嵐の松本潤が主演を務める連続ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系)の第2話が27日に放送され、人気グループ、なにわ男子の長尾謙杜演じる柏木託也が受験する大学名に、SNSが大ウケする一幕があった。
思いやりと人間愛にあふれるが、何をしても中途半端な中腰の男、中越チカラ(松本)が、問題を抱えたマンションの住人たちの悩みを解決していく社会派ホームコメディー。「GTO」(フジテレビ)や「家政婦のミタ」(日本テレビ)などをヒットさせた人気脚本家、遊川和彦氏が脚本・監督を務めるオリジナル作品で、松本のほか上戸彩、小澤征悦、ソニン、松嶋菜々子らがキャストに名を連ねる。
この日の放送では、チカラと同じマンションの住人で、認知症を患う柏木清江(風吹ジュン)と一緒に生活する孫の託也が受験する大学の名前が視聴者の爆笑を誘った。
11年前に震災で両親を失った託也は清江に引き取られ、現在は大学受験を控えた高校生でありながら、祖母のことを一人で面倒を見ていた。
清江のように教師になることを夢見ていたが、ある日、清江は病気の影響でボヤ騒ぎを起こしてしまう。ショックを受けた託也は、心配して部屋に駆けつけたチカラに対し、大学受験を諦めて在宅でもできる仕事を探し、祖母のそばにいたいと伝えた。そして、チカラの前で受験票を破ると、“不幸続き”の自分の人生に不満をぶちまけた。
しかし託也は、清江が孫の幸せを心から願っていることをチカラから聞いたこともあり、今後は祖母と力を合わせて頑張ることを決意。それをチカラに伝えると、託也はカバンの中から受験票を取り出した。それは「束京大学」の受験票だった。
これに視聴者は大きく食いつき、SNSは大盛り上がりとなった。
一瞬、東京大学と思わせる演出にネット民からは、「東京大学と思ったら束京大学w」「待って嘘だろw 腹よじれてしぬw」「あの環境下で東大受験!?託也すげえなと思ったら、束京大学だった」「志望校東大じゃないのWW 束京大学しぬ」「スタッフさんの手が込んでて笑う」などと、空目の報告が相次いだ。
なかには「束大」を受け入れて、「たくちゃん束京大学合格祈願」「束京大学にも受かって欲しい」といったエールもちらほら。大学名には「TABAKYO UNIVERSITY」のローマ字表記も添えられており、「TABAKYOwww」「たばきょうゆにばーしてぃ…どこやねん」「思わずたばきょう調べたよね…架空だよね」などと、シュールな演出を楽しむ声も寄せられた。