イオンシネマ新潟南（新潟市江南区）は７月１４日、北信越エリア唯一となるＩＭＡＸ（アイマックス）シアターでの上映を始めた。迫力ある音響や高精度な映像で、臨場感のある映画体験を提供する。

　ＩＭＡＸはカナダの企業が開発した独自のシステムで、国内では首都圏などで導入されている。

　イオンシネマ新潟南は映写機など一式をそろえ、既存の１番スクリーンをＩＭＡＸシアターに改めた。席数は２８０。床から天井まで、左右いっぱいに広がるスクリーンと、従来の倍以上となる１２個のスピーカーを劇場全体に備え、どの席に座っても映画の世界への没入感を得られる。

　７月１４日から「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」と「君たちはどう生きるか」を上映。以降、ＩＭＡＸ対応作品を順次公開する。通常料金に６００円加算される。

　イオンシネマ新潟南の宮島敏彦総支配人は「隣県の方を含めてＩＭＡＸを楽しんでもらい、地域の皆さまに愛される劇場にしていきたい」と話した。