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2017.8.5 Sat.

第71回 絵本作家 のぶみさん

代表作『ママがおばけになっちゃった』は、60万部を超える大ヒット!
絵本作家の のぶみさんをお迎えしました。

絵本作家のぶみのさん(Twitter)

「ママがおばけになっちゃった! 絵本作家 のぶみの世界展」

のぶみさんの最新作『このママにきーめた!』が先週発売になりました。
この作品は、胎児の目線で描かれています。

「胎内記憶のある、2歳、3歳くらいの子供たちに
 "なんのために生まれてきたの?"って聞いたんです。
 そしたら、"ママを喜ばせるため" "ママを笑わせるため" って
 100人、全員が同じ回答したんですよ。』
 あ、人間っていうのは、まずママを喜ばすために生まれてきて、
 それに成功したら、他の人も喜ばせるようになるんだなって思ったんです。
 でも、ママっていうのは、自分の子供にはいい子に育って欲しいから、
 しつけで怒ったりして、あんまり笑ったり喜んだりしないなって感じましたね」


また、”ママに会う前にはどこにいたの?” という質問には、
100人全員が、”雲の上。そこで決めた”っと答えたそう。
他にも、のぶみさんが聞いた胎内記憶は様々!
”ママがダイエットしたいって言ってたから、
 ママが食べようとしたらお腹の中から蹴ってた”など、。

「でも、悲しいなって思ったのは、誰も”パパを喜ばせるため" って言った子供は、
 誰もいなかったんですよ(笑) 僕はパパなので、パパどこいっちゃったの?!って。
 あと、出産のシーンって普通は、お母さんが力んでいる絵を描くんですけど、
 子供たちに聞いたら、”赤ちゃんも大変で頑張ってる” って言われたので、
 そういう絵にしましたね。」


のぶみさんは、一男一女のパパで、家庭では、"怒らないお父さん"。
その代わり、奥様は子供たちに対して怒ることも多々あるそう、、、
「そういう時、空気のように過ごして(笑) ママには反論しない。
 怒ってる女の人には、何か言っちゃマズイから!」


そんな、のぶみさんの家庭円満の秘訣は、『家の中で会った時に ハグすること』。
「あとは、何かしてもらおうって、相手に期待しないこと!!!
 うちの奥さん、掃除しないし、料理も適当なんですよね。
 でも、ずっと一緒にいることが 1番難しいから、それだけで十分だし、
 それ以外のことに文句言うのはやめようって思ってます」


さらに、明日を美しくするヒントは、"毎日家に近い神社に顔を出すこと"。
「別に信仰心があるとかじゃないんですけど、
 もし自分が神様だったら ”毎日来る コイツなんだろう”って 気になってくるじゃないですか(笑)
 それに、1日の中で決めたことをやるのも、気持ちが晴れやかになりますよね。」


楽しいお話ありがとうございました!