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2021.10.01

【2021】日本の青の洞窟10選!沖縄・小樽・伊豆など一度は行きたい絶景スポット

世界で有名な青の洞窟といえばイタリアのカプリ島ですが、日本にも北海道の小樽海岸から沖縄の真栄田岬まで、全国各地に青の洞窟と呼ばれるスポットがあります。

太陽光線が洞窟の底に反射し水面が青く輝く神秘的な自然景観。シュノーケリングやダイビング、クルージングが楽しめる、全国のおすすめ青の洞窟を紹介します!

※この記事は2021年9月27日時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化しておりますので、事前に各施設・店舗へ最新の情報をお問い合わせください。
記事配信:じゃらんニュース

小樽の青の洞窟【北海道小樽市】

海域公園地区に指定されている岩場の中の絶景

(画像提供:小樽観光協会)
(画像提供:小樽観光協会)

海域公園地区「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定されている小樽の海岸線。美しい海には奇岩と怪石が連なり、その中の断崖絶壁にある小さな洞窟が小樽の青い洞窟です。

海水による侵食で形成された特異な地形や海底から反射する光の角度や天候など、様々な条件が整うことで青く見える神秘的な光景。

洞窟の中に太陽光が差し込む良く晴れた日は、特に海面が青く鮮やかに輝きます。洞窟まではボートやクルーズ、レジャー会社のツアーなどを利用して訪れることができます。

(画像提供:小樽観光協会)
(画像提供:小樽観光協会)

【楽しめるアクティビティ】
クルージング/シーカヤック/SUP
※クルージング運行時期:4月下旬~10月上旬

■小樽の青の洞窟
[住所]北海道小樽市塩谷
[アクセス]ボートは各会社出発場所が異なるので、各ボート会社に準ずる
[駐車場]各ボート会社に準ずる
「青の洞窟」の詳細はこちら

ツヅラ沢の穴澗【北海道福島町】

神聖な場所として守られてきた歴史ある洞窟

(画像提供:岩部クルーズ)

北海道福島町岩部海岸にある青の洞窟は、古来より神聖な空間として大切にされていた場所。江戸時代には海が荒れた時の避難場所になっていたなどの逸話があります。

小型漁船での見学が可能となったのは昭和の頃、青の洞窟と名付けられたのは平成6年頃だそう。

特徴は、入ってみないと分からない一期一会の光景。季節や時間、天気、潮の流れの組み合わせで、透き通るブルーや深いエメラルドグリーンなど全く異なる色を出すといわれています。

岩部漁港から出航する岩部クルーズでは、専用の小型グラスボートで洞窟内を旋回し、その日もっとも綺麗に見えるポイントに停船。船首部分から見学や記念撮影が楽しめます。

(画像提供:岩部クルーズ)
(画像提供:岩部クルーズ)

【楽しめるアクティビティ】
クルージング
※運行時期:4月下旬~10月中旬

■ツヅラ沢の穴澗(岩部クルーズ受付所)
[住所]北海道松前郡福島町字岩部65番地1(福島町岩部交流センター内)
[営業時間]8時~15時
[定休日]荒天時、冬季期間
[料金]中学生以上3000円、小学生以下1500円
[アクセス]函館より国道228号線を車で90分
[駐車場]あり(無料)
「岩部クルーズ青の洞窟」の詳細はこちら

八戸穴【岩手県宮古市】

浄土ヶ浜から小型磯船で遊覧する小さな洞窟

(画像提供:宮古観光文化交流協会)
(画像提供:宮古観光文化交流協会)

青森県の八戸市まで続いているという伝説から名付けられた八戸穴。穴の入り口から差し込む太陽光により透明な海水が青く輝き、周囲の岩肌が紫色に見えたりします。

八戸穴は入口が狭いため、さっぱ船という地元の漁師さんが使う小型の磯舟に乗船して中に入ります。さっぱ船は浄土ヶ浜園地内にあるマリンハウスから出航しています。

洞窟の一番奥では時々潮が吹くことがあり、この現象を見ることができた人は幸せなると言われているそう!

(画像提供:宮古観光文化交流協会)
(画像提供:宮古観光文化交流協会)

【楽しめるアクティビティ】
さっぱ船遊覧
※運行時期:3月下旬~11月末(要確認)

口コミ ピックアップ

青の洞窟に行けたら願いが叶う。って本当かもと思える美しい青でした。途中、カモメがヘルメットに乗ってきたりドキドキの非日常も楽しめました。
(行った時期:2021年6月)

青の洞窟の中に行くと本当にキレイな青い色をしてました。浄土ヶ浜の海もとても澄んでいました。神秘的で心が癒やされました。
(行った時期:2019年9月)

■八戸穴(浄土ヶ浜マリンハウス)
[住所]岩手県宮古市日立浜町32-4
[営業時間]8時30分~17時
[定休日]無休(12月~2月は冬季休業)
[料金]一人1500円
[アクセス]東北自動車道盛岡南ICより車で90分
[駐車場]あり(付近の浄土ヶ浜第一駐車場を利用、無料)
「浄土ヶ浜マリンハウス」の詳細はこちら
「青の洞窟」の口コミ・周辺情報はこちら

龍泉洞【岩手県岩泉町】

歩いて見学できる鍾乳洞の中の青い地底湖

(画像提供:岩泉町龍泉洞)
(画像提供:岩泉町龍泉洞)

龍泉洞は国の天然記念物にも指定されている鍾乳洞。海の中にある洞窟とは異なり、大きな鍾乳洞の中を歩いて見学することができます。

手すりや階段などで整備された観光コースを進むと、ドラゴンブルーと呼ばれる深い青色の地底湖を覗くポイントが数カ所あり、このドラゴンブルーの地底湖が洞窟を青の世界に染めています。

地底湖が一番綺麗に青く澄んで見える時期は冬。天井からしたたる水滴が少なく水面が安定するため、深い湖底の様子も見えるそう。

1年中青の世界が楽しめる洞窟です。

(画像提供:岩泉町龍泉洞)
(画像提供:岩泉町龍泉洞)

【楽しめるアクティビティ】
施設内散策

口コミ ピックアップ

鍾乳洞が広く、どんどん中に入っていって、地底湖のあるエリアでは、透明な水が素晴らしかった。また、新研究洞も別にあり、鮮やかでした。
(行った時期:2021年5月)

鍾乳洞と地底湖がとても感動的です。通路が狭いところ、急な階段を上り下り、前かがみになりながら進んでいくと、吸い込まれそうな紺碧の地底湖にたどり着きました。澄んだ水と怖いほど深く神秘的でした。通路が濡れているので足元に注意が必要です。
(行った時期:2019年10月)

■龍泉洞
[住所]岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1-1
[営業時間]10時~16時
[定休日]無休(大雨による増水により予告なく休業になる場合あり)
[料金]高校生以上1100円、小中学生550円
[アクセス]三陸北縦貫道路岩泉龍泉洞ICより車で25分
[駐車場]あり(無料)
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竜王洞【新潟県佐渡市】

島全体がジオパーク!佐渡の美しい大自然を満喫

(画像提供:佐渡観光交流機構)
(画像提供:佐渡観光交流機構)

国内有数の美しい海を誇る佐渡島の最南端、小木半島には海の侵食作用で生まれた溶岩洞窟が11ヶ所も存在します。変化に富んだ洞窟群のなかでも海の色が青く輝く神秘的な洞窟が、『竜王洞』と呼ばれている琴浦洞窟。

シーカヤックの体験ツアーで洞窟の中に入ることもできますが、洞窟の奥よりも入口付近の方が美しく見ごたえがあると評判です。

現在、陸路からの入り口は利用できないので、モーターボートかシーカヤックを利用して海側から訪れてください。

(画像提供:佐渡観光交流機構)
(画像提供:佐渡観光交流機構)

【楽しめるアクティビティ】
 遊覧ボート/シーカヤック

■竜王洞(琴浦洞窟)
[住所]新潟県佐渡市琴浦
[アクセス]小木港から車で5分
[駐車場]なし
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天窓洞【静岡県西伊豆町】

真上からも見下ろせる天然記念物指定の絶景

(画像提供:西伊豆町観光協会)
(画像提供:西伊豆町観光協会)

天然記念物に指定されている堂ヶ島の天窓洞。東口、南口、西口の3つの入り口があり、遊覧船は南口から入り洞窟中央にある天井が丸く抜け落ちた天窓まで進みます。

暗い洞窟の中に光の帯が海面まで差し込み、天窓の周辺ではブルーやグリーンに輝く神秘的な光景が見られます。

天窓洞の上には堂ヶ島公園内の遊歩道があり、天窓の下を通る遊覧船を真上から見ることもできます。

季節でいうと春から秋にかけて、時間帯ではお昼前後が特に青くきれい見えるのでおすすめです。

(画像提供:西伊豆町観光協会)
(画像提供:西伊豆町観光協会)

【楽しめるアクティビティ】
遊覧船/遊歩道

口コミ ピックアップ

船から珍しい地層や地形を近くで見ることができる。25分程の周遊だったが大満足。船から降りたあと、青の洞窟を陸から覗きに行った。散策は30分くらいで回れてちょうど良い。お土産屋さんや休憩所もある。
(行った時期:2019年10月)

■天窓洞
[住所]静岡県賀茂郡西伊豆町仁科2097-1付近
[アクセス]東名高速道路沼津ICより車で90分
[駐車場]あり(無料)
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ガマの口【三重県熊野市】

海と空の青が広がる開放的な大きな洞窟の穴

(画像提供:熊野市観光公社)
(画像提供:熊野市観光公社)

リアス式海岸特有の奇岩、巨岩を見ることができる熊野市の海岸線。熊野の青の洞窟は、ガマの口と呼ばれる大きな洞窟の穴です。

太陽の位置によって洞窟の中の海の色が青やエメラルドグリーンに輝き、とても神秘的。青い空と青い海が一体化した、開放的な景色です。

ガマの口は海上からしか見ることができないので、松崎港発着の楯ヶ崎観光遊覧船を利用します。遊覧コースでは青の洞窟だけでなく、迫力のある断崖絶壁や大岩壁などの絶景も楽しめます。

(画像提供:熊野市観光公社)
(画像提供:熊野市観光公社)

【楽しめるアクティビティ】
遊覧船

■ガマの口(楯ヶ崎観光遊覧)
[住所]三重県熊野市大泊町(松崎港)
[営業時間]9時~18時(出航時間は10時、12時、14時)
[定休日]無休(荒天時は運行中止)
[料金]3000~9000円(乗船人数によって変動) 
[アクセス]【電車】JR大迫駅より徒歩20分【車】熊野尾鷲道路熊野大泊ICより5分
[駐車場]あり(無料)
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青海島の青の洞窟【山口県長門市】

海岸国定公園内にある幻想的なダイビングスポット

(画像提供:長門市観光コンベンション協会)
(画像提供:長門市観光コンベンション協会)

北長門海岸国定公園の中心に位置する周囲約40km青海島。スキューバダイビングの良質なスポットとして口コミで広がり、現在では県内外から多くのダイバーが訪れているそう。

海中で見られる青の洞窟や島特有の地形や希少な浮遊系生物などを見ることができるので、水中生物を撮影するフォトダイバー達も集まる全国屈指のフォトスポットとしても有名です。

海中スポットなので、必ずダイビングショップのインストラクターや地元ダイバーと一緒に訪れ、ダイビングやシュノーケリングを楽しんでください。

(画像提供:長門市観光コンベンション協会)
(画像提供:長門市観光コンベンション協会)

【楽しめるアクティビティ】
スキューバダイビング/シュノーケリング/クルージング

■青海島の青の洞窟
[住所]山口県長門市仙崎紫津浦
[アクセス]中国自動車道美祢ICより車で50分
[駐車場]あり(乗用車500円/回)
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白戸の穴洞窟【長崎県長崎市】

真っ白な壁面とのコントラストが見どころ

(画像提供:長崎市)
(画像提供:長崎市)

樺島の海岸線にある白戸の穴洞窟。6つの洞窟のうち一番大きな洞窟の中で驚くほど美しい眺めを楽しむことができます。

洞窟へ行く手段は、樺島港から出航している観光クルーズ「みちしお」に乗船すること。天気や波の状態などの条件が合った時だけ、洞窟の中に入れます。

運よく中に入ると、目の前に広がる洞窟の白い壁面と、光の差し込み具合によって表情を変える海底まで透き通ったエメラルドグリーンのコントラストに心を奪われること間違いなし!

天気のいい夏の午前10時前後が一番美しいといわれていますので、ぜひ時期を合わせて訪れてみてください。

(画像提供:長崎市)
(画像提供:長崎市)

【楽しめるアクティビティ】
クルージング

口コミ ピックアップ

梅雨の合間の晴れの日に体験できました!天候によっては洞窟内の見学は難しいかもと前日に連絡あり。当日は予想に反して波が高くなかったので、樺島の青の洞窟を見ることができました。船長さんからの、海上からの景色の説明があったり、景色がいい場所で写真撮影して頂いたり。40分のクルーズを満喫することができました。
(行った時期:2021年6月)

■みちしお(樺島クルージング)
[住所]長崎県長崎市野母崎樺島町1786
[営業時間]8時~16時
[定休日]不定休
[料金]一人1500円(同伴の小学生以下無料)
[アクセス]JR長崎駅から車で60分
[駐車場]なし
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真栄田岬【沖縄県恩納村】

幻想的な青の世界が一年中楽しめる絶景スポット

(画像提供:恩納村観光協会)
(画像提供:恩納村観光協会)

真栄田岬は青の洞窟の玄関口。岬の岩壁にある洞窟が青く輝いているスポットです。

洞窟の入り口はやや狭く中は薄暗くなっていますが、奥まで進み振り返って洞窟の入り口を見ると、太陽光が洞窟内を照らし青く輝く幻想的な景色に包まれます。

季節を問わず青く見えますが、晴れの日の午前中がよりキレイに見えると言われています。

水深は深く潮の流れも早いので、必ずライフジャケットを装着し、マリンショップ等を通してインストラクターと一緒に楽しんでください。

(画像提供:恩納村観光協会)
(画像提供:恩納村観光協会)

【楽しめるアクティビティ】
シュノーケリング/スキューバダイビング/シーカヤック/クルージング

口コミ ピックアップ

とにかく青い海に感動します。スノーケリングおすすめしますが、海の青さを眺めるだけでも満足出来ると思います。
(行った時期:2020年10月)

■真栄田岬
[住所]沖縄県恩納村字真栄田469-1
[営業時間]8時30分~17時30分(管理事務所)7時~19時(駐車場)7時~18時半(シャワー・ロッカー)
[定休日]1月1日~3日( 台風及び緊急を要する事態が発生した場合、臨時休業)
[アクセス]那覇空港から車で60分
[駐車場]あり(最初の1時間100円、以降60分毎に100円)
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仲西なほ子  仲西なほ子

沖縄出身、沖縄育ち、沖縄在住。15年間の東京生活を満喫してUターン。現在はフリーランスで取材・執筆・編集・コピーの仕事と、美容の仕事でプライベートサロンも稼働中。息抜きは沖縄県内のリゾートホテル巡り。

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