風俗博物館
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日本服飾史

江戸時代


  

江戸時代後期の夏の帷子の小袖


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 白麻地単仕立の帷子で、同じ麻布が襲(かさね)としてつけられ、身脇、衽つけ、袖つけ等は縫い合わされている、又襟、袖口には紅絹(もみ)がつけられている。七宝、梅、橘模様の彩糸、金糸の刺繍と摺匹田による総模様である。
 袖は振りなしの留袖で袖丈鯨1尺2寸[45cm]袖幅鯨8寸4分5厘[32cm]裄(ゆき)鯨1尺6寸8分[64cm]身丈鯨4尺5寸[1m70cm]襟下鯨2尺4寸5分[93cm]後身幅鯨7寸8分[29.5cm]前身幅鯨6寸3分[24cm]衽(おくみ)幅鯨5寸[19cm]大名家奥本の夏7月打掛下の間着として用いられたものと思われる。





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風俗博物館
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