NHK連続テレビ小説「ブギウギ」(総合など)」第20週「ワテかて必死や」(第92~96話)の第93話が13日、放送される。
通算109作目となる朝ドラで、戦後の大スターで「ブギの女王」として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、満面の笑顔と底抜けに明るい大正生まれのヒロイン、福来スズ子(趣里)が多くの困難を乗り越えて歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を描く。
「ブギウギ」第92話振り返り
昭和23年、スズ子を人気歌手に育てた作曲家、羽鳥善一(草なぎ剛)が彼女の依頼を受けて書き下ろした会心の曲「東京ブギウギ」は、明るいブギのリズムが人々の心をつかみ、空前の大ヒットに。マネジャーの山下達夫(近藤芳正)は、「ブギの女王」と呼ばれるようになったスズ子の次の一手が大切だと考えるが、善一は忙しくなかなか新曲に取りかかることができないでいた。
そんなある日、スズ子は雑誌「眞相婦人」の芸能記者、鮫島(みのすけ)の取材を受けた。スズ子と山下は今まで彼が書いた記事の「コブ付き」「腹ぼて」という表現にクレームをつけたが、鮫島はスズ子の生き方を端的に表しただけと強調。乳飲み子を抱えて活動するスズ子が、新しい女性の生き方を示しているとし、その歌は国民の生きる希望だと持ち上げた。ここで鮫島は、敗戦の弊害として治安が乱れていると話題を変え、夜の有楽町にあふれる街娼が社会問題となっていることについてスズ子に意見を求めた。鮫島は批判的な意見へと誘導しようとするが、スズ子はそれぞれの事情を慮り、戦争の経験も踏まえたうえで、生きるためにしていることを他人がとやかく言えないと言い切った。
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朝ドラ通算109作目。戦後の大スターで“ブギの女王”として人気を博した歌手、笠置シヅ子さんをモデルに、大正生まれのヒロイン、鈴子が人々に勇気と希望を与える姿を描く。
- 【放送】総合:月~金曜(土曜は総集編)午前8:00〜8:15、(再放送)12:45〜13:00、 BS/BSプレミアム4K:7:30〜7:45
- 【作(脚本)】足立紳、櫻井剛
- 【音楽】服部隆之
- 【主題歌】中納良恵・さかいゆう・趣里「ハッピー☆ブギ」
- 【語り】高瀬耕造(NHKアナウンサー)
しかし、彼の記事がきっかけで後日、スズ子の楽屋に、有楽町の夜の女たちのリーダー、ラクチョウのおミネ(田中麗奈)が怒鳴り込んできた。
一方、スズ子がたびたび街中で声を掛けられる靴磨きの少年、達彦(蒼昴)は、彼女の幼なじみのタイ子(藤間爽子)の息子だった。
「ブギウギ」第93話あらすじ
おミネはスズ子への取材をもとに書かれた雑誌記事が気に食わないという。スズ子は誤解だと弁明するが、おミネは取り合わずに去ってしまう。
山下からは、この件にはこれ以上深入りしないようにとアドバイスされたスズ子だったが、どうしても誤解されたままでは嫌だと、おミネに会うため、有楽町のガード下に向かう。