2022年2月、北京冬季五輪のフィギュアスケート団体女子SPで演技するROCのカミラ・ワリエワ=北京(共同)

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は26日、2022年北京冬季五輪のフィギュアスケート団体でカミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング違反による失格を受け、国際スケート連盟(ISU)が決めた順位変更について、ロシアとカナダのスケート連盟などからの提訴を受理したと発表した。

 ワリエワはロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員として出場した。順位変更によってROCは1位から3位に落ち、2位の米国が1位、3位の日本が2位に繰り上がったが、カナダは4位のままだった。ロシア側は優勝、カナダは3位を求めている。(共同)

無断転載・複製を禁じます