ゲス不倫が発覚した宮崎謙介氏(35)=自民党離党=が、衆院議員を辞職したことに伴う衆院京都3区補選(4月24日投開票)で、自民党がシンクロナイズドスイミング・バルセロナ五輪メダリストで、スポーツコメンテーターとして活躍する奥野史子氏(43)の擁立を模索していることが分かった。
毎日新聞が19日朝刊で報じた。同紙によると、奥野氏本人には意思確認はしていないが、3区内の有権者に今週行った情勢調査では、奥野氏の名前を挙げているという。
ただ、自民党執行部は、同補選について、公認候補の擁立を見送る方向で調整に入っている。奥野氏の擁立模索は京都府連を中心に行われているとみられる。
奥野氏は1972年、京都市生まれ。6歳からシンクロを始め、92年のバルセロナ五輪で銅メダルを獲得した。2000年より02年まで、サーカス・エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」に所属。02年、当時陸上100メートル日本代表選手、朝原宣治氏と結婚した。現在は3児の母。