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アルペンスキー/基礎スキー/ホームメイト

アルペンスキー(競技スキー)は技の難易度や速さを競い合う一方、ターンの質やスピードなどの合理性を競う基礎スキーという種目もあります。基礎スキーは、いかにスムーズに合理的に美しく滑るかを採点によって競い合います。

日本特有のスキー

日本特有のスキー

基礎スキーは、日本のスキー団体である「全日本スキー連盟(SAJ)」と「全日本職業スキー教師協会(SIA)」が主導しています。基礎スキーはもともと、1930年代に一般スキーヤーが増えていくのに伴い、SAJが一般スキーヤーの指導員を育成しようとしたところから始まりました。基礎スキーには検定制度があり、スキーヤーはSAJの教程をもとに技術水準に応じてランク付けされます。基礎スキーは、競技スキーをするための基礎というよりは、「いかに、質の高いターンを美しく、効率的に滑るか」ということに観点が置かれ発展してきたため、SAJでは競技スキーと基礎スキーは統轄本部が異なっています。

基礎スキーに関する2つの団体

SAJとSIAは、それぞれが基礎スキーの検定を行なっています。SAJは1級、2級という独自の階級を与えるバッジテスト、SIAは国際標準のゴールド、シルバーといったメダルを与える技術検定を行なっています。この検定に合格したスキーヤーはその後インストラクターとして活躍する人もいます。また、SAJとSIAは、それぞれ競技会も開催しており、SAJは全日本スキー技術選手権大会、SIAはデモンストレーター選考会を開催しています。

競技会

競技会では、一般的にはアルペンレースの回転や大回転のように旗門が無い状態でフリー滑降を行ないます。

全日本スキー技術選手権大会について

毎年1月から2月にかけて行なわれる大会で「技術選」とも呼ばれています。コースは、一般のスキーヤーがスキーをするゲレンデで行なわれ、検定当日の天候やコンディションによってはアイスバーンのような斜面を滑る場合もあります。競技種目は「大回り/急斜面整地」、「小回り/急斜面不整地」、「フリー/中急斜面整地」に分かれており、採点方法は、5人の審判がそれぞれ点数を付け、最も高い点数と最も低い点数を付けた2人の点数を除いた3人の点数で決します。「斜面状況に適した合理的な滑りをいかに美しく早くできるか」という観点から採点されます。

デモンストレーター選考会について

毎年4月上旬に開催され、4種目の総合順位で優勝者を決める大会です。競技種目は、中急斜面整地においてのターン技術などを評価する「総合滑降」、中斜面整地でのターン技術などを評価する「シュテムターン~基礎パラレルターン」、滑降タイムを計測する「GSL」、中急斜面不整地でのスキー技術を評価する「ウェーデルン」の4つです。採点方法は、「全日本スキー技術選手権大会」と同様に、5審3採用方式です。

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