【宝くじ】「サマージャンボ宝くじ」1等が当たる確率はどれくらい? ポイントの二重取りができる「お得な買い方」も紹介
毎年、7月上旬から8月上旬にかけて発売される「サマージャンボ宝くじ」。今回は「サマージャンボ宝くじ」と「サマージャンボミニ」の概要、そして「1等」が当たる確率はどのくらいなのかを分かりやすく説明しています。さらにお得な買い方まで紹介しているので、今年の夏にワクワクが欲しい人はぜひ読んでみてください。
毎年、7月上旬から8月上旬にかけて発売される「サマージャンボ宝くじ」。1等・前後賞あわせて7億円という、一攫千金を夢見ることができるジャンボな宝くじです。
今回は「サマージャンボ宝くじ」と「サマージャンボミニ」の概要、そして「1等」が当たる確率はどのくらいなのかを分かりやすく説明しています。さらにお得な買い方まで紹介しているので、今年の夏にワクワクが欲しい人はぜひ読んでみてください。
石倉博子
ファイナンシャルプランナー(1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP認定者)。
“お金について無知であることはリスクとなる”という私自身の経験と信念から、子育て期間中にFP資格を取得。実生活における“お金の教養”の重要性を感じ、生活者目線で、分かりやすく伝えることを目的として記事を執筆中。大学では美学美術史と油絵を学び、文学と造形の学士を取得。しかし今は芸術とは程遠いお金の計算に情熱を燃やす人間になっている。伏線がきれいに回収された小説を読むのが好き。
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2023年サマージャンボ宝くじについて
サマージャンボ宝くじの季節がやってきました。7月4日〜8月4日まで販売されるサマージャンボ宝くじは、1等・前後賞あわせて7億円という高額当選が狙える宝くじです。概要を以下の表にまとめています。
サマージャンボ宝くじの概要
- 販売期間:7月4日〜8月4日
- 販売予定額:720億円(24ユニット)※1ユニット1000万枚
- 価格:1枚300円
- 抽選日:8月18日
サマージャンボ宝くじ当選金と本数(表)
1ユニット1000万枚が24ユニット販売されているので、1等の5億円は24本となります。前後賞を合わせて7億円という高額当選金が魅力のサマージャンボ宝くじは、年に5回販売されるジャンボ宝くじの中でも2番目に高額当選金が高い宝くじです。ちなみに1番は年末ジャンボ宝くじの1等・前後賞合わせて10億円です。
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2023年サマージャンボミニについて
サマージャンボ宝くじと同時販売されているサマージャンボミニは、高額な当選金よりも当たりやすさを求める人におすすめの宝くじです。1等・前後賞合わせて3000万円ですが、2等の100万円は4900本あるので、100万円狙いの人はサマージャンボミニを買うことで確率を上げることができます。
サマージャンボミニの概要
- 販売期間:7月4日〜8月4日
- 販売予定額:210億円(7ユニット)※1ユニット1000万枚
- 価格:1枚300円
- 抽選日:8月18日
サマージャンボミニ当選金と本数(表)
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サマージャンボの当選確率はどれくらい?
サマージャンボ宝くじの1等が当たる確率は、1ユニットにつき1枚なので、1000万分の1です。以下、等級ごとの当選確率を表しました。
サマージャンボ宝くじの当選確率(表)
サマージャンボミニの1等が当たる確率は、1ユニットにつき4枚なので、250万分の1となります。以下、等級ごとの当選確率を表しました。
サマージャンボミニの当選確率(表)
1億円以上の高額当選を狙うなら、サマージャンボ宝くじ一択ですが、1000万円以上ならサマージャンボミニとなるでしょう。ただ、2022年までは1等が3000万円だったことを考えると魅力が薄れています。
そもそもサマージャンボ宝くじには1000万円台はおろか、100万円台の当選金も設定されておらず、1億円の次は10万円になってしまいます。ちなみに2021年までは2等1000万円、3等100万円と中位の当たりが設定されていましたが、2022年以降なくなってしまいました。
そうした理由も含めて100万円以上を狙うのであれば、サマージャンボミニとなります。サマージャンボミニの100万円の当選確率は約1万4286分の1であり、サマージャンボ宝くじで10万分の1の確率である10万円あるいは5万円の当選金よりも当選確率が高くなっています。
1等の当選金が2000万円に下がった分、100万円の当選金を新たに設定していることからも、2等の100万円は狙い目でしょう。
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1等が当たる確率を具体的に考えてみると……
サマージャンボ宝くじの1等が当たる確率は1000万分の1ですが、どのくらいの確率なのかイメージしづらいと思います。そこで、イメージできるものに例えてみましょう。
神奈川県の人口は923万5491人です(2023年6月1日時点)。およそ神奈川県民全員が1枚ずつ宝くじを買って、その中でたった1人が当たる確率になります。
神奈川県の人口といってもピンとこない人には、目で見てイメージできる方がいいでしょう。
東京ドームの収容人数は5万5000人であり、野球時は約4万3500人です。東京ドームいっぱいの人たちを5万人とすると、東京ドーム200倍です。
1等の確率1000万分の1は1枚買った場合の確率なので、200枚宝くじを買えば確率は200倍に上がって、5万分の1になります。1枚300円なので、宝くじを6万円分買えば、東京ドームいっぱいの人たちの中から1人が選ばれる確率で1等が当たります。見渡せるイメージまで近づいてきました。
とはいえ、5万分の1は当たる気がしないと思うのではないでしょうか。そこで確率を1%まで上げてみましょう。100分の1にするには何枚買えばいいでしょうか。
計算は簡単ですね。10万枚買えば確率1%になります。3000万円分宝くじを買えば、1%の確率で1等が当たります。言い換えれば、それでも99%はハズレということです。“宝くじは夢を買う”と言われますが、もしかすると当たるかも? という楽しみ方がふさわしいかもしれません。
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宝くじの購入方法は?
宝くじは街中の宝くじ売り場で購入するほか、ネットでも購入できます。それぞれの購入方法を見ていきましょう。
宝くじ売り場で購入する
全国の宝くじ売り場では、キャッシュレス決済サービスの導入が進んでいます。使えるキャッシュレス決済サービスは、次の通りです。
宝くじ売り場で使えるキャッシュレス決済サービス
- クレジットカード:UC、VISA(タッチ決済対応)、マスターカード(タッチ決済対応)、JCB(タッチ決済対応)、ダイナースクラブ、ディスカバー
- 交通系電子マネー:Kitaca(キタカ)、Suica(スイカ)、PASMO(パスモ)、TOICA(トイカ)、manaca(マナカ)、ICOCA(イコカ)、SUGOCA(スゴカ)、nimoca(ニモカ)、はやかけん
- 電子マネー:iD、QUICPay、楽天Edy、WAON、nanaco
- QRコード決済:PayPay、楽天ペイ、auPAY、d払い、Jcoin
出所:宝くじ公式サイト「宝くじ売り場で使えるキャッシュレス決済サービスについて」をもとに筆者作成 ※売り場によってはキャッシュレスに対応していない場合があります
ネットで購入する
ネットで購入するには、「宝くじ公式サイト」で会員登録をする必要があります。購入方法は3つあります。
- 通常購入・・・販売中の宝くじを購入する
- 予約購入・・・販売開始日前に予約し、販売開始日に自動で購入する
- 継続購入・・・購入頻度や購入期間を指定して自動で購入する
会員登録をした後ログインし、宝くじを選んで購入します。ジャンボ宝くじは、連番やバラで購入できるほか、「福連100」、「福バラ100」、「3連バラ」のセット販売を購入することもできます。
ネット購入をした場合、宝くじの結果が出るとメールが届きます。マイページで購入した宝くじの結果を確認することができます。当選していた場合は、あらかじめ登録しておいた銀行口座に当選金が自動で振り込まれます。
売り場に行かなくても宝くじを購入できるのがネット購入のメリットですが、他にも、結果を確認するのを忘れることがなくなる、当選金の受け取りに手間がかからない、というメリットもあります。
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宝くじのお得な買い方とは?
宝くじを定期的に購入するなら「宝くじポイント」を利用しよう
宝くじ売り場で購入しても、ネットで購入しても、「宝くじポイント」をためることができます。宝くじ売り場や宝くじ公式サイトで宝くじを購入すると、100円につき1ポイントの宝くじポイントが獲得できます。獲得したポイントは1ポイント=1円として次の宝くじの購入資金に充てることができます。ネット購入では1ポイント単位、宝くじ売り場では100ポイント単位で利用可能です。
宝くじポイントをためるには、宝くじ公式サイトで宝くじポイントカードを発行します。発行は無料ですが、会員登録が必要です。発行手続き後、会員情報に登録した住所に宝くじポイントカードが郵送されます。
モバイルで利用できる「宝くじモバイルポイントカード」も宝くじポイントカードと同様に利用できます。
ポイントの二重取りができる購入方法も
宝くじポイントカードを提示して、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済で宝くじを購入すれば、宝くじポイントとキャッシュレス決済の両方のポイントが付くため、ポイントの二重取りができます。
注意点としては、宝くじポイントは宝くじの購入以外では使えず、また有効期限(獲得した年度の翌々年度末まで)があるので、早めに使用した方がいいでしょう。ネット購入であれば、1ポイントから利用できます。
夏のお楽しみ「2023年サマージャンボ宝くじ」の販売は8月4日までです。買わなければ絶対手にすることはできない7億円を、ほんの少しでも夢見ることができれば、宝くじを買って良かったといえるのかもしれません。
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