あの「スペースワープ」が夜のインテリアに:今度は机の上に置ける
バンダイは、インテリアホビーの新製品「SPACEWARP desktop」を11月中旬に発売する。机の上で楽しめるコンパクトサイズを実現。また“夜光球”の採用でインテリア性を高めた。
バンダイは10月4日、インテリアホビー「SPACEWARP desktop」(スペースワープ・デスクトップ)を発表した。20年の時を経て一昨年に復活を果たした「スペースワープ」の新機軸。机の上で楽しめるコンパクトサイズを実現したほか、“夜光球”の採用でインテリア性を高めた。価格は5250円。11月中旬に発売する。
Webサイト「たのみこむ」に端を発し、2005年2月に復活した「スペースワープ」。2007年9月末までに累計14万台を販売する人気商品となっている。しかし組み立てが難しく、サイズが大きいこともあって「もっと気軽に楽しめる商品が欲しいという要望が多かった」(同社プレイトイ事業部コミュニケーショントイチームの近藤創氏)という。
「SPACEWARP desktop」は、組み立てた状態で380(幅)×232(高さ)×150(奥行き)ミリのコンパクトサイズ。奥行きが短いため机の上に置いてもあまり邪魔にならない。またレールは、ジョイント部を組み合わせて捻るだけで接合が可能になり、作業時間を大幅に短縮。さらに既存の製品に比べると転がる距離が短い点を補うため、カーブとストレートではレールの幅を変え、鉄球のスピードに緩急を付けたという。
ボールは、通常の鉄球4個にくわえ、畜光剤入りの“夜光球”が5個付属する。本体の切換スイッチで「デイモード」「ナイトモード」に合わせるとヤード(玉をストックする場所)内で玉が切り替わる仕組みだ。明るい昼間は鉄球の動きが楽しみ、夜は暗闇の中で光る球とクリア素材の本体による神秘的な光景を楽しめる。
「光る玉という機能は、ユーザーからの要望としてかなり多かったもの。ヤード内にブラックライトLEDを備えたため、動かしている間は玉も光り続けることができます。ホタルの光のように“癒し”アイテムとしても使えるでしょう」(同氏)。
なおバンダイでは、「SPACEWARP desktop」の発売に合わせて新ブランド「Gadget」(ガジェット)を立ち上げる。主に20代から30代の男性に向けた製品群をリリースしていく予定で、従来の「Human Player」(ヒューマンプレイヤー)や「CUBE WORLD」(キューブワールド)も含まれる。
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