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2022.05.26

滋賀満喫プラン!琵琶湖をぐるっと一周モデルコース<2022>

日本一大きな湖、琵琶湖のある「湖国」滋賀県。どこへ訪れても雄大な自然を楽しめるので、サイクリングやドライブに訪れる人も多く、アクティビティも充実。古くから交通の要所として発達したことから、数多くの史跡が点在しており、見どころが湖を囲むように連なっています。

一日目はまず湖西エリアで、雄大なレイクビューを堪能。その後は、近江商人の街として栄えた近江八幡で、映画のロケ地としてもよく使われる堀沿いに立ち並ぶ土蔵や、ヴォーリズ建築が残る街並みを散策しましょう。夜はそのまま近江八幡に残っても、彦根へ移動してもOK。城下町風情の残る町で、田園が広がる県内で収穫された、豊かな滋賀の恵みを堪能して。

二日目は堂々たる彦根城、そしてレトロな街並みが続く長浜城下で城下町巡りの一日を。江戸時代の町家に現代の風を吹き込んだレストランで、肉汁したたる近江牛ランチを味わって。ガラスの町・長浜で作るオリジナルガラスは、家に帰っても旅の思い出をきらきらと彩ってくれるでしょう。

※この記事は2022年2月4日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。

記事配信:じゃらんニュース

滋賀満喫!1泊2日おすすめモデルコース概要

【1日目】
JR大津駅→白鬚神社→びわ湖バレイ/びわ湖テラス→ラ コリーナ近江八幡
【2日目】
彦根城→夢京橋キャッスルロード→びわこレストランROKU→黒壁十三號館 黒壁体験教室

滋賀の1泊2日モデルコース【1日目】

白鬚神社

湖に大鳥居が建つ厳かな古社。

白鬚神社
白鬚神社

湖にすっくと建つ朱塗りの大鳥居が神秘的な存在感を放つ、近江最古と伝わる大社です。

もとは陸に建設されていたそうですが、湖面の上昇にともない湖中に建つ今の姿になったそう。「近江の厳島」とも称されています。朝日、日中、夕陽と刻々と変わる空と湖、そして鳥居の姿は息をのむような美しさです。

創建より2000年の歴史を紡ぐと伝わり、延命長寿や長生き、縁結び、航海安全の神様として親しまれています。神社の名前はお祀りする猿田彦命が、長い白鬚をたくわえられたお姿であったことに由来するそうですよ。

こちらの本殿は豊臣秀吉の命で、秀頼の寄進により建立されたもの。重要文化財に指定されており、桃山時代特有の入母屋造りの様式が残ります。

大鳥居は境内から国道を挟んで建っていますが、交通量も多く危険なので国道の横断は絶対にしないこと。境内に展望台が設置されていますので、そちらからゆっくりと眺めてくださいね。

■白鬚神社(しらひげじんじゃ)
[住所]滋賀県高島市鵜川215
[営業時間]境内自由
[定休日]なし
[入場料]無料
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】西大津バイパス湖西道路志賀ICより11分

↓ 車で25分

びわ湖バレイ/びわ湖テラス

琵琶湖を一望する絶景スポット。

びわ湖バレイ/びわ湖テラス
びわ湖バレイ/びわ湖テラス
びわ湖バレイ/びわ湖テラス

ロープウェイで登った標高1100mの山頂にあるレジャーリゾート施設、びわ湖バレイ。冬はスキー場になる高原が、夏は琵琶湖を見下ろすジップラインアドベンチャーなどのアクティビティが楽しめる場所になります。

山頂駅からすぐのびわ湖テラスでは、テラスのまわりに湛えられた水盤と、眼下の琵琶湖がインフィニティビューで繋がる絶景が広がります。テラスの端に立って、湖の上に浮かんでいるかのような気分を味わうもよし、デッキチェアで遮るもののない空と湖だけの世界に浸るもよし。

テラスに隣接する「ダイニングレイクビュー」では、近江牛ローストビーフ丼(3000円)など地元の食材を生かしたメニューも味わえます。カフェスタンドで販売する湖空ソーダ(800円)はぜひ湖を背景に、青の世界を撮影しましょう。

天気がよければリフトを乗り継いで、蓬莱山山頂にある「Cafe 360」に足をのばすのもおすすめです。

写真提供/(C)Alpina BI Co., Ltd. All Rights Reserved.

■びわ湖バレイ/びわ湖テラス
[住所]滋賀県大津市木戸1547-1
[営業時間]9時~17時(11月は9時30分~16時30分)
[定休日]4月上旬・6月下旬・9月上旬に定期休業あり
[料金]ロープウェイ往復料金:大人3500円、小学生1500円、3歳以上1000円(11月は大人3000円、小学生1500円、3歳以上1000円)
[駐車場]あり(1000円、土日祝2000円)
[アクセス]【車】(ロープウェイ山麓駅まで)西大津バイパス湖西道路志賀ICより10分
※5/9~7月中旬までリニューアルのため、ダイニングレイクビューは店休いたします。

↓ 車で50分

ラ コリーナ近江八幡

焼きたてバームクーヘンをめざして。

ラ コリーナ近江八幡
ラ コリーナ近江八幡

和菓子の「たねや」や、バームクーヘンでおなじみの「クラブハリエ」を展開する、たねやグループのフラッグシップショップです。自然との繋がりを感じられる場所に、と整えられた敷地内には、緑の芝に覆われた印象的な建物に迎えられます。

広々とした吹き抜けのあるメインショップ1階ではバームクーヘンの工房で職人が一つひとつ焼き上げる様子がうかがえます。

できたてのバームクーヘンや、バームクーヘンの生地を使いサクサク&しっとりと焼き上げたバームサブレにバタークリームをはさんだ「バームサンド(324円~)」など、ラ コリーナ限定スイーツを味わえます。

ほかにもふわふわのカステラ専門店、生どらやマカロンなどを味わえるフードガレージなどがあり、いろんなお菓子をたっぷり楽しむことができます。

■ラ コリーナ近江八幡
[住所]滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
[営業時間]メインショップ・カステラショップ・フードガレージギフトショップ9時~18時、カフェLO17時、フードコート10時~17時
[定休日]なし(1月1日を除く)
[料金]バームサンド(プレーン)324円
[駐車場]あり(無料)
[アクセス]【車】名神竜王ICより40分
\滋賀の1泊2日モデルコース【1日目】/

滋賀の1泊2日モデルコース【2日目】

彦根城

江戸初期の姿をそのまま残す城郭へ。

彦根城
彦根城

徳川家康の命により井伊直継・直孝が約20年かけて築城した城。三層三階、入母屋の屋根に三種類の破風を多様に配し、変化にとんだ天守は国内でも5か所しかない国宝天守のひとつです。

その天守は大津城、重要文化財の天秤櫓は長浜城から移築されたもので、御殿や城郭全体が完成したのは1622(元和6)年ごろとされています。

城の北側には、池を琵琶湖に見立て、近江八景を再現したという池泉回遊式庭園の玄宮園があります。時間があれば4代藩主井伊直興により造営された名勝を、園内の鳳翔台で抹茶をいただきながら眺めてみて。

また1日に3回、彦根市のキャラクター・ひこにゃんも登場。「井伊の赤備え」にちなむ赤い兜をかぶった人気者の登場時間・場所は、公式ホームページか城内各所の「本日のひこにゃん」案内板を確認しましょう。

■彦根城
[住所]滋賀県彦根市金亀町1-1
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]なし
[料金]入城料:大人800円、小中学生200円(玄宮園を含む)、鳳翔台:抹茶・菓子付き500円
[駐車場]あり(1日1000円ほか)
[アクセス]【電車】JR彦根駅より徒歩15分【車】名神高速彦根ICより10分 

↓ 車で2分

夢京橋キャッスルロード

江戸情緒を感じる城下町でおみやげ探し。

夢京橋キャッスルロード

白壁と黒格子のコントラストがまぶしい、彦根城下町時代を再現した町家が連なる通り。彦根城のお堀にかかる京橋からまっすぐに伸びる風情ある通りで、小江戸情緒を楽しみながらグルメやショッピングを楽しみましょう。

町家には近江牛の専門店や老舗茶舗、彦根銘菓など、ここでしか味わえないグルメがずらりと並びます。彦根の伝統工芸品である彦根蠟燭は和の絵付けがかわいらしく、おみやげにぴったりです。

またキャッスルロードの先には、大正ロマンの街並みを再現した複合施設「四番町スクエア」が。かつて「彦根の台所」と称された本町市場商店街洋風建築とガス灯が並び、レストランやカフェも充実しています。
彦根がたどった時代の変遷を体感してみてください。

■夢京橋キャッスルロード
[住所]滋賀県彦根市本町
[アクセス]【電車】JR彦根駅より徒歩20分【車】名神高速彦根ICより10分 

↓ 車で30分

びわこレストランROKU

近江牛とできたてモンブランを堪能。

びわこレストランROKU
びわこレストランROKU
びわこレストランROKU

黒壁スクエアにある、江戸時代の醤油問屋をリノベーションしたレストラン。蔵の特別室もあるレトロモダンな空間で、近郊農家の食材をふんだんに使ったフレンチベースの料理が、信楽焼のお皿とともに楽しめます。
近江牛と滋賀県産の粗挽き豚肉を使い、ふっくらジューシーに仕上げた近江牛クレピネットバーグは数量限定なので、少し早めのランチに行くのもおすすめです。

また、店舗内に2021年にオープンした茶寮ROKUはモンブランの専門店です。特注のしぼり機から紡がれる錦糸のようなクリームは、月替わりのパフェやタルトでも楽しめます。

店内で食べるには当日整理券が必要ですが、テイクアウト限定品のモンブランソフトは気軽に購入できるので立ち寄ってみて下さいね。

■びわこレストランROKU
[住所]滋賀県長浜市元浜町11-23
[営業時間]茶寮11時~17時、レストラン11時~15時(LO14時)、18時~21時※土日祝ランチは~16時(LO15時)
[定休日]水
[料金]クレピネットハンバーグランチ2480円、モンブランソフト1100円(テイクアウトのみ)
[駐車場]なし
[アクセス]【電車】JR長浜駅より徒歩5分【車】北陸道長浜ICより15分 

↓ 徒歩で1分

黒壁十三號館 黒壁体験教室

自分だけのガラス作品を作りましょう。

黒壁十三號館 黒壁体験教室
黒壁十三號館 黒壁体験教室
黒壁十三號館 黒壁体験教室

「黒壁銀行」の愛称で親しまれた旧第百三十国立銀行長浜支店の建物を中心に、江戸から明治の建物群が集まる黒壁スクエア。かつて北国街道の宿場町として栄えたレトロモダンな街は、ガラス製品のショップや工房が数多く集まっているのも魅力のひとつです。

中でも体験教室のある建物では、さまざまなガラス工芸作品のものづくり体験ができる教室が開かれています。

色とりどりのガラス板をはんだ付けし、フォトフレームやランプを作れるステンドグラス体験教室や、好きなガラスパーツを配置し、高温でひとつに溶かし合わせてお皿やアクセサリーを作るフュージング体験教室、そして溶けたガラスに息を吹き込んで形作る、本格的な吹きガラス体験教室。

ほかにも小さな子どもから大人まで、ときめきに溢れる作品を作ることができますよ。

教室の開始時間は、体験によって異なりますので事前にチェックを。人数にも限りがありますので、予約しておくのがベターです。

おもむくままに手を動かし、自分だけのガラス作品で旅の思い出を彩りませんか。

■黒壁十三號館 黒壁体験教室(くろかべじゅうさんごうかん くろかべたいけんきょうしつ)
[住所]滋賀県長浜市元浜町11-21
[営業時間]10時~17時
[定休日]火
[体験料]体験により異なる:ステンドグラス体験3850円~、フュージング体験2750円~、サンドブラスト製作体験1650円~、吹きガラス体験4070円~ ほか
[駐車場]なし(近隣のコインパーキングなどを利用)
[アクセス]【電車】JR長浜駅より徒歩5分【車】北陸道長浜ICより10分 
\滋賀の1泊2日モデルコース【2日目】/

※掲載の価格は全て税込み価格です。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、お住まいやお出かけされる都道府県の要請をご確認の上、感染拡大防止に充分ご配慮いただくようお願いいたします。

じゃらん編集部  じゃらん編集部

こんにちは、じゃらん編集部です。 旅のプロである私たちが「ど~しても教えたい旅行ネタ」を みなさんにお届けします。「あっ!」と驚く地元ネタから、 現地で動けるお役立ちネタまで、幅広く紹介しますよ。

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