朝ドラ「おちょやん」心優しいヨシヲにネット涙「胸がつまる」「朝から泣かすな」

弟のヨシヲ(荒田陽向)を抱き寄せる千代(毎田暖乃) (C)NHK
弟のヨシヲ(荒田陽向)を抱き寄せる千代(毎田暖乃) (C)NHK

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」の第4話が3日、放送され、主人公、竹井千代(毎田暖乃)の弟、ヨシヲを演じる子役、荒田陽向の芝居がネットで大きな話題となった。

 喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描く同作。大人になった千代を女優の杉咲花が演じる。

 第3話(2日)の最後でヨシヲがいなくなり、村中が大騒ぎ。第4話では千代も加わり、大捜索が始まった。山中で千代は道に迷ったヨシヲを見つけ出すが、千代自身も自分の居場所がわからなくなってしまう。そんななか、1人の高齢男性と出会い、2人は無事に家に帰ることができた。

 この事件を機に、千代と新しい母親、栗子(宮澤エマ)の対立はより深刻になり、栗子は夫のテルヲ(トータス松本)に2人を奉公に出そうとそそのかす。その話を聞いてしまった千代は、「先に栗子を追い出してやる」と、テルヲがいない隙を狙って栗子に嫌がらせをした。

 ある日、山中で2人を助けた高齢男性が千代に家にやってきた。手には腹痛に効くという薬草が。聞けば、お腹をさすっている栗子の姿を見たヨシヲは腹痛だと思い込み、薬草を探しに山に入り、迷子になったのだった。実母のサエ(三戸なつめ)を幼いころに亡くし、母親の記憶がないヨシヲにとっては、家事も一切せず、千代に嫌味を言う栗子でも、初めて知る母親だったのだ。

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