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2019.08.02

【サ道出演】原田泰造から溢れるサウナ愛。「おすすめ施設がありすぎて、一番は選べない(笑)」

全国のサウナー(サウナ好き)にとって、サウナ伝道漫画であるタナカカツキ原作の『マンガ サ道』。放送開始から既にじわじわと話題を呼んでいますね。本作のドラマ化で、主人公・ナカタアツロウ役を演じているお笑い芸人で俳優の原田泰造さんに、じゃらんが突撃取材をしてきました!

思わず今からサウナに入りたくなるような、泰造さんの愛溢れるサウナトークをご覧ください。

記事配信:じゃらんニュース

「大人への憧れがハマるきっかけ。今ではサウナが日常です」

原田泰造さん

―7月19日(金)より絶賛放送中のドラマ『サ道』。撮影は既に終了されたと伺いましたが、最初に出演が決まった際と撮影を終えられた今のお気持ちを教えてください。

「お話をいただいたときは、もうすっごく嬉しかったです。サウナの施設に行くと、全国どこでもタナカカツキさんのポスターが貼ってあるの。僕もずっとそれを見てきたから、カツキさんの作品に関われるんだぁってすごく感動したな。撮影中もサウナトークばっかりしていました」

―普段からよくサウナに行かれるんですか?

「ほとんど毎日行ってます(笑)。家のお風呂じゃなくてサウナに行くことが、もう日常なんだよね。ドラマをやっていて忙しいとき以外は普通に毎日サウナ通い。地方でロケに行っても、その地方のサウナに行っちゃいます」

原田泰造さん

―サウナにハマったきっかけは?

「長いことサウナが好きなんだけれど、ハマったきっかけは“大人への憧れ”かな。20歳の頃って、タバコやお酒がなんとなく大人に見えるじゃない。それと同じような感覚だった気がする。当時はサウナって何だろうという感じだったし、入り始めたときは熱いし何が楽しいかよくわかんなかったですが、とりあえずおじさんの真似をしてやってみたら、いつの間にか気持ちよすぎることに気付いていた感じ。今までと違う楽しみを知ったことで、大人になった気分っていうのもあるのかもしれないな」

―お一人で行くことが多かったんですか?

「今は一人がほとんどで、当時は(堀内)健と一緒に行くことが多かったです。よく新宿でネタを作っていて、2人とも終電がなくなるまでネタを考えていたから夜そのままサウナ入って帰る感じだったんだよね。カンニングの竹山のお家へ泊まりに行くこともよくあったから、タケ(竹山)ともよく一緒にサウナへ行っていたなぁ。楽しみの一つだった」

「気持ちが穏やかになるし、小さいことで悩むことも少なくなる」

原田泰造さん

原田泰造さん

―サウナの中での泰造さん的ルーティーンを教えてください!

「あんまりないかなぁ。でもサウナは基本の入り方があって、体を洗った後にサウナ室12分→水風呂に肩まで浸かる→休憩という感じかな。それを3パターン繰り返すと“ととのう”。僕の場合、2パターン目からはサウナや水風呂の時間は体調によって調整するかな。あ、あとはサウナ室内では下段に座っていることが多いかも。昔はカッコつけて一番温度が熱い上の段に座っていたこともあったけれど、なんでここでカッコつける必要があるんだろう?って気付いてからは、もう自然と下に座るようになったね(笑)」

―(笑)。サウナに入っているときはどんなことを考えているんですか?

「その日起こったことをぼーっと考えている感じかな。で、終わった後に水風呂入ってから休憩所で外気に当たる。このときって眠りにつく寸前の、寝るか起きているかの状態な感じがずーっと続くから、すっごく気持ち良いんだよ。本当に気持ちがととのう。サウナ初心者の方だと水風呂が苦手な方がいると思うんだけれど、水風呂に入らないともったいないんだ。汗が出たら冷やして休憩して水を飲む。そうすれば勝手にととのうっていう温冷交代浴だから、10秒でもいいから一瞬肩まで浸かってみてほしい。気持ちも穏やかになるし、小さいことで悩むことも少なくなるから、きっとハマると思うよ」

「忘れられないのは、ウォータースライダーがある富山の温泉施設」

原田泰造さん

―今まで行かれたサウナの中で、お気に入りのところやぜひ行ってほしいおすすめの場所を教えてください。

「すっごくいっぱいある。ありすぎます。都内だと、後楽園の『東京ドームシティ LaQua(ラクーア)』がすごいよ。男性は4つ、女性は3つサウナがあるからもう東京サウナの王様みたい。あとは静岡の『サウナしきじ』や名古屋は『ウェルビー』系列のサウナ。熊本の『湯らっくす』も好きだな。各地にあるサウナってすごく面白いんだよね。サウナの配置や水風呂の深さやこだわりがそれぞれ違うし、オーナーのこだわりを感じるから、サウナによってその違いを比べてみるのも楽しいです」

―一番記憶に残っているサウナはありますか?

「富山の『温泉天国よつやのゆ』。男性だけなんだけれど、サウナに入った後そのままウォータースライダーに乗って落ちるやつがあったの。どかーんって! よくこれ作ったなと思うし、すっごく楽しくて今でも忘れられないや(笑)」

「三宅さん&磯村くんと一緒に、サ道のサウナ巡りツアーがしたい」

原田泰造さん

―今回サウナ仲間として共演された三宅弘城さん、磯村勇斗さんとサウナの旅に出るとしたら、どんなところに行きたい?

「ドラマ『サ道』で行ったところ巡りとかいいなぁ。実際の撮影では僕しか行ってないんですよ。磯村くんなんて気になって1人、車で行っていたりもしてたから(笑)、3人で『サ道のサウナ巡りツアー』を一緒にしたい。でも撮影が終わってからもみんなで会うことは多くて、この間も錦糸町の『ニューウイング』に3人で行ってきたんだ。サウナに一緒に入って、上がった後はお酒を飲みながら食事。いつも以上に美味しく感じたよ」

原田泰造さん

―ドラマだけでなく、プライベートでもサウナ仲間になられたんですね!

「本当その通り。そういえばその錦糸町で会った翌日に記者発表で会ったんだけれど、その翌日、僕が出演しているバラエティ番組『しゃべくり007』のゲストで磯村くんが登場したの(笑)。あの番組はゲストの事を教えてもらってないから、いつから知っていたのか聞いたら、一緒に錦糸町でサウナに入っているときから知ってたって。なんだよ?!って突っ込んだけれど、磯村くんも出演すること言いたかっただろうね(笑)。そういう絡みができるようになったのも『サ道』のおかげ。三宅(弘城)さんとは、このドラマで出会って銭湯サウナの良さを教えてくれたから、僕の中でサウナの幅がすごく広がった。今まではサウナ施設に行ってたからさ、銭湯にあるサウナも良いっていうことを知ったらもう行きたいところがすっごく増えたよ。2人と一緒に『サ道』ができたことに本当感謝!」



原田泰造

原田泰造さん
PROFILE:1970年3月24日生まれ。東京都出身。お笑いトリオ・ネプチューンとして活動するほか、俳優としても活躍。NHKBS『全力失踪』(’17)、『大全力失踪』(’18)、wowowドラマW『パンドラIV』(’18)映画『ミッドナイト・バス』(’18)などに出演。今後は、9月20日(金)公開の映画『アイネクライネハトムジーク』が控えている。

『サ道』

原田泰造さん

原田泰造さん

原田泰造さん
©「サ道」製作委員会

テレビ東京ほか ドラマ25『サ道』
サウナに興味がなく、苦手意識を持っていた主人公・ナカタアツロウ(原田泰造)。ある日謎の男・蒸しZ(宅麻伸)に出逢い、サウナの本当の気持ち良さを知ってしまう。偶然さん(三宅弘城)やイケメン蒸し男(磯村勇斗)など、個性的なサウナ仲間との会話をベースに、人気施設を訪れながら「サウナとは」「ととのうとは」を追求していく物語。毎週金曜深夜0時52分~1時23分放送中。

[出演] 原田泰造 三宅弘城 磯村勇斗/宅麻伸 ほか



構成・取材・文/高橋夏実  撮影/楠本隆貴(will creative) 
ヘアメイク/加古高槻  スタイリング/伊藤省吾

高橋 夏実  高橋 夏実

マルチディレクター/エディター兼ライター。HOT PEPPER Beautyの編集者を経て独立。さまざまな雑誌・webにて、企画、編集、執筆、動画ディレクター等の業務に携わる。ジャンルは芸能インビュー、美容コスメ、ヘア、グルメ、恋愛、旅と幅広く担当。2023年より、別事業として個人編集プロダクション『TEAM TAKAHASHI』の代表、高タンパクメニューのケータリングや出店をする情報発信キッチンカー『娯楽たんぱく』のプレス兼店長を勤める。Instagram:@spacy72.store(https://www.instagram.com/spacy72.store/)

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