちら

香川のおすすめドライブコース 絶景編

瀬戸内の絶景スポットやドライブウェイを楽しむドライブルート

穏やかな瀬戸内海、多島美に映える瀬戸大橋などが望める絶景スポットやドライブウェイを、午前中に出発し1日で巡るドライブコースです。

  • 高松駅
    ↓ (一般道 走行距離:21.4km 走行時間:41分)
  • 大串自然公園
    ↓ (一般道 走行距離:12.2キロ 走行時間:23分)
  • 津田の松原
    ↓ (一般道 走行距離:17.4キロ 走行時間:35分)
  • 四国村
    ↓ (徒歩、距離:295メートル、所要時間:5分)
  • わら家
    ↓ (屋島ドライブウェイ 走行距離:3.6キロ 走行時間:5分)
  • 屋島ドライブウェイ
    ↓ (屋島ドライブウェイ、志度街道、県道33号、一般道、県道16号、一般道
    走行距離:21.7キロ 走行時間:42分)
  • 五色台
    ↓ (一般道 走行距離:22.3キロ 走行時間:35分)
  • 瀬戸大橋タワー
    ↓ (徒歩、距離:179メートル、所要時間:1分)
  • 瀬戸大橋記念公園

■走行距離:133.7km
■走行時間:4時間7分
■有料道路料金:580円 (ETC料金:580円)

【スタート】高松駅

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ルート:一般道、県道173号、志度街道、県道136号、県道135号、一般道
走行距離:21.4km
走行時間:41分
有料道路料金:0円 (ETC:0円)

【1】大串自然公園

午前中のうちに高松駅を出発したら、車を東へと走らせましょう。
このコースの最初の目的地は、さぬき市にある「大串自然公園」です。

「大串自然公園」は、瀬戸内海に大きく突き出した大串半島にある自然公園。総面積は100ヘクタールにも及びます。

瀬戸内海を一望できる園内には、芝生広場を中心に、野外音楽広場、キャンプ場やワイナリーなど多彩な施設が整備され、芝生広場から見えるのは360度のパノラマに広がる瀬戸内海。その風景はまさに絶景です。

絶好のロケーションにある野外音楽広場は、中四国有数の規模を誇るもの。古代ギリシャの劇場をモチーフとした白い石の神殿のようなテアトロンと、境界線をなくした青い空と海、半島の緑が見せてくれる景色は圧巻の美しさです。

大串半島の先端で絶景が見られる「大串自然公園」は、家族連れにも若者たちにも人気の隠れたドライブコース。ここでしか見られない大迫力の瀬戸内海パノラマビューは、旅のスタートにぴったりです。

ぜひその絶景を思う存分堪能してくださいね。

野外音楽広場テアトロン

大串自然公園

郵便番号/769-2102
住所/さぬき市鴨庄・小田
電話番号/087-894-1114(さぬき市商工観光課)
営業時間/入園自由。キャンプ場は12月末〜2月休場(宿泊の場合、チェックイン15時、チェックアウト10時)。さぬきワイナリーは9:00~17:00
駐車場/有り(約51台/無料)
料金/無料
定休日/無休。キャンプ場・さぬきワイナリーは火曜日(火曜日が祝日の場合、キャンプ場は翌日休み、さぬきワイナリーは営業)
「大串自然公園」の詳細はこちら

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ルート:県道135号、一般道、県道136号、一般道、志度街道、県道122号
走行距離:12.2キロ
走行時間:23分)
有料道路料金:0円 (ETC:0円)

【2】津田の松原

次なる目的地は、同じくさぬき市にある観光スポット「津田の松原」です。「日本の白砂青松百選」「日本の渚百選」にも選ばれた名勝で、樹齢600年の根上がり松を含む松群が1キロメートルに渡って続いています。

江戸時代の初期に津田石清水神社の防風林として植えられたのが始まりとされ、美しい白砂の浜と風格のある黒松林のコントラストが織り成す風景は、見惚れてしまう美しさです。

夏には県下最大級の津田の松原海水浴場となり、毎年県内外から多くの海水浴客が訪れます。

津田の松原海水浴場

また、ビーチの手前に流れる梅川に架かる朱塗りの橋は、近年パワースポットとして人気です。橋は2つの名を持っていて、浜へ行くときは「願い橋」、帰るときは「叶え橋」。願いごとを心で唱えながら、この「願い橋・叶え橋」を渡ると願いが叶うと言われているとか。

青い海、白い砂、松林の絶景と、密かに人気の朱塗りの橋をぜひ楽しんでくださいね。

津田の松原

郵便番号/769-2401
住所/香川県さぬき市津田町津田
電話番号/087-894-1114(さぬき市商工観光課)
営業時間/入園自由
駐車場/有り(75台/無料)
料金/無料
定休日/無休
「津田の松原」の詳細はこちら

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ルート:県道22号、志度街道、一般道
走行距離:17.4キロ
走行時間:35分

【3】四国村

国指定重要文化財の河野家住宅

さぬき市で絶景を堪能した後は、次なるスポット「四国村」へ向かって高松市内へと戻りましょう。

「四国村」は、源平合戦の地として知られる屋島の山麓に、四国各地から古い民家を移築復原した野外博物館です。その中には江戸時代に建てられた旧河野家住宅や砂糖しめ小屋など、国指定重要文化財も含まれています。

四季折々の花々や自然に囲まれた約5万平方メートルの敷地には、古建築と合わせて多くの民具を展示。昔の暮らしに思いを巡らせながら、先人たちの知恵や工夫に触れることができます。

二十四節気のある生活の中で育まれた節句飾りや正月飾りなども紹介されていますので、季節の移ろいを感じながら風習や文化に触れることもできますよ。

また、建築家安藤忠雄氏の設計で2002年に建てられた「四国村ギャラリー」には、ピカソやルノワールなどの絵画や彫刻、オリエントの美術品などが展示されていて、四国村の新たな一面を見ることもできます。

四国村ギャラリー

村の入口には、神戸北野から移築した「ティールーム 異人館」も併設されていますので、見どころ満載の四国村散策を、思う存分楽しんでくださいね。

四国村

郵便番号/761-0112
住所/香川県高松市屋島中町91
電話番号/087-843-3111
営業時間/8:30〜17:30(4月~10月は18:00まで。※入村は閉村の1時間前まで)
駐車場/有り(200台/無料)
料金/大人1000円、高校生600円、小中学生400円、幼児無料 ※四国村ギャラリーで企画展開催期間中は料金が変動します。
定休日/年中無休
「四国村」の詳細はこちら

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ルート:徒歩
距離:295メートル
所要時間:5分

【4】ざいごうどん 本家 わら家

釜あげうどん(家族うどん)

四国村で昔の暮らしに想いを馳せていると、時刻はちょうどお昼ごろ。昼食はぜひ、四国村の入口にある讃岐うどんの名店「ざいごうどん 本家 わら家」でいただきましょう。

江戸時代末期の茅葺き屋根の民家を移築した店は、店内も昔の姿そのまま。ロケーション抜群です。

茅葺き屋根が目印

「わら家」のうどんの種類は「ざるうどん」「生醤油うどん」「ぶっかけうどん」「釜あげうどん」の4種類。だしと薬味だけでコシのある麺の食感を味わうメニューへのこだわりは、創業以来変わりません。

特に有名なのは、秘伝のダシで食べる恍惚の「釜あげうどん」です。家族連れには、たらいに入った名物「家族うどん」がおすすめですよ。

趣ある店で、本場のうどんの味を堪能してくださいね。
お腹がいっぱいになったら、さあ、次の目的地へと出発です。

ざいごうどん 本家 わら家

郵便番号/761-0112
住所/香川県高松市屋島中町91
電話番号/087-843-3115
営業時間/10:00~19:00(12~2月は10:00~18:30、土日祝は9:00~19:00 ※ラストオーダーは閉店30分前)
駐車場/有り(200台/無料)
定休日/年中無休
「ざいごうどん 本家 わら家」の詳細はこちら

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ルート:屋島ドライブウェイ
走行距離:3.6キロ
走行時間:5分
有料道路料金:0円 (ETC:0円)

【5】屋島ドライブウェイ

四国村で歴史と食を満喫したあとは、そこからすぐの場所にある次の目的地「屋島ドライブウェイ」へと向かいましょう。

「屋島ドライブウェイ」は、昭和36年4月から通行を始め、屋島山上への唯一の車両用道路として利用されてきました。四季折々でも違った表情が楽しめる、自然に包まれたドライブコースです。

道路の途中には、実際は上り坂なのに目の錯覚で下っているように見える不思議な場所「ミステリーゾーン」があります。道路脇には案内の看板も立ち、「おばけ坂」「幽霊坂」とも呼ばれています。

また、屋島ドライブウェイの途中には2つの展望台があり、いずれも眺望は抜群。展望台からは源平合戦の古戦場などが一望できます。

展望台から望む源平屋島古戦場

山上には、四国霊場第84番札所の「屋島寺」や世界的にも珍しい山頂の水族館「新屋島水族館」などもありますよ。

ぜひミステリーゾーンと抜群の眺望を楽しんでくださいね。
楽しんだ後は、さらなる絶景スポットを求めて坂出市方面を目指しましょう。

屋島ドライブウェイ

郵便番号/761-0111
住所/高松市屋島東町1815番地1(高松市屋島山上観光駐車場の住所)
電話番号/087-839-2416(高松市観光交流課)
営業時間/0:00~24:00(山上観光駐車場は6:30~22:00)
駐車場/有り(約390台/普通自動車300円)
料金/通行料は無料
定休日/なし
「屋島ドライブウェイ」の詳細はこちら

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ルート:屋島ドライブウェイ、志度街道、県道33号、一般道、県道16号、一般道
走行距離:21.7キロ
走行時間:42分
有料道路料金:0円 (ETC:0円)

【6】五色台

次に訪れる絶景スポットは、高松市と坂出市にまたがり、白峰、紅峰、青峰、黄峰、黒峰の五つの峰が連なる台地「五色台」です。

たくさんの自然に囲まれた五色台は、季節の移り変わりを感じることも、瀬戸内海に浮かぶ島々や瀬戸大橋を眺めることもできる絶景スポット。

五色台スカイラインが南北に走っていますので、ドライブするだけでその魅力が楽しめますよ。景色が良く、走りやすいと人気を集めている五色台スカイラインは、直線だけでなくカーブも多いので、カーブを曲がるたびに違う景色が視界に飛び込んできます。

車窓には思わず一時停車して写真を撮りたくなるような景色が映りますよ。

五色台には、休暇村讃岐五色台、キャンプ場や瀬戸内海歴史民俗資料館、四国霊場第81番札所白峯寺・第82番札所根香寺や展望台があり、ビュースポットが点在しています。

ぜひ五色台に向かう車窓から、さまざまなポイントから、瀬戸内海の多島美や四季折々の景色を眺める絶景ドライブを楽しんでくださいね。

五色台

住所/香川県高松市・坂出市
電話番号/0877-44-5015(坂出市産業課にぎわい室)
営業時間/
駐車場/有り(無料)
「五色台」の詳細はこちら

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ルート:県道16号、県道180号、一般道、さぬき浜街道、一般道
走行距離:22.3キロ
走行時間:35分

【7】瀬戸大橋タワー

五色台で爽快ドライブを楽しんだら、車をさらに西へ走らせ、次の目的地「瀬戸大橋タワー」に向かいましょう。

「瀬戸大橋タワー」は、瀬戸大橋の開通を記念して、1988年建設された瀬戸大橋の袂にある回転式展望タワーです。その高さはなんと108メートル!

展望室部分が回転しながら昇降するタイプの展望塔では、世界一の高さを誇ります。

100人乗りの客室がゆっくり回転しながら高さ108メートルまで上昇。座っているだけで360度のパノラマ眺望を楽しめる空中散歩ができます。

東には瀬戸大橋、五色台、西には本島など瀬戸内海の島々、南には讃岐山脈、北には瀬戸大橋、与島、岩黒島、櫃石島、鷲羽山などを見ることができますよ。

所要時間往復10分の展望をぜひ楽しんでくださいね。その素晴らしい景色はきっと、忘れられない旅の思い出になりますよ。

タワーから眺める瀬戸大橋

瀬戸大橋タワー

郵便番号/762-0065
住所/香川県坂出市番の州緑町6-6
電話番号/0877-45-8791
営業時間/9:00~17:00(入場は16:20まで)
駐車場/有り(30台/無料)
料金/大人800円 小人500円
定休日/年中無休(悪天候または点検のため不定期で休む場合あり)
「瀬戸大橋タワー」の詳細はこちら

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ルート:徒歩
距離:179メートル
所要時間:1分

【8】瀬戸大橋記念公園

タワーからの眺めを楽しんだ後は、隣接する「瀬戸大橋記念公園」を満喫して旅を締めくくりましょう。

瀬戸大橋最高のロケーションにある「瀬戸大橋記念公園」は、雄大な瀬戸大橋を間近に見上げるビュースポット。ここから眺める瀬戸大橋と、瀬戸内海の多島美や行き交う船と橋のコラボレーションは圧巻です。

公園内には、橋をイメージした噴水や芝生広場、大型遊具のある子ども広場などもあり、家族連れにも人気。

記念館では、架橋実現への道のりや工事の全貌などを動く模型や映像、パネルなどでわかりやすく説明しています。臨場感溢れる全天周大型映像のブリッジシアターでは、異次元の瀬戸大橋や宇宙に関する作品が観覧できますよ。

これらがすべて無料で体験できます。

記念館展望台

記念館北側(海側)には、瀬戸内国際芸術祭2013の「沙弥島アートプロジェクト」でナカンダ浜に設置されていた「8人9脚」(神戸芸術工科大学教授 藤本修三氏作)が設置されています。

ここでひと休みしながら、瀬戸内海を取り巻く絶景を味わい、旅の思い出に浸ってみてはいかがでしょうか。

8人9脚(瀬戸内国際芸術祭作品)

瀬戸大橋記念公園

郵便番号/762-0065
住所/香川県坂出市番の州緑町6-13
電話番号/0877-45-2344
営業時間/公園は終日、記念館9:00~17:00(入館は16:30まで)
駐車場/3カ所合計449台(大型19台、普通車412台、身障者18台)
料金/無料
定休日/記念館は月曜休館(祝日の場合は翌日)、12/29~1/1 ※ゴールデンウィーク・夏休み期間中は無休
「瀬戸大橋記念公園」の詳細はこちら

※この記事は2018年3月時点での情報です
※掲載されている情報や写真については最新の情報とは限りません。必ずご自身で事前にご確認の上、ご利用ください

ライター紹介
この記事を書いた人
高橋陽子

フォトライター。愛媛生まれ愛媛育ち。地元自治体の広報担当を経て、フリーランスに。まちの風景や人々の暮らしを見て、聞いて、撮って、再編集することが好き。住む人にとっては日常の風景でありながら、訪れる人にとっては非日常の絶景との出会いが喜び。