カタクリは、春植物と呼ばれる植物の代表で、早春に芽生えて花を咲かせると初夏には休眠してしまい、地上部は春の2～3ヶ月程しかありません。
短い地上部での開花は美しく、紅紫色の美しい花を大きく反り返るように広げながら下向きに咲きます。

花言葉は「初恋」で、可憐で控えめな印象の花にピッタリです。
種から育てると開花するまで6～7年かかると言われていますが、本商品は芽出し苗になりますので、開花までが早いです。
カタクリの平均寿命は40～50年と言われていますので、うまく生育すれば長期間楽しめます。

学名：Erythronium japonicum
タイプ：ユリ科カタクリ属 耐寒性球根
原産地：日本、東アジア
英名：Trout lily
和名：片栗(カタクリ)
別名：堅香子(カタカゴ)
開花時期：3月～4月
草丈：10～20cm
耐寒性：強い
耐暑性：弱い

【※出荷タイミングにより、苗の大きさは多少大きくなったり小さくなったりしますが、生育に問題が無い苗を選んで出荷します。植物ですので多少の葉傷み等がある場合もございますが、あらかじめ、ご了承下さい】

【育て方】

■日当たり・置き場所
鉢植えの場合は、秋から春は日当たりのよい戸外に置きます。
晩春頃に葉が黄色くなりはじめたら、明るい日陰に移動し、夏はなるべく温度変化が小さく涼しい日陰に置きます。
地植えの場合は、落葉樹の下に植えると木漏れ日が当たり、地温が高くなるのを防げます。

■水やり
鉢植えの場合は、休眠中も土の表面が乾いたらたっぷり水やりしましょう。
ただし、湿った状態が続くと腐りますので、与えすぎには注意します。
地植えの場合は、あまり雨が降らずに植物が常にしおれている状態なら与えます。休眠中は特に必要ありません。

■肥料
11～12月に、緩効性化成肥料を施します。
生育が鈍い場合は、開花が終わるまで2～3ヶ月に1回、緩効性肥料を施します。

■用土
水はけのよい土が適します。

■病気と害虫
病気：2～3月にさび病が発生する場合があります。
葉に赤茶色の粉がついたような病斑ができ、葉が変形して花も咲かなくなりますので、感染した葉は切り捨てて焼却します。

害虫：特にありません。

【お読みください】植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。 ご了承ください。

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