2024.03.07

【京都】おばんざいが味わえるおすすめ店8選！SNS映えする小鉢も＜2024＞

味はもちろん、旬の京野菜や華やかな見た目にも惹かれる京都のおばんざい。せっかく京都を訪れたら食べてみたいですね。今回は京都市内で、ランチやディナーにおばんざい料理が楽しめる店を8軒紹介します。

※この記事は2024年2月28日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。

記事配信：じゃらんニュース

おばんざいとは

京都で日常的に食べられているおかずで、伝統的な家庭料理のことをいいます。

旬の野菜を中心に、その時々手に入るものを上手に取り入れた惣菜は、どれも素材や出汁の旨みを感じる上品な味付けが多いのも特徴。近年は和食に限らず、ローストビーフをはじめ洋風のおばんざいも増えています。

また大根やにんじんは葉っぱや皮まで使い切る…といった、食材を無駄にしない京都人の粋や、昔ながらの暮らしの知恵が詰まっているのも京都のおばんざいならではです。

OHARA River side cafe KIRIN【左京区】

手まり風おにぎりと一緒に、おばんざいブッフェ

京都出身で、野菜ソムリエでもあるオーナーの中山寿士氏が、木屋町「居酒屋 来恩」に続き、大原で開いたカフェ。

京都・大原育ちの有機野菜を中心に、コシヒカリやミネラル豊富な地下水など厳選素材を使った手料理がおいしいと評判です。

大原野菜のおばんざい・サラダバイキング付きの「里の恵み おにぎりランチ」は、本日のおにぎり8種の中から5種類選べ、おばんざいとサラダは食べ放題です。地産地消、畑の恵み満載でリピーターが多いのも頷けます。

のどかな里山の風景と滋味あふれるおばんざいに癒やされます。京都の中心市街地から車で約45分、バスだと1時間ほどなので、ショートトリップにもおすすめです。

［おばんざいが味わえる時間］
11時30分～16時（LO14時30分）
［予約の可否］
可（電話）

嵐山ぎゃあてい【右京区】

嵐山の四季を感じる、おばんざい御膳

京都有数の観光地、嵐山に構える「嵐山ぎゃあてい」。熟練の料理人が手間暇かけて作るおばんざいがおいしいと評判の店です。

おすすめは「ぎゃあてい御膳」で、湯葉や生麩といった京都ならではの一品から、旬の京野菜を使った小鉢が並びワクワクします。

品数豊富なだけでなく、季節替わりの謹製スイーツ、漬物やドレッシングまで自家製というこだわりも伺えます。

嵐山電鉄嵐山駅隣接で、好アクセスなところも魅力です。嵐山観光の際はぜひ。

［おばんざいが味わえる時間］
11時30分～15時（LO14時30分）
［予約の可否］
不可

＆restaurant KOTOWARI【中京区】

彩り華やかなおばんざいプレート

明治創業の馬具の老舗「明石屋」が営む、自社の革製品と和食のコラボショップ。そんな個性あふれるレストランで、和食一筋20年超えの料理人が腕をふるいます。

ランチタイムには日替わりで3種類のメニューがあり、その一つが「本日のKOTOWARIランチプレート」です。メインはチキン南蛮のしば漬けタルタルソースをはじめ、日替わりで登場。さらにおばんざい5品、味噌汁、サラダ、白ごはんか雑穀米が付きます。

そして一番人気が「本日の気まぐれ3種丼プレート」。肉系、海鮮系、あっさり系の3種類の丼に、おばんざい5品、味噌汁、サラダが付いたボリューミーで色とりどりのプレートランチです。丼といっても3種類でちょうどお茶碗1杯くらいのサイズ！盛付や器も絵になります。

いずれもランチ限定ですが、夜も予約すると「ディナープレート」または「ディナー三種丼プレート」が1日3組限定で味わえます。

店主曰く、「ランチより、さらに内容が豪華」という「ディナー三種丼プレート」はローストビーフ丼、天丼、鯛めし丼と、おばんざい3種、特製だし巻き、茶碗蒸し、味噌汁、サラダがセット。鯛めし丼は鯛茶漬けとしても楽しめるそうです。

「ディナープレート」は天ぷらの盛り合わせ、刺身盛り合わせ、ローストビーフサラダに、同じくおばんざい3種、特製だし巻き、茶碗蒸し、味噌汁が付き、ごはんは白米または雑穀米から選べます。

1階はオープンキッチンを配したカウンター席とテーブル席。2階にはテーブル席と座敷席があり、半個室のような造りの奥座敷もあります。

店内には革製品のギャラリーや販売コーナーもあるので、食後に覗いてみてください。

［おばんざいが味わえる時間］
11時～15時（LO14時30分）、17時～22時（LO21時）
［予約の可否］
可（受付は営業日の10時～20時。5名以上の予約は必ず電話にて）

おばんざい TATSUNOSUKE【中京区】

木屋町で酒が進む、本格京おばんざい

美食店が軒をつらねる京都・木屋町で、気軽に本格的な京おばんざいが味わえると評判の「おばんざい TATSUNOSUKE」。和食店で修業を積んだ店主が営む創作居酒屋です。

単品での注文はもちろん、京おばんざいを10品ほど取り入れたコース料理もあり、飲み放題付きのプランが特に人気だそう。

料理を引き立てる素敵な器で提供されるので、まさに食べておいしい、愛でて楽しいおばんざい。豆皿や小鉢サイズなので、いろいろな種類を少しずつ味わえるのもいいですね。

カウンター席はデートや、その日おすすめのおばんざいをアテに一人飲みにおすすめ。その他、個室や、すだれで仕切った半個室風の席もあります。深夜3時まで営業しているので2次会、3次会などにも活躍しそうです。

全国から選りすぐりの日本酒や焼酎もずらり。旬のおばんざいに合う酒を勧めてくれるので、迷ったらスタッフに聞いてみてください。

［おばんざいが味わえる時間］
17時～翌3時（LO2時）※なくなり次第終了
［予約の可否］
可（電話受付は15時～、公式サイト）

おばんざい料理 京都ことこと 烏丸御池店【中京区】

ランチ限定で、おばんざいがおかわり自由！

地産地消にこだわった京都の家庭料理が味わえる「おばんざいの店 京都ことこと 烏丸御池店」。

京野菜をはじめ、米や卵、豆腐、ブランド肉など地元食材を使ったバラエティ豊かな丼や定食を提供しています。

昼夜問わず、どのメニューもおばんざい付きですが、ランチタイムは出汁巻き玉子、カニ風味サラダ、ひじき炊いたん、九条葱のすき焼きなど10種類以上のおばんざいが、なんとおかわり自由で楽しめます。

なかでも「京とうふ藤野」のとうふを使った、とろける湯豆富は店イチオシメニューだそうなので、ぜひチェックしてください！

ランチ限定のおばんざいビュッフェは小学生以上60分制限、1人ワンオーダー制（小学生未満は、おばんざいのみ660円で提供）です。

［おばんざいが味わえる時間］
11時30分～15時（LO14時30分）、17時～21時30分（LO21時）※なくなり次第終了※おばんざいビュッフェは昼のみ
［予約の可否］
可（電話、公式HP）

清水順正 おかべ家【東山区】

ゆどうふ、または、ゆば鍋から選ぶおばんざい付きコース

せっかく京都を訪れたら名物も味わいたいという人に教えたいのが、ゆどうふやゆば料理で知られる「清水順正 おかべ家」。

自家製のゆどうふ、または、ゆば鍋のどちらか一品と、京野菜や生麩を取り入れたおばんざいも味わえるコース「味そろえ」がおすすめです。

その時々の京野菜や、ひろうす（ひりょうず※関東名は、がんもどき）、生麩、肉どうふ、おばんざいなどの煮物に、豆腐田楽や揚げなどの焼き物、京野菜や生麩の天ぷらと盛りだくさん。ごはんと漬物も付いています。

場所は世界遺産・清水寺へと向かう参道沿いから少し奥に入ったあたり。京町家の風情漂う店内で、京都の美味を堪能できます。

［おばんざいが味わえる時間］
味そろえの提供は10時30分～LO17時
［予約の可否］
可（電話、公式サイト）

ごはんや 蜃気楼【東山区】

京都五大花街の一つで楽しむ、おばんざい

今もお茶屋や置屋が多く、趣ある宮川町。そんな京都の粋を感じる街にあるのが「ごはんや 蜃気楼」です。

元お茶屋の建物を生かした空間で、店主こだわりのごはんと料理、そして酒が味わえます。なんでも「おばんざい付きのランチがリーズナブル！」と評判です。

昼は定食スタイルで、メインのおばんざいのワンプレートと、店こだわりの白ごはんと味噌汁付きで1500円。メインのおばんざいプレートは天ぷら付きの「天麩羅気分」、お刺身付きの「お造り気分」、鶏から揚げ付きの「鳥唐気分」、そして「日替気分」の4種類から選べます。

さらに最近はこの4種類の中から2種類を組み合わせて楽しめる「ワンプレートランチ」1800円も人気だそうで、こちらはコース料理の「お昼のこーす」3500円とともに要予約（電話のみ）で楽しめます。

店名に“ごはんや”と冠しているだけあり、とにかく米にもこだわりがあります。聞けば、京丹波と近江のブレンド米を使っていて、米に充分に水を含ませてから炊き上げるので、ふっくらほくほくでおいしいと好評なのだそう。

夜は「おばんざいの盛り合わせ」1700円ほか、単品でも注文OK。おばんざいをアテにお酒が進みそうです。

2023年でオープン20年。店は京阪本線清水五条駅と祇園四条駅のちょうど間くらい。石畳の路地や趣ある町屋建築など、京都伝統の花街風情も楽しめるのも魅力です。

［おばんざいが味わえる時間］
11時30分～14時（LO）、17時30分～23時（LO22時30分）
［予約の可否］
可（電話、公式サイト）

家守堂【伏見区】

京都・伏見で、クラフトビールと味わうおばんざい

古くから酒蔵のまちとして知られる京都・伏見では珍しいクラフトビールの店。日本茶の楽しみ方と自家醸造のクラフトビールの魅力を伝えるるブリューパブです。

ビールは営業時間内、すべての時間帯で注文OK。クラフトビールに合うアラカルトも各種あり、3種類のランチメニューも提供しています。

おすすめは8種の日替わりのおばんざいと、玄米ごはん、味噌汁、香の物がセットになった定食です。

日本茶や日本酒の老舗が軒をつらねる伏見で、京都生まれのクラフトビールを片手におばんざいランチをぜひ堪能してください。

［おばんざいが味わえる時間］
11時～14時（LO）
［予約の可否］
可（電話）※席のみの予約の場合チャージ1人220円

まとめ

素朴なのに上品で、シンプルなのに味わい深い、おばんざい。食材は同じでも店ごとの味があるので滞在中、食べ比べてみるのもいいかもしれません。大型連休や桜、紅葉シーズンは混雑するので公式HPやSNSを事前にチェックし、予約したり、時間や曜日をずらすなどして利用してみてください。

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