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福島県に旅行に行くなら知っておきたいことを紹介します。有名な観光スポットはもちろん、季節別の見どころやおすすめの遊び・体験スポット、グルメにお土産情報も。

猪苗代湖や磐梯山などの自然スポットや、旬の果物など魅力がたっぷり！宿泊情報や主要都市からのアクセス情報もまとめています。

記事配信：じゃらんニュース

福島県のエリアと観光スポット紹介

福島県は全国で3番目の面積を誇り、磐梯山に代表される雄大な自然や、種類豊富な果物、ご当地グルメなど、旅行に行ってみたくなる魅力がたっぷり！

大きく分けて会津エリア、中通りエリア、浜通りエリアの3つのエリアで構成されていて、それぞれ異なった見どころがたくさん。各エリアのおすすめポイントを紹介していきましょう。

会津エリア

福島県の西側一帯に広がっているのが会津地方。

磐梯山の麓に広がる景観がとても美しく、1年を通じて様々なアクティビティを楽しめるスポットとして多くの観光客を魅了しています。

福島のほぼ中心に位置する猪苗代湖は日本で4番目の広さを誇る湖で、磐梯山の四季折々の姿を映すことから別名「天鏡湖」ともいわれるほど風光明媚な場所です。湖畔には水泳場やキャンプ場がたくさんあるので、夏にはウインドサーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ姿が見られるほか、冬になると白鳥の飛来地としてにぎわう有数の観光スポットです。

戊辰戦争の舞台ともなった鶴ヶ城も歴史好きなら外せません。会津若松市のシンボルである鶴ヶ城は天守閣が郷土博物館となっており、会津の歴史を学ぶことができます。
周囲に広がる城下町の雰囲気を味わいながら散策するのもおすすめ！

会津地方の南の方に目を向けると、標高が500メートルを超える場所が多く存在する山に囲まれたエリア。
その中心には古くから続く有名な宿場である大内宿があります。街道沿いにはかやぶき屋根の家々が立ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような不思議な感覚に浸ることができます。

かやぶき屋根の駅舎が特徴の湯野上温泉駅は桜の名所。駅舎の脇にある足湯につかりながら、ゆっくり花見を楽しんでみてはいかが。

中通りエリア

続いては福島県の真ん中。奥羽山脈と阿武隈山地にはさまれた中通りエリアは全国でも有数の果物狩りスポット。
もも、りんご、梨などの果樹地帯が広がり、福島市の西側を走る福島県道5号線はフルーツラインという愛称で呼ばれるほど観光向けの果樹園が数多く並んでいます。

花見山はウメ、サクラ、レンギョウ、ボケ、サンシュユ、モクレン、ハナモモなど、数種類の花々が一斉に咲き誇り、『ふくしまの桃源郷』とも呼ばれるほど美しい景色を楽しめます。

三春町の三春滝桜は樹齢1000年以上と推定される国指定天然記念物のベニシダレザクラで、日本三大桜のひとつとして数えられています。

浜通りエリア

福島県の東側、海に面した浜通りエリアは太平洋を望む美しい景色と、温暖で心地よい気候が特徴のエリアです。
国重要無形文化財に指定されている相馬野馬追は、毎年7月末に行われる伝統のお祭りで、500騎以上の甲冑姿の騎馬武者が集まり、馬を走らせる姿は圧巻です。

浜通りの南側に位置するいわき市は全国有数の日照時間の長さを誇り、まるでリゾートのように心地よく過ごせると評判。フラダンスショーで有名なスパリゾートハワイアンズはまさにそんないわき市を代表するテーマパークです。様々なプールや温泉が楽しめるレジャー施設で、１年中常夏気分を味わうことができます。

Ｂ級グルメの定番なみえ焼きそばも訪れたら必ず食べたい一品！

福島県の季節別見どころ

自然豊かな福島県は季節ごとに様々な表情を見せてくれます。
景色はもちろん果物の旬やアクティビティも！
1年中どの季節に訪れてもおすすめなので春夏秋冬の見どころを紹介します。

春の見どころ

春は何といっても桜。東北の開花は福島から始まります。桜前線を追いかけてくる人も多いそう。

特に、冒頭でも紹介した三春滝桜（中通りエリア）は桜の木としては初めて国の天然記念物に指定された名木で福島だけでなく日本を代表する桜と言えます。

鶴ヶ城（会津エリア）のまわりも1000本以上の桜で彩られていて、天守閣をバックに花見を楽しむのも一興。
川の両岸3kmにわたってソメイヨシノが咲き誇る絶景が魅力の藤田川ふれあい桜（中通りエリア）もおすすめ。
桜の見ごろは4月の中旬ごろ、開花に合わせて観光に訪れてみては。

夏の見どころ

夏は涼を求めて水に関するスポットがおすすめ！
アクアマリンふくしま（浜通りエリア）は福島の海の大きな特徴である太平洋の「潮目」をテーマにした水族館。魚を見るだけでなく、生態系の再現や、体験プログラムを通じて様々な学習体験をすることができるのでお子様連れにぴったり！

あぶくま洞（中通りエリア）はおよそ8000万年という歳月をかけて創られた天然の鍾乳洞。大自然の造形美を楽しめるだけでなく、鍾乳洞の中の気温は年中15度前後なので夏でも涼しく散策できます。

秋の見どころ

秋の福島を代表する観光スポットのひとつが長床の大イチョウ（会津エリア）です。
喜多方市の新宮熊野神社（会津エリア）には、樹齢800年ともいわれている大イチョウがあり、紅葉の時期になると美しく色づいた景色をみることができます。夜になるとライトアップされて、さらに幻想的な雰囲気に。

色鮮やかなもみじを楽しみたいなら五色沼湖沼群（会津エリア）も外せません。真っ赤な紅葉が水面に映りこむ景観は格別です。

冬の見どころ

冬の大内宿（会津エリア）も一度は訪れてみたい観光スポットです。かやぶき屋根に雪が降り積もり、宿場町の雰囲気が風情のあるものにガラリと変わります。温かい郷土料理を味わってみるのもおすすめ。

アクティビティなら裏磐梯のスキー場も。サラサラのパウダースノーを求めて全国からスキー客が集まるそうです。

福島県のおすすめ遊び・体験

福島県で体験を楽しみたいなら何といっても収穫体験。6月から11月にかけてさくらんぼ、ブルーベリー、もも、ぶどう、なし、りんごが次々と旬を迎えるので果物狩りにぴったり！

まるせい果樹園は果物の種類ごとに専門の栽培担当者がいるのでクオリティが高いと評判。
桃が好きならあづま果樹園もおすすめ、数種類の桃を栽培しているので長い期間桃の収穫を体験できます。

いわき市石炭・化石館（浜通りエリア）での化石発掘体験もおすすめです。
首長竜フタバスズキリュウの化石が展示されている同館では、本物のアンモナイト化石をハンマーとタガネを使って化石からまわりの岩を取りのぞく体験コースを楽しめます。
トンカントンカン削っていけば、まさに気分は考古学者に。

福島の伝統文化を味わいたいなら会津武家屋敷（会津エリア）で赤べこを作る体験も。会津を代表する民芸品である赤べこは家内安全、厄病除けの玩具として親しまれてきました。
厄除けのお守りに世界に一つの赤べこを作ってみては？

福島県のおすすめグルメ

福島県ならではのご当地グルメや、写真映えが期待できそうなB級グルメなど盛りだくさん！
お腹いっぱい堪能してください。

福島定番ご当地グルメ

福島県へ旅行に行ったら絶対に外せないのが喜多方ラーメンです。
飯豊山の澄んだ伏流水と喜多方産の醤油を使ったスープに、太いちぢれ麺が絡み合い、絶妙なハーモニーを奏でるご当地ラーメン。

喜多方には何と100軒以上ものラーメン店があるそうで、地元の人にも長く愛されてきたソウルフードです。本場喜多方に行ったらぜひ体験してほしいのが「朝ラー」です。その名の通り、朝からラーメンを食べるために行列を作る風景は喜多方の観光シーズンの風物詩ともなっています。
コクがあるのにあっさりとした味わいで朝からペロリと食べられちゃいます。

喜多方御三家にも数えられる坂内食堂は、一度は訪れてみたい有名店です。

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その他おすすめグルメ

福島市内なら円盤餃子も要チェックです。
福島餃子とも呼ばれる、丸い形をした餃子でふっくらとしていて食感がやみつきになります。
発祥といわれる元祖円盤餃子 満腹がおすすめ。

その他にも会津のわっぱ飯やソースかつ丼、浪江町のなみえ焼きそばなど、ここでしか味わえないご当地グルメがたくさんあるのも歴史ある福島県ならでは。

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福島県のおすすめお土産

歴史を感じる城下町や風情ある宿場町、雄大な自然に囲まれた福島県は、その土地が生んだお土産に喜ばれるものがいっぱいあります。定番から変わり種までいくつか紹介していきましょう。

福島定番お土産

福島のお土産といえば、地元の方々から圧倒的な支持を得る三万石の「ままどおる」が有名です。
バターが香るしっとりとした生地でミルク味の餡を包みこんだ焼き菓子は、スペイン語で「乳のみ子」を意味し、その心安らぐ味は昔から親しまれてきた福島の大定番！

ままどおるが洋菓子の名物なら柏屋の「薄皮饅頭」は和菓子の福島名物。1852年創業という歴史を持ち、こちらも長く愛されてきた一品です。
たっぷりの餡が詰まった饅頭は、噛むたびにほろりと薄皮がはがれるような滑らかな食感でやみつきになるほど。

その他おすすめのお土産

お菓子以外なら会津の伝統工芸品会津木綿もおすすめ。400年の伝統を誇る織物で作られたポーチやストールは、丈夫で長く使用できると評判で大切な人へのお土産にぴったり。

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福島県のおすすめ温泉（宿）があるエリア

あまり全国的には知られていませんが、実は福島県は温泉も多いエリアです。

飯坂温泉（中通りエリア）は松尾芭蕉も「奥の細道」の旅の途中に立ち寄ったとされる場所で、奥州三名湯のひとつにも数えられる東北屈指の温泉地です。

観光を存分に楽しみたいなら会津東山温泉（会津エリア）もおすすめ。会津若松市内から車で約10分で到着するので歴史ある街並みを散策した後にすぐ移動できるのが魅力です。

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福島県へのアクセス

福島県への主要都市からのアクセスは以下の通り。
※福島県観光物産交流協会公式HPアクセス情報より抜粋

会津地方

＜東京方面より＞
・東京駅－会津若松駅／電車で約2時間20分
＜関西方面より＞
・大阪伊丹空港－福島空港／飛行機で約1時間10分
・福島空港－会津若松駅／リムジンバスで約2時間10分

中通り

＜東京方面より＞
・東京駅－郡山駅／電車で約1時間20分
＜関西方面より＞
・大阪伊丹空港－福島空港／飛行機で約1時間10分
・福島空港－郡山駅／リムジンバスで約40分

浜通り

＜東京方面より＞
・上野駅－いわき駅／電車で約1時間15分
＜関西方面より＞
・大阪伊丹空港－福島空港／飛行機で約1時間10分
・福島空港－いわき駅／リムジンバスで約1時間25分

※この記事は2020年7月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性がありますので、事前に公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。
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