俳優の杉野遥亮が主演を務める連続ドラマ「ばらかもん」(フジテレビ系)の第6話が16日、放送され、ヤスばこと野村ヤス(鷲尾真知子)の葬儀のシーンが話題になった。
長崎・五島列島を舞台に、青年書道家、半田清舟(杉野)が島民たちとの交流を通して成長していく姿を描くハートフルコメディー。この日の放送では、一時、帰京していた清舟が島に帰ってきた。再会を喜び、小学生の琴石なる(宮崎莉里沙)らに迎えられたなか、持病があったヤスばが体調を崩し、亡くなった。
葬儀に参列することになった清舟。みんなが悲しみに暮れていると思いきや、思いのほか、島民たちはいつもどおり明るく、食事の支度などの作業をしていた。
このシーンは視聴者の間で話題になり、SNSには「葬式なのに明るいw」「忙しいっていうか賑やかな葬式やなぁ」「田舎の葬式ってこんな感じなのか?」などと驚きの声。「田舎の葬式あるある 何かやりながらみんなで喋って賑やかなんだよね」「親戚の葬式もこんな感じだったな」「田舎の葬式って感じ 俺が子供の頃こんなに騒がしかった記憶がある」と共感する書き込みも少なくなかった。
ただ、黙祷を捧げ霊柩車を送り出す場面では、やすバと交流があった看護師の久保田育江(田中みな実)が「ばぁちゃん!いやよ、行かんでよ」と号泣した。こうした田中の熱演は「ヤスばのお見送りシーン。急に追いかけて『行かないで〜』と泣き崩れた田中みな実さん見てもう号泣」「田中みな実さん、最高だよ。私も号泣したよ。いい女優さんだなあ」「田中みな実さん、役者魂炸裂。泣けた」などと視聴者の涙を誘った。